トット・ベーネ日記

いよいよ75歳に突入、人生を楽しむのに定年無し。日常的に心に留めておく三原則を 動く。楽しむ。そしてぼちぼちと。

囲碁が教えてくれるものーその5

2010-03-31 | 全般・社会学習・その他・おいおい
琴棋書画

○ 石倉九段の話(NHK囲碁講座の「あなたも囲碁仲間」より)ー「囲碁をどうとらえて 学生に教えているか」については、
石倉九段は、東大の客員教授として囲碁を教えている。囲碁をどうとらえて学生に教えているのかについては、囲碁は確かに勝負事であるが、もう一つの側面として文化の側面があり、中国の古い言葉に「琴棋書画」というものである。これはお琴(音楽)、棋は囲碁のこと、書は書道、画は絵、この4つが中国では君子のたしなみされてきている。こ4つの中で音楽、書道、絵は学校の科目にあるが、囲碁だけは科目にない。勝負事やゲームということになっているけれど、囲碁は伝統ある文化になっている。日本でも古くから君子のたしなみとされてきたものである。囲碁をやることによってコミュニケーションがとれたり、バランス感覚を養ったり、全体を見る大局観を養うなどいろんな意味があってこれから学校教育にも入れてもらいたいと思っている。日本の古くからある文化であり源氏物語にも出てくるので、そういうことを理解してもらいたい。という話でした。自分が碁をするということもあると思いますが、かなり説得力があるぜよと思いました。




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