これが私の生きる道

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劇団、本谷有希子「来来来来来」(ネタばれあり)

2009年08月05日 23時29分06秒 | 演劇
今日は舞台を観に行きました。
下北沢まで足を運びましたがここに来る度、疎外感みたいなものに襲われます。
何かおしゃれじゃない人は来ちゃいけないんだぞって
暗に脅されている感じです。
通りにあるお店をみても、おしゃれの押し売りというのでしょうか、
被害妄想に襲われます。
東京ウォーカーで住みたい街ランキングで毎回上位にくるけど
ホームもせまいしゴミゴミしてるしどこがいいかよく分かりません。

会場は本多劇場という所でしたが思ったより舞台が大きい劇場でした。
席は前との感覚は広くてよかったのですが
椅子の幅がせまくて、隣がデ・・・恰幅のいい方だったので
その人とは逆の方にかなり寄っていたのに腕がたまに当たって不快でした。
前から2列目のセンターで位置的には最高の場所でした。

ロビーには「こんな人からお花が届きました」という貼り紙があって
色んな芸能人の名前がありましたが、
今年初めに吉本さんと共演した宮崎あおいさんの名前があったのが嬉しかったです。
でもやっぱりりょうには中井貴一とか佐藤隆太とか知った名前が多くて
格の違いを見せつけているようで
それに別に花をかざっているわけではないので
何のためにこういう貼り紙しているのかよく分かりませんでした。

今回はキャスト以外の予備知識は全く知らないまま見ました。
結果からいうとちょっとイマイチだったかなぁというのが正直なところです。
全体の流れより途中でちょくちょく入るセリフや動きの面白さに惹かれる方で
それが少し物足りなかったのかなぁと。
それは何より吉本さんの出番が少なかったのに起因しています。
吉本さんが出てきてしゃべるだけで笑える雰囲気があるのに
出てこないんじゃ仕方ありません。

松永さんもそういうものを持っていますが
車いすに乗ったあたりからそういうキャラではなくなってしまって残念です。
松永さんに関しては前の公演の「遭難、」では主役だったのに
今回はそうではないのでそれってどうなんだろうと感じました。
野球で4番を打っていたのにFAで大物がやってきて代打になりました、
って感じではないのでしょうか。
「遭難、」は今まで観た舞台で一番好きだったので余計にそう思います。

まぁそうは言っても気に入ったセリフもあって
「自分の好きなように生きた人の勝ち」っていうのにひどく共感。
周りに人に迷惑掛けようが構わない人の方が楽しく生きられるのは間違いありません。
「好きと嫌いはすごく似ている」っていうのはどうかなぁ。
認めたくないけどそういう一面もあるのかなぁ。

あとりょうが木野花さんにピストルで打つフリされた時、
「ぴょん、なんてね」ってよけるシーンとか、今こうやって書いてもイマイチだけど、
舞台上では面白かったです。
りょうはとにかく鼻が高かったです。
横からみたら自分の倍はあるんじゃないかと思った位です。
舞台上で並んで立つとやっぱり美形の質が違うと思いました。
演技も予想以上によかったです。

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