TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

ヨシタケシンスケ展かもしれないその2

2022年08月10日 | 旅日記

8月6日、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を見学したときの続きです。

地下1階の展示室も見学しました。「こちょこちょ」という表現がいいですね。

各絵本ごとに何枚か展示されていました。

ヨシタケシンスケさんの小さい頃から現在まで思われていたことを年齢ごとに表現されていたアイデアがとてもおもしろかったです。書かれていた文章を読むとメッセージも伝わってきたから不思議でした。

ヨシタケシンスケさんの人生のそれぞれの時点で思われていた「かもしれない」を見て歩いていたらこの展覧会の主題は「かもしれない」だった「かもしれない」と思いました。

地下1階の出口付近では「おわりに」と題して、ヨシタケシンスケさんのメッセージが書かれていました。

最後のお楽しみも用意されていましたよ。最後も「かもしれない」がふたつも書かれていました。

ショップに売られていた図録

ヨシタケシンスケさんの絵本は以前いた職場で何冊か読む機会がありました。ヨシタケシンスケファンがいつも多かったのを思い出し、どういうところが多くの人々を惹き付けているのだろうかと、この展覧会に来たらもっとヒントをもらえるかなと思って見学しに来ました。いつもいろいろな作家さんの作品に触れる度にその人気の源を自分なりに探る習慣がいつもしていた仕事の延長線上にありました。もうその仕事をすでに辞めていたのに、気になっていて確かめてみたかったからこの展覧会を見学してみました。ヨシタケシンスケさんの多くの人々の心を惹き付けるものの見方や考え方やアイデアの源にあったのが「かもしれない」だったからなのではないのだろうかとこの展覧会を見学してみて自分なりに勝手に納得してきました。「かもしれない」とは決めつけではなくって、いろいろな自由な世界や未来が広がっていて、いろいろな可能性がある「かもしれない」、何が起こるかわからないという「かもしれない」などの誰にでも起こりうるような普遍的な状況での「かもしれない」がいいの「かもしれない」ですね。読み手それぞれの「かもしれない」の世界と繋がって、知らないうちに共感させられたり、自分なりの世界をさらに広げていくような自らの世界を構築して行く楽しさやおもしろさを植え付けている「かもしれない」が人気の源だったの「かもしれない」ですし、「かもしれない」にはある種の優しさが籠っているエールだったりするのでしょうとも思いました。ヨシタケシンスケさんの人気の源のひとつを勝手に探り当てた気分になり見学を終えてきました。

美術館では約1時間ほど見学してきました。美術館を出るまで寒気が収まらなかったですが、美術館の外に出て、太陽がギラギラ照っていた伊丹駅までの道を歩いていたら元に戻ってきました。クーラーの直の風が当たる場所で10分いただけでこんなに体調がおかしくなったのでクーラーの冷たい強い風には当たり過ぎないように気を付けてくださいね。午後3時過ぎには帰宅しました。この日は不安定なお天気でしたが、天候が崩れて雷に遭わずに帰宅できてほっとしました。


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