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『Mai Kuraki Symphonic Live -Opus 1』with東京フィルハーモニー交響楽団

2012年09月07日 17時02分15秒 | 音楽
昨日は倉木麻衣のオーケストラライブを観に行きました。
会場は東京芸術劇場、通称 芸劇で
8月末まで改装工事を行っていて
9月から再開したそうです。
大ホールへは2~3回しか入ったことがないので
どう良くなったかはよく分かりませんでしたが
トイレは特に綺麗になっていませんでした。

当初はヤフオクで安く手に入れようと思っていたのですが
さすがに高価すぎて転売する人もほとんどいなくて
仕方なしに普通に購入することにしました。
ぴあ、イープラス、ローソンチケットを見比べて
イープラスにしました。
いずれも2階席でしたが、イープラスはバルコニー席で
確かこのホールは壁際の席の方が音響的に良かったと
何かに書いてあったのを思い出して
それに前から2列目だったので
ステージにも物理的に近いのも決め手になりました。

池袋駅から5分ほど歩いて到着しました。
以前は大ホールの入り口までは1台のエスカレーターで直通でしたが
それが2台になっていました。
なんでも1台だととてつもない距離で高さもあるので
怖いというお客さんがいたそうです。
それにメンテナンスが大変だったんじゃないかって思います。

ロビーに着くとさすがに普段よく行く市民会館とは違い
高級感があって、クロークなんかも用意されています。
この形態のコンサートのせいか普段彼女のライブでは
絶対見かけないようなセレブっぽいご婦人の集団や夫婦が
結構いらっしゃってました。
芸劇の会員の人たちかもしれないです。
ツアーTシャツを着ている人もいないし
こういう雰囲気もいいものです。

ワインの試飲会をしていて、普段はお酒なんか絶対飲まないのに
貧乏性が止まらなく、1杯いただいてしまいました。
赤のスパークリングワインで、辛口だったらしく苦くて
ファンタグレープの方が10倍美味しかったです。
しかもちょっと飲んだだけで脈拍が上がるのを感じ
本当は残したかったんですが、誰もそうしている人がいなかったので
仕方なく飲み干しました。

お酒を飲むと眠たくなる体質で
しかも今日は座りっぱなしのコンサートだから
絶対飲んじゃダメなんですよね。
そんなことでフラフラになりながら席に着き
先ほども書いた通り、ステージを斜め45度から見下ろす形で
オーケストラも倉木麻衣もどちらも見やすくて
やっぱりこの席で正解でした。

ただオーケストラの音量に比べて
声量が追い付いていなくて
マイクの音量をもっと上げてもらいたかったです。
しかしこれはこの席だったからで
おそらく1階席の後ろの方とかはバランス良かったのかもしれません。
そもそも普段はここでボーカルなんていないから
オペラ歌手みたいな人を基本に考えていて
仕方ないんですけどね。
あと照明か撮影かの影響かファンみたいな音がずっと流れていて
完全な静寂にならなかったのは残念です。

事前に配られた冊子に演奏曲リストが載っていて
自分は閉演後まで見ませんでしたが
「注意」の文字位書いておいてもらいたいです。
個人的に「Time after time」と「明日へ架ける橋」が聴きたかったので
その2曲が聴けたのはよかったです。
どっちかというと「明日へ架ける橋」の方がよかったですかね。

1日目と今日の2日目と演奏する曲が微妙に変わっていて
「Secret of my heart」は2日目だけの演奏でした。
その代わり1日目は「Love Day After Tomorrow」が演奏されて
どちらも彼女の代表曲なんだから
この2曲は両日演奏してもいいと思うんですけどね。
あと「Love Day After Tomorrow」と「Always」の2曲だけ
打ち込みみたいな「ズン、ズン」ってSEが入っていて
これは邪魔だと感じました。
せっかくフルオーケストラとの共演なんだから
ステージ上の楽器だけで演奏は完結すべきではないでしょうか。

あとどの曲か忘れましたが
演奏が完全に終わる前に拍手することがあって
これはちょっと台無しでした、
あそこは指揮者が〆るまで我慢しないと。
それと残念だったのはアンコールが終わった後に
スタンディングオベーションしてほしかったですね。
最前列の人たちはファンクラブの人ぽかったから
あそこが立てば後ろも自然と立つと思うんですけどね。

とマイナスな面ばかり論ってしまいましたが
全体的には素晴らしいコンサートでした。
オーケストラとの共演って、それ用に編曲しなきゃいけないし
音合わせにも時間が掛かるだろうし
想像しているよりも大変な作業だと思うんですけど
それだけの感動はやはり伝わってきます。

クラシックも好きだから余計にそうかもしれないですけど
オーケストラをバックにいつも好きで聴いている曲が聴けるというのは
それはそれは贅沢なことで
12000円払う価値はそこにあります。
演奏していた東京フィルハーモニー交響楽団って
3年前に一青さんのときも演奏していた楽団だったんですね、
こういうコラボに積極的なのでしょうか。

帰りにはおみやげで、赤ワイン、白ワインの詰め合わせと
彼女がブランドキャラクターを務める「ICEFIELD」のペットボトルを貰って
帰ってきました。

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