ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

深層筋肉(インナー・マッスル)強化中

2008年09月25日 | 美容、健康
  デューク更家のワン・デー・ウォーキング・レッスンに参加。


もう表層筋肉を使った運動は引退のヤザワ。深層筋肉を使ったエクササイズ、またはゆっくりとした動きのヨガ、太極拳、そしてウォーキングを勧められています。

住処が中央線沿線なので、文化的にヨガの教室、上手な先生(←インドで修行)はけっこういるから、秋からヨガでも始めるか。東京帰ったら。と思ってたところにウォーキングのレッスンのお誘いが。どうやら「上手にちゃんと歩かないと意味がない」らしいので、行ってみることに。歩くことは日常のことだから大事よね?

2時間のレッスンで休憩を挟んで前半はストレッチ、後半はウォーキング。レッスンとレクチャーの内容が硬いし濃いので、合間のバカ・トークが欠かせない、というようなことを仰ってました。参加した誰もが落ちこぼれることなく、みるみるキレイに格好よく歩けるようになって、びっくり!魔法が解けて忘れてもビデオも本も教室もあるし!教えるのってサービス業よね。学校の授業がつまらないのは、先生への報酬が定額の給料制だからでしょうね。報酬の形態を変えたらぐっと面白くなるかも(笑)。

日本人の歩き方について西洋との文化の違いなどをあげて、「腰が低い人というのが褒め言葉のように、お辞儀を頻繁にしたりすることが日本人は多いので、腰に負担がかかっている。胸を張って大股でかっこいい歩き方をするのがちょっと恥ずかしい、という意識があるのは文化の違い。でも健康のために『私は女優~!』『俺はアクター!』と思って胸を張って正面を見て歩きましょう!」とメンタリティからのお話もありました。キリスト教の神は天にいるので、天を仰ぐ習慣が西洋人にあるというのも姿勢のいい原因ではないかともお話してました。確かに。ひざまずいて祈るけど、お辞儀はしてないわな。

とても充実のレクチャー&レッスンでした!

参加者はまさに老若男女さまざま。そこで中高年から高齢者向けの「足の腱を丈夫にするマッサージ」を習ったので、早速、バニラにもしてみました。

最近、後ろ足の股関節のあたりが痛むらしいバニラ。今からでも効くかな?

1回で次の日、少し足取りがしっかりしました!表情も辛そうじゃないし。

去年の暮れくらいから心臓の発作のような咳もするようになったバニラ。
「トシですからねー・・心臓ですねー・・」と獣医さんに言われて。(←処方なし)

ウコンや霊芝の入ったサプリメントと乳酸菌の入ったサプリメントの他にすっぽんの粉砕粉+朝鮮人参(←ヤザワのサプリ)も朝にあげて、それでもしょっちゅう「カッ・・・カッ・・・」と咳を10分に1回くらいしているので、「なんか心臓によいモノはないのか」といろいろ手持ちの本を読んだりしていたら:

「よもぎ茶がよい」というのを見つけたのでした。

早速ナチュラル・ハウスでよもぎ茶、ドクダミ茶、ルイボス茶を購入。よもぎ茶ばっかり飲んでても効かなくなるので、これらをローテーションで2人で飲むことに。よもぎは水道に入ってる塩素にも効果あるしね。デトックス効果抜群。

バニラはけっこうお茶好きなので、ぬるい、くらいのお茶だと喜んで飲むし。「あったかくておいし~い」らしいよ。

これも!ビンゴ!

10分に1回はしていた咳が1日で数える程度になったのでした!

体重8キロ弱のバニラ。小さいからすぐ効果が分かるのよね。マッサージでもお茶でも。こんなに効くんだからヤザワも続けよう、という励みになります。

そうだ!股関節のエクササイズというのもデュークさんのレッスンで習ったので、それもバニラにもしてみよう

全部「深層筋肉(インナー・マッスル)」を使う運動なのでヤザワにはぴったり。
「汗をダラダラかくような運動はダメ」だそうですよ。大変、勉強になりました!


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腱鞘炎:その5(湯治)

2008年09月17日 | 美容、健康
湯治が目的で北海道に来た訳ではないのですが、気がついてみれば札幌周辺は温泉が沢山あるので「そうだ!せっかくなので湯治をしよう」と思いました。

ともかく涼しいところで体力消耗を避けて回復しようと本能が「北へ行け。北海道!」と命じたので来たのでした。

腕や指が腫れてるうちは「冷やす」。腫れなくなったら「温める」が筋肉、腱などの炎症の治療の基本です。

そもそも炎症が収まった時点で西洋医学では「完治した」ことになるので、運動機能を取り戻すためには東洋医学の鍼灸、指圧、湯治しかないんですね。腱鞘炎や外上果炎は癌などと違って命に関わる病気というわけではないので、指が固まって動かなくなったとしても、炎症が収まっていれば「治った」ということになるわけです。

病巣を切除した結果、身体の一部が失われたとしても、「治った」という病気と並べる性質のものではないと思うのですが、こういう点、西洋医学は遅れていると思います。医者の「炎症が収まっているので弾いても大丈夫ですよ!」なんて言葉を鵜呑みにしたら大変ですよ!悪化してリウマチのように動かなくなってしまいます。

ということはよーく分かっているので医者には腕を診てもらったりしなかったのですが、水が溜まって腫れるほどだったので抗炎症剤を注射してもらいに行ったわけなのでした。少し治まったら整体と鍼で治すつもりでした。

腱鞘炎のことを書くようになって「実は・・」という話を聞いたり相談されることが多くなったのですが、まず腱鞘炎になったのにどうしても弾かなければならない時は:

絶対に痛み止めの注射を打って本番をしないこと。

だそうです。痛み止めを打ったら、痛みを感じないので無理がきいてしまって、筋肉を壊滅的に破壊してしまうのだそうだ。それと痛み止めの薬を飲みながらの練習もいけません。痛くなったら練習しちゃいけないんだから。(以上、整体と鍼の先生談)

楽譜をよく見てイメージトレーニングで弾くしかない。腱鞘炎のことをよく知らないそのへんの医者(そもそも演奏家とかスポーツ選手の患者の絶対数が少ないので臨床体験がない)に行ったら、痛み止めを処方されるけど寝る時や療養中で練習しない時以外は飲んじゃダメよ~

ピアニストの腱鞘炎は弦楽器、打楽器、スポーツ選手、ウェイター、タイピストなどの腱鞘炎とはレベルが違う重症になります。最悪リウマチのように指が海老のように丸まって身障者レベルで動かなくなります。ミシェル・ベロフのようにヴィオルトゥーゾほどリスクが高くなります。

そもそも5本指が独立してかなりの重量を動かす手、というのは一般ではありえない動きなので、そのへんの医者の見解は全く見当はずれと思ったほうがいいでしょう。

無理して本番をこなすと治りもそれだけ長くかかるので、治療法も時々変えないと身体が慣れてしまって治りが停滞したりします。ほら、漢方薬でも3週間以上は続けて飲まない、とかあるでしょう?

ということで湯治を思いついたのは良かったかも。札幌近郊の小金湯、定山渓、豊平峡の温泉は3カ所とも成分が違うのでそれも身体が慣れてしまわないのでいいし。日帰りで気軽に行けるのもグー。定山渓のお湯が筋肉痛には一番いいかな。

元気な時には「あ~もう茹だった~」3分限界!と酩酊した感じを楽しむのが温泉だと思ってたけど。

血流が悪い箇所(筋肉のコリとか)があると、のぼせないんですよ。その悪い所を治そうとするので血が頭に行かないというか。それで何時間も出たり入ったりしながら温泉に入っていられるのか!と「湯治」の意味がようやく分かったのでした。こんなに長く温泉に浸かっていられるなんて!お年寄り以上!


病気や怪我をしている時にあまり重い食事を取ると、消化にエネルギーを取られるので治りが悪いんですね。かといってバランスよくかつ高タンパク高カルシウムな食事をお腹が空いた時間に腹7分くらい取るのがいいようです。


それから!「充電期間」と「療養期間」は全く違うものです。

弾けない間、せめて語学を勉強しようとか、そういうことをすると治りが大幅に遅れます。小難しいことはしないこと。以前のブログでヤザワが書いたように、足の爪が伸びないほどエネルギーを取られるのです。食べて寝てるだけでも太りません。それでも爪まで栄養がいかないほど「生きて呼吸してるだけで精一杯」なんです。

今日も「薬指と小指の間の(ぎおん管:←漢字が出ない)腱が炎症を起こしていて筋肉が腫れて神経を圧迫しているので、手術するように言われたんですが・・」という相談を受けました。

筋肉にメスを入れたら、復帰には最短で2、3年と思うべきでしょう。それでもメスを入れた筋肉が元通りになるという保証はありません。

試験、コンクールと「外せない」と思うことはあるでしょうが、完全に弾かなければ1年で治ります。

長い人生、1年くらい、というスタンスで考えることが治療の第一歩です。

大事に腕を使えば、80歳過ぎても弾けるんだから。焦っちゃダメ

ちなみにヤザワも大事をとって、1月の仕事も断りました。

「断ると仕事がこなくなる!」と思うかもしれないけど、弾けなくなったら本末転倒だよ

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北海道滞在記:4(気がついたこと)

2008年09月15日 | 日常
              北大一直線!







分譲中というわけでもないマンション。気温27度のカラッとした晴天日。こんな日だったらフツー布団干さない?洗濯物も見当たらないんだけど。

緯度的にはパリくらいの札幌。景観を損ねないための法令でもあるのか?と思ったら・・

冬が寒くて洗濯物は外に干せないのが習慣になってしまっているとのことでした。「それに空気汚いしねー」と東京から来た人に言わないで。。






北海道限定サッポロ・クラシック麦芽100%とジンギスカン。100円ショップでもジンギスカン鍋が売ってます。焼き肉といえばジンギスカン!

ヤザワんちの近所の肉屋でも売ってほすぃ。東京人にとってラム肉は高級肉。フレンチとかイタリアンでしか食べられないと思ってました。塩、コショウでシンプルに焼いても美味しい



そしてアップル・ストアが混んでなくて



『貸玉 1円 ぱちんこ』(←チェーン店)カタカナにしてください。なんだか気が散るんです。 

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北海道滞在記:3

2008年09月05日 | 日常
     本日快晴。カラッとした真夏日。(←9月4日)

えー

まだ北海道なんです。
あんまりここが気に入ったので、留守宅のヤザワんちで練習をしているヤザワの札幌の大家さん(笑:ピアニストの友人)にヤザワのクローゼットから秋物を送ってもらっていたのですが・・

お盆を過ぎると急に秋になる、と言われる北海道。今年は8月が涼しいのを通り越して寒くて、持ってきた夏物服を全部重ね着して、ソックスを買ってサンダルを履いていたというのに。突然8月の終わりから「夏はこれから!」みたいな天気に。

大家さんが(笑)東京で猛暑と雷雨に見舞われている中、「これはまさしく『わらしべ長者』かも」と北海道満喫中。
冬のリゾートに沖縄の大家さんもほすぃ。年末年始は東京のバーゲン・セール突撃と交換なんてどうかしら?(笑)

昨日は北海道からスタートしたレオナール・藤田(嗣治)展の最終日を道立近代美術館で観て、夜はSapporo Short Festの先行上映会にお誘いいただき、その後、関係者とアイスランドから来たサウンド・アーティストと一緒に美輪明宏より鼻が高い(!)おネエ(「お母さん」?)がマイクロトーンで演歌を歌う(笑)屋台式!なマレーシア料理で、ヒューガルデンの生(!)を飲みつつ絶品のチャイニーズ・マレーシアンを食べたのでした。なんともハイブリットな店でした。映画の後だったので、「コレは現実なのか?」と一瞬、デジャ・ビュな感覚に。

フィルム・フェスも面白かったです!フツーの映画だったら1時間半とか2時間続くじゃないですか?それくらいの時間でいっぱい色んな世界が観れるというのは退屈しないし、すごく充実。映画というかビデオ作品というか、オシャレな作品も多いし。アート&ファンタジーとドラマチック部門を観に行こうかな?

レオナール・藤田展は東京でもやるのかな?札幌は混んでなかったので、また見たいけど牛歩に耐えられるかしら。



そして本日はモエレ沼公園へ。滑り台。



トイレ。イサム・ノグチ作。当然。和式もあるし。(笑)



ここのレストランがまた素晴らしくて!



ヤザワの実家の斜め前に実家がある(笑)札幌在住のかやこちゃん(ともちゃん、と呼び合う)に連れて来ていただきました。

北海道のフレンチは独特。食材が豊富なので、この地でしか食べられないフレンチに昇華されてる感じ。すごく美味しい。デザートも2回出て、お茶請けまで出て、すっかり話も弾んでガラスのピラミッドに入るのを忘れて帰ってきてしまったのでした(笑)。残響9秒もガラスから空を見上げるのもまた今度。

何か「今度」を作っておかないとね。刹那的じゃなくていいでしょ?(笑)

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