TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

城崎温泉

2008年01月17日 | 旅日記
城崎温泉に行った。
今回は、駅から歩くこと、約30分。ときわ別館に泊まる。
手入れの行き届いた中庭が見える2階の部屋だった。
城崎に来たらやっぱり一回は外湯巡りということで
みぞれまじりの雨の中を傘をさし、下駄を履いて、
二つだけ入ろうということで
チェックアウトまでは旅館からもらえる無料の券をもって
旅館より比較的近い、御所の湯へ直行した。
連休の午後3時以降は宿泊のお客さんや日帰りツアーのお客さんなどで大混雑で
寒い外で7,8分くらい待たないと中に入れてもらえなかった。
旅館の丹前が薄かったので立っている間に風邪を引いた。
コートを着てきたらよかったと後悔する。
中の脱衣場や内湯も露天風呂も一杯ですごい人だった。
地元の人はこの時間帯がいちばん混むのを知っておられるのか
ほとんどが観光客のようだった。
旅館まで帰る間に冷えてしまったので鴻の湯にまた外で並んでから入った。
露天風呂はひとつだけあるのだが、小さいところに20人以上入っておられた。
外湯から戻って旅館のお風呂に入る。
外湯は混みすぎていたのでせわしかったが、
旅館の内風呂はきれいで立派なお風呂で、
ちょうどいい湯加減のお湯でゆったり浸かり、ようやく温泉気分が味わえた。
6時より、部屋で蟹スキをいただく。
蟹刺しがついていてこれは本当においしかった。
蟹スキの蟹も食べきれないほど付いていた。
うどんやお餅までついていて最後におじやをして食べた。
ときわ別館には初めて宿泊させてもらったが
最初、ホームーページでどんな旅館なのかを予約する前に見た。
他の旅館のホームーページよりよくあるお問い合わせとかに書かれていることが
すごく細かく結構厳しいことが書かれていたので
きっちりされた人が経営されているのではないかという感じがした。
実際宿泊してみて気が付いたことが少しある。
室内のテレビの上に夜10時以降はテレビのボリュームを下げて下さいと書いてあった。
当然のことなのだが、気が付く人はだいたいテレビのボリュームを晩遅くは
小さくして遠慮するものだ。
晩遅くまでテレビを大音響でかけたり、扉を思いっきり閉めたりとうるさい人が
隣室にいると落ち着かないし晩遅くに起こされたりする場合がある。
わざわざテレビの音に気をつけろと書いていても
気が付かない人は気がつかないのだろうが、
旅館として客の行動に注意書きを置くことも勇気ある行動のひとつになるのだろう。
早朝にお風呂に行くとフロントの傍にいつも旅館の人が立っておられて
ごゆっくりしてくださいませと通るたびに声をかけられる。
フロントの中に旅館の方がおられるのは多いけれど、
廊下にずっと立っておられる旅館はあまり経験がない。
細かいことをホームページにたくさん書いてあったけれど、
宿泊客の安全と皆様が気持ちよくくつろげるようにと
宿泊されている間はできるだけのお世話をしますという
旅館の心意気があってこそ細かくなったのだろうかとも思った。

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