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平和朗読劇「広島第二県女二年西組 ~原爆で死んだ級友たち」

2023年03月27日 14時46分18秒 | ドンキホーテ
 みなさん こんにちは

 広島で原爆被爆した女学生の最期を伝える朗読劇が3月18日、大阪・枚方であり、知人が出演していて観に行きました。広島第二県女二年西組の教員生徒39名は1945年8月6日、爆心地500メートルの場所で勤労奉仕中に被爆。13-14歳の生徒35名と教員3名が亡くなりました。生き残ったのは生徒たった一人です。体調不良で当日勤労奉仕に参加せず助かった生徒が亡くなった縁故者を訪ね、その彼女らの最期を記した「広島第二県女二年西組」が原本です。

 クラスの級長だった生徒は、被爆し全身やけどを負って瀕死の状態の中、「先生、最後の点呼がしっかりとれませんでした。すみません。」と謝りながら亡くなっていきます。
 当日、体調が悪いので母が行くのを止めるのに、「お国のためじゃ」と言って出て行き被爆し亡くなった子は何人もいます。
 8月15日の夜に、在日朝鮮人が街に出て日本の敗戦を喜ぶ姿を見て、「朝鮮人は喜んで併合されて、日本人になったことを誇りに思っている」と習ったことが嘘だったと、女生徒が気づく場面も出てきます。
 本の中で著者は勤労奉仕で被爆し亡くなった女生徒が靖国神社に祭られ、「これで子どもも報われる」と喜ぶ父母に、割り切れなさを感じます。

 広島の被爆者体験者はどんどん亡くなられていきます。核兵器廃絶は、女生徒のように被爆し亡くなった過去の人たちの希望です。その希望を私たちは全力で叶える努力をしないといけない。そして我々の時代にできなかったとしても次代に引き継いでいかないといけません。そのためのよい朗読劇でした。朗読劇は終わりましたが、ぜひこの本を手に取ってみてください。そして、核兵器廃絶にできることをし、また次の世代に引き継いでいってください。この子たちの希望を叶えるためにも。
 「広島第二県女二年西組」(関千枝子著、ちくま文庫)

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コメント (2)
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