NHKBSドラマ『定年女子』を見ています。深山麻子(南果歩さん)は、大手商社の部長だったのですが、会社の都合で役職定年を言い渡され、配置転換になり、しばらくはその部署で頑張るのですが、邪魔者扱いにされてしまいます。その後、退職する決意をし、辞表を出します。退職後、職を求めて多くの企業を受けるのですが、どこにも採用されずに、1社だけ採用された葬儀会社に勤めることになります。彼女の大学時代の友人4人もそれぞれ悩みを抱えていて、キャビンアテンダントの友人は年下の同僚に目の下にクマがあるのを指摘されそれが引き金で辞職することになったり、小学校の教頭をしている友人は母の介護と仕事の両立で大変そうです。53歳の麻子の再就職はいくら経験があっても邪険にされてしまうご時世であることを痛感しますが、麻子が何度も挫けても立ち上がろうと頑張る姿に共感が持てるドラマです。麻子の友人たちに起こる様々な出来事や出来ちゃった婚で結婚した麻子の娘葵や麻子を取り巻く元夫や元姑などとの家族との関係なども描かれている見ごたえがあるおもしろいドラマです。今後の展開が楽しみです。
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