10月3日: iTune, Amazon.co.jp 他 先行配信。10月20日: CD発売。
そしてこのアルバムから:高音質配信(24bit / 96khz)も開始します。
Amazonでも情報がアップされました Playing in the Dark / 仏蘭西幻想奇譚
Absolute-MIX 2012 in Okinawaのチラシから手がけてくれているデザイナー、島洋(しま・ひろし)氏のCDパッケージが・すんばらしく 、ヤザワも手にするのが待ち遠しくてなりませんっ
20日の発売日に間に合うのか
綱渡りの色校とテスト・プリントの最中です。
島さんは紙を使った作品での展覧会もしているデザイナーというか作家でもあり、アート・ワークの紅型作家、田中紀子さんの作品の本質をすごく上手く表現していて、これはもうコラボレート・アート作品と言えると思う。
この時代、CDというブツはアート作品として成り立たなければ無用の品となると私は考えているので、ものすごく力を入れました。アート・ワークからパッケージ形態まで何度も打ち合わせして、サンプルを幾つも作ってもらって。島さんは、もうヤザワの仕事は引き受けてくれないかも。と思うほど、付き合ってもらいました。
今回から高音質配信も始めるので:CDには、それなりの付加価値がなければ存在意味が無い。という覚悟で臨んだのでね。
これまでもヤザワの考えは、一環して「CDとはサウンドとヴィジュアルのコラボレート作品」ではありますが、高音質配信に踏み出したことで、さらに「ジャケ買いするようでなきゃダメだ
」(
うわー 売れなかったら島さんのせいにしかねない勢いだ:笑)とデザイナーにプレッシャーという名の期待(笑)をかけたのデス
ブックレットも凝ってます!横井一江おねえさまに:「エッセイ風に面白く、世紀末芸術とその時代背景について書いて」とお願いしました。読み物としても超!面白いです。(コレでAmazonの中古に出品されたら文章のせいね!と「期待」をかけました:笑)
演奏は言うまでもないしさ
ヤザワもまだ働いてます!ロング・インタビューに答えたり(メール)、校正したり。
しかし、ずっとパソコン仕事が続いたので眼が慢性的な疲労で痛いです。ここらで「遠くの自然をボーッと眺める」ようなことをしないと目がヤバそうです。エンジニアって目が悪くない人が多いけど、眼が丈夫でないと勤まらない職業なんですね。サウンド・エンジニアに至っては、耳も丈夫でないとムリ。すんごい爆音で何時間も毎日聞き続けても、発狂したり耳がヘンにならない人が多いですよ。理系でも眼と耳が丈夫でないと向いてないのかも。
ピアニストはね:心臓が丈夫でないとムリ。心臓に毛がみっしりと生えてないと向いてないと思う。
てゆーかバランスなのかな?繊細な部分はピアノで全部使い果たしてしまって、普段の態度とか性格に反映されるほど残ってないんだと思う。耳も眼も繊細だしね。
そんなヤザワの全繊細さを投入したアルバム!近日公開!
Playing in the Dark / 仏蘭西幻想奇譚 矢沢朋子(piano)
1. アリーナのための (Arvo Part)5:57 |
2. 薔薇十字会の鐘-1修道会の歌(Erik Satie)4:29 |
3. 2つのポエムOp.32-1 (Alexander Scriabin) 3:12 |
4. 2つのポエムOp.32-2 (Alexander Scriabin) 1:38 |
5. エチュードNo.8装飾音のための(C.Debussy)5:30 |
6. エチュードNo.10対比音のための(C.Debussy)5:15 |
7. エチューNo.アルペジョのための(C.Debussy)4:55 |
8. 絞首台~夜のガスパール~(M.Ravel) 6:01 |
9. マンドラゴール (Tristan Murail)8:36 |
10. ソナタ No.9 Op.68 “黒ミサ“(A.Scriabin)8:57 |
11. 2つのダンスOp.73”ガーランド“(A.Scriabin) 3:18 |
12. 2つのダンスOp.73”炎に向かって“ (A.Scriabin)2:14 |
13. 薔薇十字会の鐘-3 修道院長の歌(Erik Satie)2:53 |