TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

パンダ通

2008年01月19日 | 読書日記
パンダ通 黒柳徹子 岩合光昭 著 朝日新書
パンダ博士と言われるくらいパンダが大好きな黒柳さんと
パンダの写真集や動物の写真集をたくさん出しておられる写真家の
岩合さんのパンダの話が一杯詰まった本。
おじさんからもらったパンダのぬいぐるみがきっかけで
パンダを求めて世界中のパンダに会いに行くという情熱の持ち主の黒柳さん。
上野動物園に中国からカンカンとランランが贈られたときにも
羽田空港まで迎えに行かれていたらしい。
あのときは新聞記事のトップになったほどで
日本中がパンダ一色だったのを覚えている。
短い足とたれさがったお尻、内股で歩く動作がなんとも言えないくらい
かわいいと黒柳さんは言う。
確かに日本中で上野動物園にしかパンダがいなかったときには
わざわざ東京まで行ってパンダを見るために長い列に長時間並んだものだ。
立ち止まらないで下さいとせかされながらも数秒だけやっとパンダと会えたときに
この世にこんなにかわいい動物がいたのか思ったものだ。
パンダのことなら何でも知っておられる黒柳さんもパンダには触らないそうだ。
触りたいとは思うけれど触っちゃいけないんじゃないかなあという感じを
持っておられるそうだ。
岩合さんもそんな黒柳さんのことをさすがとほめておられた。
触るというのは自分のものにするということだから
パンダのことを考えていないのじゃないかということだった。
パンダの未来まで心を悩ます黒柳さん、パンダにかける情熱は本物だった。
最後のほうにはお二人の対談集も載せられていて
岩合さんに黒柳さんの顔がパンダに似ていませんかと言われていた。
カラー刷りの岩合さんのパンダの写真も愛苦しい。

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