えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

毎日同期のK通信M君東京より来る

2022年07月17日 20時46分18秒 | サンチョパンサ
 みなさん こんにちは

 毎日新聞同期入社で社会部で一年間一緒に働いたM君が先日訪ねてきてくれました。40年近く前、毎日新聞に臨時採用で8月に入社しました。その当時、正規の4月入社だけでなく、退職者が出るなどで欠員が生じた際に、その都度社員を募集していました。彼もその8月入社組。その年の大阪本社配属約15人中5人がその8月組です。入社時には5人で研修を受けていますので、彼とは同期中の同期です。当時、正規4月組の入社試験の競争倍率は50倍は下らなかったでしょうが、8月組は15倍ほど。そんなことから、8月組5人の中では「おれらはモグリやな」と自虐していました。

 私が毎日を辞めた年に、彼も退職。私は家業を継ぎましたが、彼は同業他社のK通信社に転職。この30年ほどの間に私が東京出張した際など2、3回は会ったでしょうか。それ以外は年賀状のやり取りだけ。私が今年初めに事業譲渡の案内を彼にも送ったのを気にしてくれて、今回彼が大阪出張の合間を縫って会いに来てくれました。

 彼もこの春に役職定年を迎え、今は一線を退き会社の改革を進める事務局長の肩書です。事業譲渡に至った経緯、これまでのお互いの歩んできた道、はたまた30年前の当時の思い出、同僚、先輩の今の様子、そして将来のことなどなど話すことはつきません。2時間ほど30年前に戻って楽しい話が続きました。

 大阪生野今里まで来てくれたので、近鉄今里駅徒歩15秒のステーキハウス
  せっかくなのでランチで一番高いのを注文。ここのお肉、いつ食べても焼き方が抜群です。周りが香ばしく、中からは肉汁が出る赤身。そして国産ヒレ肉のような歯ごたえ。肉は80グラムですが、お昼にはちょうどよいぐらい。1500円の価値は十分あります。詳しくは以下のホームページをご覧ください。


これから先は宣伝です。
 造花のことなら、大阪で100年の歴史を誇る造花輸入問屋の(有)ニューホンコン造花へ。卸専門です。
装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒(シキビ、しきみ)、榊(サカキ)など仏花、神様用造花まで扱っています。
 (有)ニューホンコン造花・営業本部  〒581-0845 八尾市上之島町北5-32-2
 TEL 072-923-5587 FAX 072-996-4187  ホームページ http://nhkf.jp  E-mail info@nhkf.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひょうたんやさん

2022年07月17日 14時46分18秒 | 本・セミナー
 みなさん こんにちは

 昨年末、お得意先様からご著書をいただきました。大分でひょうたんづくりに励んでいらっしゃる溝口ひょうたん本舗会長溝口栄治さんの半生記です。
前文にはこう書かれています。「地元商工会に参画、経営研究会を創出し若手経営者を結集。県や時の首相まで巻き込み、学者の唱えた『内発的地域振興策』を『ムラおこし』に昇華させ、一村一品運動とコラボし、『地方の時代のトップランナー』として全国を席捲」。
 これだけでも読みごたえがありますが、本業のひょうたんづくりへの取り組みも見逃せません。国産の天然ひょうたんを使って、種抜き、乾燥などの処理から加工まで一貫して量産しているのは国内ではもうひょうたんやさんだけになっています。その伝統工芸への真摯な姿勢はものづくりに関わる方だけでなく後塵を拝する者にとって手本になります。
 一読をお薦めします。但し非売品です。ご興味お持ちの方は司元までご連絡ください。

 下はご著書を贈ってくださった溝口さんへのお礼状です。長文です。よければご覧ください。昨年末に送ったのを少し変えています。あしからず。

 拝啓 師走の候、ますますご清祥のことと存じます。
 この度は奥様に、溝口様のご著書を贈っていただきありがとうございます。
早速拝読させていただきました。「ムラおこし」が、溝口様の提唱されたこと、そしてそれを先頭を切ってご実践されていたことを初めて知りました。驚くばかりです。何十年も前からお取引きいただいているのに、存ぜず恐縮します。そして敬服いたします。
 私の住む大阪生野は町工場の集まるものづくりの町です。20年ほど前、その生野の町工場は、中国からの廉価品に押されて疲弊していました。当社の造花も中国からの輸入品でもあるのですが。その生野を再び活気あるものづくりの町に戻そうと、地元の異業種交流会の中で奔走した時期がありました。ものづくりにデザインを取り入れて世界ブランドを作っているイタリア・ミラノをお手本に、「生野を日本のミラノに」と取り組みました。町工場の技術を結集しデザイン性にあふれた自転車を作り、ミラノの国際見本市にも出展しました。しかし、本当にうまくいき、今につながっているかというとそうでもありません。もしその時期に溝口様のご教授を受けていたら、また違った方向に進んでいたでしょう。
 溝口様と同じように、私も三代目として家業を継ぎました。育ててくれた父親を手伝いたいとの気持ちからでした。ご著書を拝見しますと、溝口様は家業に戻られた時から、「地域がよくなる」、「ヒョウタンの高品質化」と大志をもってお仕事に取り組まれていたご様子。当時、そんな志を教えていただいていたら、今のニューホンコン造花も全く違った成長を遂げていたかもしれません。
 亡き父から、安心院のU様とのお取引は溝口様のご紹介だと聞いていました。U様との親密な御関係も伺い知れ、その経緯に納得しました。また、うちの造花をお使いいただいている切子灯籠の技法や現状もわかりました。
 なにより、現社長の娘さんに口伝されている「人にだまされてもだましてはいけない」、「自分の会社だけがよくなるのでなく地域がよくなるように」などの溝口様の実践から生まれたお言葉は、心にしみてきます。私がまだまだできていないことです。今年61歳になり、経営をそろそろ次代に渡す時期になってきました。経営者としては残り少ない期間ですが、この二つの言葉を刻んで仕事に取り組みたいと思います。
 ご著書を贈っていただき、本当にありがとうございます。勝手ですが、これまでの長年のお取引きでの関係にもまして、このご著書で溝口様とお近づきさせてもらえた気分です。ありがとうございます。奥様にもこの感謝の気持ちをよろしくお伝えください。
 年末に向かうにつれ寒さも増してきます。皆様方に置かれましては、お体ご自愛いただきますように。
                               敬具
 二〇二一年一二月六日

溝口栄治様

 これから先は宣伝です。
 造花のことなら、大阪で100年の歴史を誇る造花輸入問屋の(有)ニューホンコン造花へ。卸専門です。
装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒(シキビ、しきみ)、榊(サカキ)など仏花、神様用造花まで扱っています。
 (有)ニューホンコン造花・営業本部  〒581-0845 八尾市上之島町北5-32-2
 TEL 072-923-5587 FAX 072-996-4187  ホームページ http://nhkf.jp  E-mail info@nhkf.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする