今年のバケツで育てた自然栽培米。大豊作
去年収穫のこの一房から増やしました
ノエルが亡くなる2日前ほど
ノエルが亡くなって1週間
辛くて何かしてないと状況
そういえば、コンサートでヨハンの映画の話をトークでして、泣いてしまいましたね、私
聞いていた皆さんは:「映画も音楽も良くてヨハンの成功を喜んで涙ぐんでいるヤザワ」に見えたに違いない。と、ふと先ほど気がついたんですが、実は:ノエルと重なってフラッシュバックしてしまって号泣直前でした。
獣医に余命宣告をされて、看病して(ホーキング博士の看病ほど大変でも長期でもないけど)、というのがハマりすぎてしまった。
忘れてたつもりだったけど、まだ全然「喪中」です。まだまだ泣きそう
前のワンコのバニラの時も、亡くなって半年ほどでのコンサートのトークで「亡き王女のためのパヴァーヌ」で、やはりフラッシュバックして泣いたんです。
自分ではアガっていないつもりでも、やはりテンションが高く、感情移入しやすい状態になっているので、ああいうことになるんですね。感情バロメータが振り切れるような感覚でないと演奏モードにならないので、トークで妙に落ち着いてトーンダウンすると演奏はノレなくなってしまうんです。演奏モードのまま話すと、高ぶってああいうことになるし。
みっともないなーアタシ。。鼻水たらしてたよなー と1週間も経って思い出した。
そういえば9月の「マジカルミステリツアー」でも泣きかけたから。あの時は(話を)振られて泣いたのに、今回は自分で話してるうちに泣いたという。
やれやれ。。。。
すっかり1人で気恥ずかしくなって、気分転換に映画を観ることに
観たい映画だらけの中、やはり奥深いピアノ教師の映画を観てきましたよ、桜坂劇場 グッ・ジョブ!
映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』予告編
けっこー人気あってビックリしました。レッスンの風景とかが多いのに、みんなピアノ・レスナーなのかな?と思ったくらい。
イーサン・ホークが映画の中で語っているように:「同業者でもこれほど悩みを救ってもらうことはできなかった」というのはよく分かる。同業者同士の気安さはあってもライバル心もあるから、同じ悩みを持つ畑違いの人がいい。
ピアノの映画なので「そんなことは当たり前だ」と思うことだらけではありましたが、場所がNYなので、ちょっとした散歩の時に映るイエロー・キャブとかセントラル・パークとか、建物が懐かしくて嬉しかった
「どうして成功したピアニストや才能あるピアニストほど性格が悪いのでしょうか?」という質問に:「それは高みを目指す芸術家本来の気質と聴衆の求めるものとのギャップがありすぎて、ピアニストはノイローゼになっているのです」という答えは身に滲みました。。
大多数の人間に好かれようと努力することが商業主義なので、それで成功して金持ちになったら「金持ちケンカせず」になっても良さそうなのにね?ところがこれが違うんだなー成功すればするほど荒れるんだなー(精神的に)ヘルタースケルターの「りりこ」みたくなりがちなんだなー
沖縄に来て、ロハスな暮らしをするようになって、自分でもようやくバランスが取れたような気がします。
クラシック音楽のコンサートやオペラやバレエなんか生涯、行くこともないであろう人々とも知り合いになって、世の中には色々な人がいるということが分かったので、「ギャップ」と思わなくなったんです。
それと「暗譜」のこと。
2009年のブログで書いてました スタンダード:暗譜?
けっこー踏み込んだ内容のドキュメンタリーで、フツーの人には面白いのかと思いましたが、イーサン・ホークが制作するくらいだから面白いんでしょうね。
ツイッターでこういうの見て
今日のこれからのタスクを公開します。 ・台詞を覚える ・ワルツ踊ってる動画観る ・カホンのリズムパターンの動画観る ・レ・ミゼラブルを観る ・マクロス7を観る 信じられないかも知れませんが、すべて1つの公演のための作業です
*** ほう面白いな 色々やってるなー
と思うから。
ちなみにヤザワのコンサートの準備も:
*テーピングをする *ピアノを練習する *腕のアイシングと灸をする *自分の練習の録音を聞きつつ楽譜に気がついたことを書き込む *他の人の演奏があれば聞く *曲と同年代の絵画や小説を見たり読んだりする *その時代の背景を調べる *筋肉をほぐすミオンパシーをしてホメオパシーを飲んで寝る
というようなもの。これ+日常雑務になります。自分では「こんなのつまらないでしょ?」とか思うけど、練習風景とか面白いのかもね。ドレスを着たコンサート姿しかフツーは見ないだろうから。ジャージで(笑)メトロノームをかけてジリジリとテンポアップして練習してる姿とか見たら「ピアニストってアスリートだなぁ」とビックリするのかも