えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

まん丸お月さんを取りに行く

2020年10月02日 14時46分18秒 | お花
 みなさん こんにちは

 昨日は中秋の名月。ちょっとした用事で午後6時半ごろに家を出ると、東の空にほんのちょっぴり黄味がかったお月さん。お家やビルの先に上っているので、一層大きく見えます。

 「まんまるお月さんを取りに行く」という孫を自転車の後ろに載せ、東に向かってこいで行きました。いくらこいでもお月さんが近寄ってこなくて、孫は不思議そうな顔をしだしました。数百メートルこいだところで、東の空のお月さんがお家の屋根に隠れて見えなくなりました。

 孫、消えちゃった
 私、そろそろ帰ろうか
 孫はうんとうなずきました。
 3、4年前、孫が2歳か3歳の頃のお話です。中秋の名月を望みながら思い出しました。

 9時過ぎに帰り着くと、すでにお月さんは東から南の空に上ってきていて、二階の南窓からしっかりと愛でました。窓辺には妻が飾った月見のお団子とお花。すすきに赤紫のりんどう、白ピンクのコスモス。秋の夜風がそよぎます。

 写真に撮るとお月さんが土星の輪のように広がりました。

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 (有)ニューホンコン造花・営業本部  〒581-0845 八尾市上之島町北5-32-2
 TEL 072-923-5587 FAX 072-996-4187  ホームページ http://nhkf.jp  E-mail info@nhkf.jp
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日本古代中世の女性と仏教

2020年10月01日 14時46分18秒 | 本・セミナー
 みなさん こんにちは

 先月半ばに、関西大学飛鳥文化研究所と奈良・明日香村教委が主催する飛鳥史学文学講座「日本古代中世の女性と仏教」を聴いてきました。この日の講師は同大学文学部長の原田正俊教授。原田先生には申し訳ないけれど、はしょってお話すると、「飛鳥時代には国分寺と同じように国分尼寺が各地に設けられ、尼の社会的地位も高かったが、9世紀以降にその地位が低下。しかし中世において禅宗や律宗が尼を積極的に登用、尼寺は増加した。」と。中世以来の女性蔑視感「五障三従」(女性には穢れがあり、親夫子に従う)も語られ、今の日本社会の女性差別の一部をも紐解くお話でした。

 それにしても、知っている人は知っているんでしょうが、辰巳琢郎を輩出した劇団そとばこまちが能楽作品の「卒塔婆小町」から来ていたとは驚きました。ちなみにそれは、「小野小町が朽ちた卒塔婆に腰掛けるほどの乞食となり、若かりし頃に袖を振った四位の少将の霊に苦しめられる」そんな場面が登場する演目です。

 この飛鳥史学文学講座、本来は4月の開講で毎月一講座が開かれるはずでした。しかし新型コロナウイルスの影響で4、5、6月と休校になり、7月から再開しました。私は3月以来半年ぶりの受講でした。先生方の喋りがうまく、今日のそとばこまちのように本筋から離れたことまでも思い起こさせてくれるのが楽しみです。

 毎月1回年12講座で、会費はたった5000円です。ご興味お持ちの方は司元までお問い合わせください。今月は11日(日)に関西大学文学部の乾善彦教授が「日本書紀の日本武尊と古事記の倭建命」を読み比べます。

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