これが私の生きる道

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暗黒日記

2010年11月08日 17時42分54秒 | 思うこと
今日は相当、本音ばかりの日記で
自分のことはいつも以上に棚にあげてます。

昨日は宿直で、とは言っても日曜日なので結構ひまで
夜は日本シリーズでも見て楽しむか、って思っていたら
一昨日まで野球のことなんか全く興味なかった同僚が
なぜかはしゃぎはじめて、日本シリーズを観戦しはじめました。
千葉在住で、ロッテが勝てば地元でバーゲンがあるらしく
ロッテが点を入れる度、ギャーギャー騒いで
それを見るにつけ、こちらはどんどんテンションが落ちていって
4点リードされたし、もういいかなぁと思って
見るのをやめてしまいました。

そしたらあんな逆転勝ちでしょう、もうがっかりで。
日常的に野球の話とかして好きな人ならいいですけど
こういうときだけ勢いに乗っかってくる人って
何かすごくイライラします。
WBCのときもワールドカップのときもそうですが
こういう集大成的なそれが終わったら何も無かった様に
テレビ中継も見ないし、
ましてや試合を観に行くこともないのって
興味なくなったら
人間関係もすぐに切り捨てられる人なんだろうなぁって
自分も気をつけないとって思います。

今回の日本シリーズはとにかく中日投手陣がポカスカ打たれるのが楽しくて
特に吉見と浅尾が点を取られる度に
何度こぶしを握り締めたことか。
本当、今年は名古屋ドームでは全然勝てなかったですから
ジャイアンツはこのシリーズのVTRを
試合前に流すべきですね。
でもロッテの選手で巨人にきてレギュラーになれそうなのは
西岡と井口位で、4番のサブローですら代打で
やっとというメンバーで打ち崩すんだから
考えさせられるものがありますね、
秋期キャンプもいいけどこの試合を生で観に行った方が
勉強になると思うんだけどな。

そんなんで暇な仕事の合間に水島ヒロの話になって
他の現場に、昔小説の新人賞を貰った人がいて
「○○さんには水島ヒロの話題、できないね、あはは」
なんて話していて、ちょっとこの件について調べてみたんですけど
なんか胡散臭い話が色々出てきました。

このポプラ小説大賞というのが今回で5回目ですが
2~4回は大賞が出ていないんです。
賞金2000万円というのはこの類の賞では破格の値段ですが
初回以外出ていないこと、
来年からはそれが10分の1の200万に下がること、
審査員が自社の社員のみで外部の人がいないことなど
これらの話を総合すると
どうもこの美談を鵜呑みにすることはできないという印象です。

芸名でなくて本名で応募したというのが
この話の信憑性を高めた要因ですが
今の時代、ウキィペディアにも本名は書いてあって
社内で水島ヒロ本人と気づいた可能性はあるし
ポプラ社的には賞金2000万円出したところで
話題になれば本を売れるので損はしません。
1冊2000円で10万部売れれば2億円の売り上げです。
事実、これだけニュースにもなり
これ以上の売り上げは間違いないところです。

外部の審査員がいるわけでもないし
出来レースだとしても自社内の懸賞なので
何を大賞に選ぼうが
別に犯罪に問われることもなく
(別に優れた小説を選ぶ必要もなく、
売れる小説を選ぶのは営利企業としてはむしろ当然の選択だと思います)
これほど確実な売り方は他に知りません。
水島ヒロ自身はたぶん何の気なしに応募したと思いますが
本当の評価を知りたかったら
本名ではなくて完全なペンネームにすべきだったとは思います。

別にポプラ社にも水島ヒロにも嫌悪感はありませんが
今後これが出版されて普段小説を読まないような人が
それを買って読むのが一番、嫌です。
「1Q84」「ハリーポッター」「バカの壁」など
その時の旬のものだけ読んで
それを声高に自慢気に解説する人をみると
底の浅さがみえて、こっちが恥ずかしくなります。
案外出世している人でもこういう人って多いんですよね、
そういうのを見る度に、
人事って本当、人を見る目がないなぁって感じます。

ポプラ社なんて今まで聞いたことなかったから
売り上げ云々もそうだけど
相当な宣伝には確実になりましたね。

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