in 沖縄 part.2
行って参りましたよ~ 『美らみ水族館』 by Tour!
久しぶりにツアーに参加しました。やっぱり数の力には勝てないわ。安くて(笑)
8時半に那覇を出発するというのに、ホテルに7時15分に迎えに来てくれてしまいます。
何件かホテルをまわって参加客をピックアップして、8時に観光バスの事務所で参加料を払ったら、美らみ(ちゅらみ)へGo!
バスの中ではガイドのお姉さんが三味線(蛇味線)を弾きながら島唄を披露して下さったり、沖縄の方言で冗談を言って下さったりと、慣れない早起きの身体にはキツいスケジュールではありますが、水族館オンリーのツアーで食事も付いてないフリー・プランで良かったです。それでも時間が足りなかったくらい。まあノエルもオスカルもアガタもホテルで留守番だから1日出かけるというわけにはいかないから丁度よかったけど。今度はレンタカーで丸1日、帰りは夜になるまで行ってたいな~
素晴らしい水族館でした!
イルカ・ショーもハワイのよりグレード高いし。ゴンドウクジラまで芸をしてましたよ。イルカより俊敏でないので、ジャンプすると腹から落下してものすごい水しぶき。
痛くないのかしら?クジラってジャンプなんかフツーしないよね?
水族館なので子ども連れのファミリーが多いですが、水槽の前にはgrand blueというカフェテリアもあって洒落てるゾ!六本木のバーのようだ!チャイを飲んだら不味かったけどな!
色んな海洋生物を見ているうち、ふと:「この海に高濃度の放射性物質を放出しているのか・・・」と思うと暗い気持ちにもなりました。時期が時期だけに複雑な心境でもあります。
私は海が好きなので、なるたけ海を汚さないように気をつけてるつもりではあります。普段からシャンプーは石けんシャンプー、歯磨き粉は重層か塩、日焼け止めは顔だけ(それも石けん成分)にして、Tシャツを着て泳ぐようにしています。結局、日焼け止めなんて流れちゃうし、赤か黒のTシャツとかスイム・シャツを着た方が全然焼けないしね。そうそう洗濯も石けんで、すすぎに重層かクエン酸を入れてふんわりさせてます。柔軟剤よりふんわりしますよ~
沖縄は南国だし、海風がすごくあるので、風力発電もソーラーもイケるんじゃないかと思ったけど台風の時に風車飛んじゃうかな?
家がほとんどコンクリなんです。そして屋根のない平屋。暑いのにナゼと思ったら、台風で飛んでしまうので屋根は作らず、コンクリート造りの家なんだそうです。
話はバス・ツアーに戻りますが、行きは辛かったガイドのお姉さんのお話も(寝たいのに寝させてくれないから:笑)、帰りによくよく聞いてみれば、なかなか面白く興味深かったのでした。
曰く:「沖縄の桜の時期は1月下旬から2月アタマなんです。桜は本土のソメイヨシノは暑くて根付かなかったので、台湾から植樹した色の濃い桜です。沖縄のこの桜は、1ヶ月ほど咲いていて雨風に強く、最後は桜吹雪で散ることなく、枯れてぽとんと椿のように落ちます(笑)。ヤマト魂のようなソメイヨシノのように散り際が潔くないんです。しぶとい桜なんですよ(笑)」
と仰っていたのが妙に心に残りました。
気候が違う所では価値観が違ってくるのも当然ですね。
以前(93)タヒチに行った時、空港でアロハを着て暇そうにしてた職員が何人か集まって即興でリズムを叩いて遊び出したんですが、そのリズムがリゲティばりのポリ・リズムで仰天したことを思い出しました。その時、クラシック音楽は西洋の民族音楽にすぎない。と愕然とした覚えがあります。空港で(笑)乗り継ぎでボラボラに行くのを待ってる時に(笑)。
それまでスペクトル楽派やメシアン、ブーレーズ、シュトックハウゼンなど「ヨーロッパの現代音楽」(とは当時は思っていなかった。『アカデミック』というグローバルな現代音楽だと思っていた)系ばかり弾いていたのが、リゲティやアメリカ実験音楽に目をむけるきっかけとなったタヒチ訪問でありました。結果的に。
フツーにシュノーケルとかパラグライダーとかして遊んでたんですが。
行く前と帰ってきた時では別の意識を持った人間になっていたわけです。
旅することで、いつもと違う風土に触れてそこから生まれる価値観に感化される。
何の計画もなく来た沖縄ですが、また転機となるかな?