えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

吉村誠司さんが中国・成都へ

2008年05月14日 23時46分47秒 | ドンキホーテ
 先日の日記で、「ミャンマーに向かう」とお伝えしたヒューマンシールド神戸の吉村誠司さんが急遽、大地震に見舞われた中国・成都に出発すると、メールが届きました。

 そのメールに「瓦礫の中を思うと、心が痛い」と。成都の後取って返して、カンボジアへ、そしてさらに「ミャンマーのサイクロン被災地も忘れてはいけない」と、ミャンマー行きも視野に入れられているようです。

 吉村さんのようには出来ないけれど、私に出来ることを少しでもしよう。温かい生野の家から。

 以下吉村さんからのメールの転送です。

【中国成都へ】吉村誠司の地球日記

ミャンマー大使館へのビザ申請を提出した直後に
中国四川省での大地震の一報が入る。

瓦礫の中を思うと、心が痛い。
初動での動きにつながればいいが
明日、機材をそろえ相棒と二人で成都に向かう。
http://chikyunikki.spaces.live.com/

カンボジア行き前には帰国の予定。
出来ることは限られているが、
一人でも助けられる支援となればとの思い、
間に合えばいいが・・・


・・・・・

詳しくは吉村さんのブログ「吉村誠司の地球日記ブログ」をご参照下さい。
吉村さんのブログは時々文字化けします。更新したり、再アクセスするとうまく見れます。

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母の日はピンクのプリティローズ

2008年05月13日 11時47分05秒 | ニューホンコン造花(広告記事です)
 一昨日の母の日、娘から妻へのプレゼントはピンクのカーネーション、その名も「プリティローズ」。カーネーションなのに、ローズとは驚きですが、花がローズに似ていると言えば似ています。
 妻、
 「プリティローズは(プリティな)私にぴったりやわ」

 そして朝起きたら、お風呂も掃除してくれていたそうです。
 妻、
 「(娘は)まるで小学生みたいやね」
 
 当社の造花・カーネーションも母の日前にたくさん出荷しました。今年はカスミカーネーションと新カーネーションスプレーの二種類のスプレーカーネーションが売り切れました。

造花のことなら、大阪で90年以上の歴史を誇る造花輸入卸問屋の(有)ニューホンコン造花へ。卸専門です。装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒(シキビ、しきみ)、榊(サカキ)など仏花、神様用造花まで扱っています。

(有)ニューホンコン造花のホームページです。
 http://nhkf.jp

元新聞記者が明かす 小さな会社 マスコミデビューの法則」(岡田 光司著、1500円 ISBN4-86000-104-4 C2034 ¥1429E)、梅田・旭屋書店で好評発売中 


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万感の思い

2008年05月12日 23時29分55秒 | コリア
 大阪商工会議所東成・生野支部異業種交流会フォーラム・アイ(FI)の仲間で在日二世の高さんが友人の新井さんと二人で韓国周遊自転車旅行を始められた。月一回、何回にも分けて韓国を一周する息の長い計画です。その第一回ツアーを終えた報告会が一昨日ありました。写真左が高さん、右が新井さん。

 今回はプサンへフェリーで渡る現地二泊の旅。年上の高さんは新井さんを「チョンテ(韓国名)」と呼び、新井さんは高さんを「ヒョン(兄ちゃん)」と呼び、お二人ともその呼び方でさえ楽しめた旅だったそうです。

 その旅の詳しい様子は高さんの「鳳@bobgのpage」をご覧下さい。

 新井さんが初めて父親の生家のあった場所を訪ねたくだり、
 「柿の木が植えてあるその住居跡から村を眺め、ウリアボジ(私のお父さん)は、一旗上げてやろうと、85年前に日本への思いを募らせたのだろうと思いながら、目の前一面に広がる田畑を見渡してきました。」
 と語られています。

 帰りのフェリーに向かう車中は涙が止まらなかったと。
 そしてその口から「在日でよかった」との言葉が漏れました。

 その涙と言葉のほんとうの意味は、私には推し量りようもないのでしょうが、新井さんの万感の思いがそこにあるのは伝わってきます。

これから先は宣伝です

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ヒューマンシールド神戸の吉村さんがミャンマーへ

2008年05月11日 16時02分22秒 | ドンキホーテ
 地球上に困っている人がいるとどこへでも助けに向かうヒューマンシールド神戸の吉村誠司さんがサイクロンで大被害が出ているミャンマーに渡航する準備をすすめています。

 犠牲者は10万人を超えるとも伝えられ中、軍事政権下の同国での民間援助は困難を極めるでしょうが、それでもあえての「救援」です。

 以下、吉村さんからのメルマガをご紹介します。

【サイクロン被災地へ】吉村誠司の地球日記
■中越被災地からサイクロン被災地へ
■カンボジア学校建設費用が不足!
■2008年度賛助会員募集中!!



●メルマガのご無沙汰をお許しください。
昨年の中越沖地震~秋田豪雨、豪雪の長野と
活動を続けて参りました。柏崎では、2軒目の寺院の
曳きお越し作業への寄付集めに動いていました。

さてミャンマー(ビルマ)を直撃したサイクロンの
被害状態が報道されつつあります。
被災前後の衛星写真を見ても、デルタ地域の
水没した地区の被害状況はひどく、インドネシア・アチェ州での
津波被災地の様子を思い出します。

海水に浸かった田畑の復旧にはかなりの時間が
かかり、再建への道は遠く、家族を失い
かろうじて助かった方々の心の傷は大きいだろう・・・

現地で活動していたNGOの仲間からも
情報を集めながら、先週ミャンマー大使館に
ビザ申請について問い合わせを開始。
(NGO団体によってビザが下りています)

大使館より活動についてのFAXを要請されたので、
過去のスマトラ沖地震・津波やパキスタン地震での
活動内容などをミャンマー大使館に送信して
申請書類をそろえ12日に入国ビザの申請を行います。

同時に、アウトドアメーカーや復旧作業の為の
工具メーカーにも支援の要請を打診開始。
蚊帳つきのテントは、マラリヤ蚊の襲撃を防ぐことが
出来て、移動も楽とインドネシアやパキスタンでも重宝されました。

●今後の予定

!)5月26日から学校建築打ち合わせと下見で
カンボジアに入る予定があるので、その後でタイ経由で
ミャンマー・ヤンゴン行きのチケットを予約。

入国が出来ない場合、バンコクで情報や物資を集め、
現地に入っているNGOの後方支援を行う。
(バンコクには、アフガニスタン支援関係で一緒に活動をした
タイのNGOや医師の方々がいるので連携する予定)

!)入国が可能になった場合、
被災から4週間目の頃に現地に入ることで、
緊急の初動から次の支援の段階となるが、
テントや簡易住居作りなどのニーズが沢山ある。

!)人道支援のNGOの入国が難しいという情報もあるが、
過去の海外支援の経験から、少しの義援金でも
中長期での顔と顔のつながる支援を目指して活動する。

バングラデシュのサイクロン被災地もまだ大変・・・・

どうぞ、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。(転送歓迎)

ヒューマンシールド神戸 代表 吉村誠司
(山上は再び降雪の長野事務所より)
william_seiji@hotmail.com

カンボジアでの学校建築についても、燃料、建設コストの増加によって
約200万円不足しています。パキスタンやフィリピン支援に同行して
くれた仲間の意向でカンボジアでの学校建設計画と寄付がありますが、
不足分につきまして、ご支援、ご協力くだされば幸いです。

●○●○●○義援金、活動カンパのお願い●○●○●○

【郵便振替】 00980-7-264796
口座名 「ヒューマンシールド神戸」
通信欄 「サイクロン被災地支援・活動カンパ」
      「カンボジア学校、賛助会員」等明記ください。

【銀行口座】 三菱東京UFJ銀行 明石支店
        普通 4576874
口座名 「ヒューマンシールドコウベ ダイヒョウ ヨシムラセイジ」

振込み手数料のご負担をお願いいたします。
上限10%を通信、運営事務費とさせていただきます。
銀行振込みで使途指定や領収書(税の寄付控除はありません)
が必要な方はメールかFAXで連絡先を教えてください。

■2008年度の賛助会員も募集しています。
年/個人5,000円、学生3,000円

最後までお読みくださりありがとうございます。
カヌーや山岳ガイドもやりたいが・・・・(よしむらせいじ)





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ヒューマンシールド神戸
〒389-1304
長野県上水内郡信濃町大字野尻479-75
090-3247-0055 FAX 026-258-2330
william_seiji@hotmail.com
http://chikyunikki.spaces.live.com/

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アートネジ

2008年05月10日 15時16分59秒 | フォーラム・アイ
 大阪商工会議所東成・生野支部異業種交流会フォーラム・アイの例会があり、会員で「アートネジ」を発明された「川端ネジ製作所」の川端謙二代表が、アートネジ誕生の秘話を話されました。

 アートネジ。カラーコーティングしたり、トーテムポールの形状、果ては漆塗りのネジまで、機能一辺倒のネジに「遊び心とデザイン」を持ち込んみました。写真は香水瓶を除いて全てネジです。

 同社のコアは工業用ミシンやレントゲンの精密掘削ネジの製造。そのコアを大事にしながら「真面目に遊んでいる」。川端代表の言葉からは「ネジ」への熱くて真摯な思いが伝わってきました。

 
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トリップオブラブ

2008年05月09日 23時28分31秒 | 我が家
 妻と娘が「トリップオブラブ」を観劇した帰り、二人で喫茶店でお茶を飲みました。

 会計で店員が、
 「お勘定はご一緒でよろしいでしょうか」
 と尋ねました。

 妻の機嫌がよくなった理由はお分かりでしょうね。

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アジア図書館へご協力を

2008年05月08日 23時07分20秒 | ドンキホーテ
 図書館活動を中心にアジアと日本の交流を続けてきた「アジア図書館」が困っています。

 先日、緊急支援のお願いが届きました。一つは人的な協力です。財政の建て直しから、図書館を移転縮小しました。その作業が続き、ボランティアを募集しています。もう一つは寄付のお願いです。会費・カンパの不振、移転に伴う一時的な支出増に対応するためです。

 1981年の発足以来、図書館活動、語学スクール、文化イベントを通じアジアの人達との交流を進めています。大きな目標は大阪にアジアの図書を集め交流の拠点ともなる本格的なアジア図書館作りです。資金の困窮は年来のことのようですが、今回は「大苦戦」とありました。

 すぐ協力というのでなくともホームページをご覧頂くとか、アジア図書館へ足を運んでいただけると嬉しいです。
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なったらええねん

2008年05月07日 19時42分11秒 | 我が家
 家族六人が揃って夕食です。大学教授の話になりました。

 息子、
 「大学教授っていくらぐらいもらってんねんやろな」
 私、
 「年収○○○○万円は越えるやろ」
 息子、
 「ええな」
 私、
 「なったらええねん」
 息子、
 「でもな、なんのん難しいしな」
 私、
 「大丈夫や、司元の息子やし」

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JR大阪東線

2008年05月06日 16時38分05秒 | 大阪、生野
 先日オープンしたJR大阪東線に父と二人で乗ってきました。
 
 貨車専用の城東貨物線を旅客用の線路に改修したもので、その名の通り、大阪の東側を南北に走ります。

 永和から南に下って久宝寺で折り返し、終点の放出まで、再び南に下り永和を通り越して俊徳道で降りました。ぐるっと一周と一駅、乗っていた時間は30分ほどでしょうか。
 
 若い頃、沿線辺りをテリトリーにしていた父はどうしても乗りたかったようです。しかし実際乗ってみると、景色は少し変りますが、大阪の町は大阪の町。あまり驚きはなかったようです。

 それでも放出駅では、
 「昔はここから国鉄の貨車便を出していて、よく造花をここまで運んだ」
 と40年も50年も前のことを思い出していました。

 一年半ほど前に、地下鉄今里筋線も開業しており、父はこれにも乗ってみたいと言います。景色の見える大阪東線でさえこんなもの、ましてやトンネルばかりの地下鉄。ほかの地下鉄と代わり映えはしないと思うのですが。

 それでも、乗れば乗るだけで満足するんでしょうね。
 また連れて行きましょう。 

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「父」を壊す

2008年05月05日 23時00分30秒 | 我が家
 ゴールデンウィークに「父」を壊した。

 屋上ベランダ南東角に手作りの温室がある。父がそのベランダでアヤメやヒマワリなどの花やネギ、トマトら野菜のミニ園芸をしていて、温室はその植物の越冬用に父がこしらえた。
 しかし、3年前に父が脳卒中で倒れてからは誰も世話をせず、20個以上もあるプランターや花鉢もそのほとんどが雑草の棲家。温室も朽ちかけてきていた。
 ベランダ階下の部屋で雨漏りがし、温室を潰さないと防水の修理が出来なかった。ただ、温室を壊すのは一仕事、半年ほど気になりながらもほっていたのをこの連休に思い切って、温室の撤去とベランダの片づけをした。
 
 最高気温が30度間際まで上がった3日の土曜日午前11時から作業を始めた。温室は一寸幅の角材に半透明の塩化ビニールの波板を打ち付けた幅2メートル、高さ1メートルほどの長方形。風雨で角材ももろくなっていて、角材同士をくぎで打ち付けた四隅の角はくぎ抜きや金槌を使わずともマイナスドライバーでこじると外れた。これは案外早く片付きそうだとたかを括った。

 少しすると急に作業のスピードが遅くなった。波板が角材に10センチ間隔ほどで丁寧に釘で打ち付けてある。さらに補強のために胴周りに角材を一巻きしている。その数およそ200、その釘を外すのがたいへん厄介だった。

 もろくなったとはいえそこそこの強度のある角材ならその角材の縁をテコの支点のようにしてドライバーでこじれば、外れる。しかし、塩ビの波板はドライバーをテコのように使おうとしても柔らかすぎてドライバーがめり込み変形するだけ。少し劣化して硬くなっている波板の所は波板そのものが破れてしまい、いずれにしても釘は外れない。で、ドライバーで釘の頭以上の穴を無理やりこじ開けるか、その穴を開けるのさえ難しい所はペンチで釘を引っこ抜く、それもだめならカッターで切って無理やりはがす。様々な方法を使って一箇所一箇所、打ち付けられた釘から外していかないといけなくなった。

 あにはからんやである。

 あっという間にお昼になった。その昼食時。

 父、
 「バールでも使わんとあかんで」
 私、
 「木もろなってるから、マイナスのドライバーでこじたら外れる。それより、波板に釘がいっぱい打ち付けられていて、それを外すんがたいへんや」
 父、
 「波板なんか木につけたままでもゴミ屋は持って行きよる」
 私、
 「木につけたままやってみ、どんだけ大きいか。少なくとも三方のうち一方は外さんと角材に波板巻いて小さあもでけへん」

 父は思い通りに温室を作ったのに飽き足らず、潰し方まで指示してくる。 

 昼ごはんを早々にすませ、作業に戻った。

 200の釘を一個一個、それも状況に応じて道具をやり方を変えながら外していった。無理にドライバーを使うせいか、しまいにはドライバーも曲がってきた。

 さらに作業を進めると、空っぽだと思っていた温室の中から鉄のアングルで組んだ花鉢台が出てきた。四隅をボルトしっかりと止めてあるのだが、そのボルトが錆びていてモンキーで回そうとしてもうまく行かない。粘り強く時間をかけて外していくしかない。こちらもたいそう手間取った。汗だくになった。

 まるで壊されるを嫌がっている「父(の温室)」が抵抗しているようだ。

 解体し終えてからも、「抵抗」が続く。角材には釘がたくさんついたまま。ぞんざいに扱うと、手に釘が刺さって怪我をする。一本一本丁寧に束ねないといけない。

 解体作業を終えたのは午後3時ごろ。結局3時間半かかった。

 

 それから荒れたままになっていたプランターや花鉢を整理した。3年間も水をやっていなかった20数個の内、アロエ一鉢だけまだ命を持ち続けていた。たまたま花鉢の下三分の一ほどを花皿が覆っていて、自然の雨水がそこに貯まり、その水を頼りに何とか3年間持ちこたえたようだ。花まで咲かしている。この種の植物は、生命の危険を感じた時に花を咲かせるとを聞いたような気もするが、それが本当なら、このアロエもすんでのところだったかもしれない。

 

 二鉢だけ耕し、一昨年に友人らからもらったままになっていた「幸せの朝顔」と種にハートマークの模様のある「ふうせんかずら」をそれぞれのプランターに蒔いた。その鉢の横に、造花ヒマワリを添えた。

 

 防水修理もふくめ全ての作業を終えたのは4時前。5月の高い陽も傾きかけていた。
 
 「父(の温室)」を壊したのは壊すのが目的ではなく、防水修理のため。
 最初は簡単に壊せると思ったが、あにはからんや、苦労した。
 ぞんざいに壊そうとすると、怪我までしそうになる。
 きれいなったベランダのプランターには新たな花が咲くに違いない。
 父の育てていたアロエも命を保ち続けていくだろう。


 この「父」を壊す作業。父から引き継いだ(有)ニューホンコン造花の経営と似ている。
 


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造花仏花を本社に搬入

2008年05月04日 20時13分58秒 | ニューホンコン造花(広告記事です)
 これから徐々に、仏花造花のシーズンに入っていきます。まずは様々な仏花造花を仕入れてお盆までの需要に備えます。この5月がもっとも在庫の増える時期です。八尾の流通センターだけでは収まりきれず、生野の本社にも商品の仏花造花を積んでいきます。

 先日、事情でトラック2台分の商品を引き取った時に、ついでに流通センターから本社に仏花造花を運びました。トラックを借りるのだから、同じ日に仏花造花も運んでしまえば、一気に片付くしトラックのレンタル代も一回分ですみ助かる、との判断からです。

 その案を出してくれたのは当社で一番の若手のS主任です。商品の引き取りだけでも大変なのに同じ日にさらに八尾→生野と商品を運ぶ仕事を増やすのはもっともっと大変なことになります。もしかしたら夜遅くまでかかるかもしれませんでした。それでも会社全体のことを考えて、あえて「しんどい」提案をしてくれました。ほかの社員もその提案に賛同してくれました。

 最近、社員に「経営者の感覚で仕事をするように」とお願いしていますが、S主任の提案はそのものでした。

 写真は造花仏花でいっぱいになった本社1階。
 
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FIの仲間が関テレのドキュメンタリーに出演します

2008年05月03日 18時01分58秒 | フォーラム・アイ
 大阪商工会議所東成・生野支部異業種交流会フォーラム・アイ(FI)のものづくりの仲間が、明後日5月5日午後2時7分からの関西テレビ・ドキュメンタリー番組「生野から世界へ~ものづくり異業種交流奮闘記」に出演します。
 
 1ヶ月にわたる取材を通して、生野の零細町工場の奮闘を伝えるようです。ヘラ絞りの吉持製作所、金属加工のモリヤス・アイアンワークス和紙商小野商店らが出演します。

 1時間近い番組です。生野のものづくりがどんな風に取り上げられているのか。たいへん楽しみです。

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みんなが助けてくれたから

2008年05月02日 14時18分34秒 | ニューホンコン造花(広告記事です)
 きのう、ある事情で4トントラック約2台分の造花やクリスマス装飾品を引き取りました。

 保管されている東大阪の倉庫から当社の八尾流通センターまで、借りた4トントラックで2往復しました。倉庫から倉庫へ単に運ぶだけでなく、色数を含めると100種類以上の商品の仕分け、サンプル出しと、たいへん煩雑な作業です。社員総出でかかりました。

 これまでなら私が指揮を執るのですが、今回は流通センターのN主任に任せました。第一便のトラックから荷を下ろして作業を始めた時はとっても混乱しました。しかし、仕分け方など皆がいい意見を出しあい、そのように進めるとうまく運び、予定よりもたいへん順調に全ての作業を終えられました。

 引き取った半分は造花・スイトピーや造花・カーネーションなどの季節もの。もう半分はクリスマスや正月用のデコレーションでした。そこそこ良い商品もあります。近いうちにはリーゾナブルな値段でお客様にご紹介できそうです。

 N主任はこういう任され方をしたのは初めてでしたが、たいへんよく出来たリーダーぶりでした。作業を終えたN主任に、
 「ご苦労さんでした。ようできてたな。どうやった」
 と声を掛けると、
 「いえ、みんなが助けてくれたから」
 と、言やよし。


 
 写真はその中の「バルーンスノーマン」。バルーンにぶら下がったスノーマンが電池で動きます。

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輪島に行けたら

2008年05月01日 20時04分44秒 | ドンキホーテ
 世界中で助けを求めている方を救助しているヒューマンシールド神戸の吉村誠司さんが、自身の「吉村誠司の地球日記ブログ」で以前、「能登半島地震以降、観光客が減って地元が困っている」と書かれていました。

 先日、地域の委員会合があり、秋の委員懇親旅行の行き先希望を聞かれました。私、
 「輪島なんかどうでしょうか。能登半島地震以降、観光客が減って困っていると聞きます」

 ほかにも山陽や中部方面の希望も出ました。どこになるか分かりませんが、こんな発言も「私に出来ること」のひとつです。
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