これが私の生きる道

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第9地区

2010年11月27日 18時20分10秒 | 映画
今日から近所にショッピングセンターが開店することになり
その一つにTSUTAYAも出店していて
その開店記念を阻止するかのように
そこの2km圏内のGEO3店で今日明日と
DVD100円、CD50円レンタルをぶつけてきました。

DVDはまだしもCD50円ってさすがにやりすぎだろうと
このゲリラ戦法にTSUTAYAも出鼻をくじかれるのでしょうか。
値段もさることながら、新作もこの値段で(さすがに期間は1泊2日ですが)
開店10分後に到着すると早くも黒山の人だかりでした。
新作CDコーナーに向かうとAKB48のアルバムは全てカラで
(別に借りる気はなかったです、一応)
何とか、いきものがかりのベスト盤を1枚確保し
店内をくまなく散策です。
そこで「第9地区」を見つけました。
劇場公開する前から見ようと思っていて
中々映画の日などの割引デーに都合がつかなくて
結局劇場公開が終了してしまい残念に思っていた作品です。

もう少しすればWOWOWで放送されるでしょうが
ブルーレイだしせっかくなので借りることにしました。
精算をしようとレジに向かうと
こちらも長蛇の列で、しっかり5分近く待たされました。
店員さんはまだ開店して30分しか経っていないのに
早くも疲れの見える表情で、
本社が勝手に決めたであろうこの大盤振る舞いを
苦々しく感じているのは間違いないでしょう。
こういう現場のことを考えない方針に
同情の念を持ちましたが、
こうやってそれに乗っかっている立場では
偉そうなことはいえません。

ストーリー
南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に突如宇宙船が出現。
しかし、船が故障してしまったため船内の者たちは地球に降りてくる。
28年後、乗船していたエイリアンである「エビ」
(外見がエビ[=PRAWN]に似ているため)たちは地上に移り、
隔離地区である「第9地区」で難民として地球人と共存していた。
そこは人間とエビの争いが絶えないため、
MNU (英:MULTI-NATIONAL UNITED) と呼ばれる超国家機関によって管理・監視されていた。MNUの職員であるヴィカスは、
エビたちをさらに離れた彼ら専用の居住区域である第10地区に移住させるべく、
立ち退き要請の同意を得るため第9地区を訪れるが、
その道中に見つけた謎の液体を浴びてしまう。

で今までそれをみていたのですが
結論からいうと、映画館で見なくてよかったなぁと。
何の予備知識もなく、たまたまチャンネルを合わせて見るのならば
何か得した気分になるかもしれませんが
あまりにも期待が大きすぎて
それに見合う衝動は得られませんでした。
前半のストーリーは知っていたので
そこからこういう風に展開していくんじゃないかって
ある程度想像していて、
そうはいかなかったのも満足しなかった点の一つでしょう。

舞台は南アフリカで、地球人と宇宙人の関係を
白人と黒人の関係に投影させていたり
様々なメタファーがあるのでしょうが
そういうことは本編が面白いことが前提で
その後にじわじわ効いてくるものだと思います。
映画も音楽も理屈ではなく
感覚に訴えかけてくるものでないと感動できません。

エイリアンの外見が気持ち悪くて
昆虫類が苦手な人はとても見ていられないと思います。
残虐なシーンも多く、そこらへんも見る人を選びます。
主人公が謎の液体を浴びて、エイリアンに変化していくのですが
写真を捏造して、エイリアンと性的交渉をしてそうなってしまったと
ニュースで流れて、主人公が「嘘だ~」と叫ぶシーンでは
不謹慎ですが笑ってしまいました。

それにしてもレンタルで映画を借りること自体が数年ぶりで
でも改めてブルーレイの良さを実感しました。
WOWOWもハイビジョンですが、こちらの方が映像がなめらかに感じます。
音はもちろんブルーレイの方が全然上ですから
気に入った作品があったらこれから買ってしまいそうで
そうなるともっと高級なAVアンプとブルーレイプレーヤーが
欲しくなるなぁ。

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