これが私の生きる道

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うんと幸せ

2009年08月17日 19時52分32秒 | 音楽
全然違う話を書くつもりだったけど
今日はこの話題にふれないわけにはいきません。
「さようなら一青 窈」と題した新聞広告掲載ですが
うちは朝日新聞を取っていないので
オフィシャルサイトからPDFをダウンロードして読んでみました。


これは毎度毎度のことですが
一青さんの書く文章は難しくて読解力がない自分には
一青さんの伝えたいと思っていることの半分も理解できていないです。
その中でも「期待しても無駄だと人間はあきらめがちになります
不安とは信頼していないということ 自分の次に信じるよ」
という一文に惹かれました。
歳を重ねるにつれて信頼することの難しさに度々遭遇します。
子供の頃に不安をほとんど感じていなかったのは
この世の中を信頼していたおかげだったのかとこの文を読んで感じました。

それにこの広告でも謳われている「うんと幸せ」の
無料ダウンロードですが
早速パソコンに落として、ウォークマンには転送しました。
6月のライブバージョンとのことで自分のあの場にいたんだと思うと
喜びも一塩です。
この前そのライブもBSで放送していて録画したけど
NHKにはハイビジョンで再放送してもらいたいです。
金銭的にな意味よりも無償の愛というのでしょうか、
その気持ちが何より嬉しいです。
今回のことを踏まえるとレコード会社を移籍したのも
自分の方向性を出したかったのかなぁとか思います。
ベストアルバムを出した時に、後からライブDVDを付けたりカラオケを付けたりと
ファンからみてもちょっとどうかなぁっていう売り方をしていて
そういう商業性とは真逆の無料ダウンロードということで
何かを伝えたかったというのは考えすぎでしょうか、
一青さんの限っては金銭面でのトラブルは考えられないし。



「うんと幸せ」特設ページとヤフーミュージックのインタビューで
知人の自殺について言及しています。
個人的には自殺に関しては否定的ではないですけど
知人などの自分の近しい人が自殺したら
影響は受けるだろうなぁと想像します。
心理的に近ければ近い人ほどその人の自殺を
食い止められならかった後悔は残るだろうし、
そこまでの関係でしかなかったのかという失望も味わうことになるでしょう。
そういった意味でも自分の為というより
周りの人の為に自殺はしてはならないのでしょうね。

あとこれからは「歌謡曲」を歌っていくということですが
これは大賛成です。
かねがねメジャーなアーティストで歌謡曲ができるのは
サザンの桑田さんと一青さんしかいないと思っているので
その方向性はいいと思います。
不思議なことにテレサテンとか台湾系の人の方が
日本の歌謡曲にあうんですよね。

インタビューでも言っていますが「ハナミズキ」からの卒業は
かねてから望んでいました。
とりあえず歌わなきゃ許されないみたいなプレッシャーを受けているって
雰囲気があって何か窮屈そうな感じはありました。
「指切り」とかはイメージと違うとか
パブリックイメージに縛られていた部分は強かったんでしょうね。

もしかしたらそれは現代社会の窮屈さにつながっている感じもします。
ルーズなのが必ずしも好きなわけじゃないけど
最近の息がつまる感じというのは異常に感じます。
もうお互い疑心難儀になっているというか
これから先この鬱屈さが加速していったらと想像すると
恐怖に感じます。
でも今の風潮に疑問を唱える人も増えてきたし
10年もすれば少し緩くなるような気もしますが。

話は逸れましたが、
なにはともあれ一青さんがこれからも歌い続けていってくれるのは
どういう形であれ嬉しいかぎりです。
今年中になんかイベントあるといいなぁ。

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