ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

アガタの近況

2022年02月28日 | ペット

       土曜日にアガタのためにペット用酸素をレンタルしました

結構な音

 

1週間前から息がだんだん荒くなってきて、苦しそうなので獣医さんに相談に行きました。その前日には出張でCS60を施術してくれる人を見つけてアガタに40分ほどCS60でマッサージもしてもらってました。

マッサージでは:この施術で悪い箇所がほぐれる時に発生するという金属臭、錆びの臭いがかなりして、「あ、流れたみたいですね〜」「よかった〜」とは思ったんですが、お腹と胸は嫌がってマッサージさせてくれなかったので、息苦しさは取れなかったんです。

病院では:「あ。これは腹水と胸水も溜まってますね。。うーん・・・これは・・利尿剤で腹水が出せるかですね。。薬が効かなかったら今晩は危ないです。。」

 

と言われ、パリスのような悶絶死をさせるわけにはいかないと決意して、「あまりに苦しむようでしたら、楽にしてあげて下さい」と決意して先生に言ったら:「そうですねー。楽にするということで、酸素ルームをお家で作って入れてあげてはどうでしょうか。肺に水が溜まってるので、うまく呼吸が出来ないんです。酸素ルームの中に入れば、かなり楽だと思いますよ。病院だと入院になってしまうので、この状態で家族と離れるのは・・」

と提案してくれて、酸素レンタルの業者さんを紹介してくれたので、すぐ電話をして、帰宅して2時間後には酸素発生器とケージ持参で来てくれて酸素ルームが完成したのでした。

 

体全体で息をしていたアガタを早速入れてみると・・

 

濃度が上がってきたところで(30〜40の間が良いらしい)、なんと毛づくろいを始めました

そして40になったら

久しぶりに体を伸ばしてゆったりとしだしました

1週間ほどは縮こまって寝不足だったはずです。パリスにも借りてあげるんだった その時にはまだなかったのかな。獣医さんも変えたんです。今の獣医さんは評判を聞いて遠くからでも来る患畜と飼い主でいつもいっぱい。

 

なぜ腹水と胸水が溜まってるのか、という話は獣医さんとはしませんでした。リンパ腫かもしれないし、眼の癌かもしれない、とは聞いていたので。免疫が弱ってるようで、歯周病も一気に進み、歯根が膿んで、その膿が下顎に溜まり、それが破裂して顎の骨まで見えるという惨事にも見舞われてます。

ハゲちゃって

パリスは上顎に穴があいて、ターミネーター猫のようになりました。それから1年は生きたけど。パリスは慢性の副鼻腔炎が悪化して、麻酔が出来ず、やはり抜歯も出来なかったので、ココナッツオイルで乗り切りました。

 

土曜日〜日曜日にかけては:2時間ごとに目が覚めてはアガタの様子を見て、昼にゴハンをモリモリと食べてる姿を見て、安心して夕方まで自分は倒れ込んで眠ってしまいました。。目が覚めた時は(アガタが生きてるか)怖くて鬱のようになって起き上がれなかったのを、こん身の力を振り絞って起きて、くつろいでる姿を見て安心して、マグロの炙り焼きを買いにスーパーに行ったのでした。アガタの大好物

いつもは「水銀がいっぱいだから2切れね。明日、またね」と、ちょっとしかあげないんですが、もう食べたいだけ食べてもらいました。

マロンとクララの倍は食べました  アガタは私に似て食が太くて心が狭いんですよ

とりあえず、苦しいだけじゃない毎日であって欲しい。

腹水は抜けるかもしれないけど胸水は・・・

 

苦しい時に、オスカルの(シッコの)臭いが残ってる爪研ぎにヨロヨロとたどり着き、「オスカル〜助けて〜」とツメ研ぎにしがみついているのを見て泣けました

 

もうこれでアガタは酸素ルームにずっと入ってることになるので、少しだけ日光浴と美味しいゴハンを用意して、苦しくなるまでは抱っこします。

 

酸素発生器がうるさいので音楽を聴かせてあげられないけど、起きてゴハンとトイレの時にはアガタの好きなクラシックをかけてあげようと思います。

 

2010年の11月にウチに来て11年。たぶん、14歳くらいだと思います。来た時は2歳くらいの見立てだったので。

あっという間のような長いような。

アガタとは一緒に東京に帰るような気がしてたけど、やっぱり気のせいだったのか

 

ヤザワが先に逝くわけにはいかないんで、これでいんだけどさ

 

 

Comments (2)
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読書月間

2022年02月11日 | 文化・芸術

   上巻の5分の2を占める巻頭文を読み、下巻も注文しましたよ

 

著者の言いたいことの要約が巻頭文にまとめられていて、論文のような形式。全世界で大ヒットを飛ばしている歴史学者による人類の未来の考察。

実は大ヒット作、「サピエンス全史」はまだ読んでないんです。読みたくなりました。でも先にこっち。私は歴史でも音楽史でも、現代から過去に遡って読むほうが好きなんです。過去からだと途中で飽きてしまう。

 

とても洗練された文章と言い回しで、「陰謀論」になることを回避しています

巻頭文だけ読んでも:「よく陰謀論と言われず世界的なヒットになったものだな」と感心しました。要するに、これが真実なのだよ

陰謀論書籍に馴染みのある人なら、すらすらと読める内容。そうでないインテリ系の人にはクラクラとする内容なのかもしれません。

著者のプロフィール写真が・・神々しいんですが、1976年生まれです。陰謀書籍も沢山読み、自分なりに咀嚼して、アカデミアから干されない表現と、インテリに嫌悪感を抱かせないテーマ選びで、相当・危ない系のギリギリの線での啓発本となっていると思います。上手い素晴らしい

 

例えば:ダーウィンの進化論にしても、あからさまな否定はせずに矛盾点だけを取り上げる。「神が人類を創造した」と信じる大卒のアメリカ人は46%以上にもなる、というようにね。

そして「すべての動物にとって人間はとっくに神である」とか、動物倫理についても倫理学として語るのではなく、AIやサイボーグ新人類登場の暁には、旧人類である我々は「劣った動物」として扱われるのか、というように、全ての問題を体系付けて提示するので、陰謀論にならないんですね。全ての問題は繋がっているということを再認識しました。

きっとヴィーガンなのでしょう  種差別に関して深く考え、啓蒙する気概を感じられるし、そうでないと人類も同じ運命を辿ると予告しています。

まあ手遅れな面は多々あるんですがね 学者としての使命感だと思う。

読み物としても面白いし、他の著作も読みたくなる作家は久しぶり。デーヴィッド・アイク以来ですよ

あ、「食人文化で読み解く中国人の正体」の黄 文雄も読後、何冊か買ったんですが、積ん読になってますね。。アイクはもう蔵書 ハラリさんも当然、読んでると思うけど

 

こちらも蔵書になりました

「もう1人の「明治天皇」箕作奎吾」の著者による原爆投下の考察。これは勇気ある告発本だと思いますが、陰謀論と思われないと命が危ないです

読んでいて辛くなると思う。ハラリ氏の著作で憂いてるように、宮殿で暮らす人間と丸太小屋で暮らす人間では考えることも違うんですよ 豚インフルで生き埋め殺処分される家畜のような大多数の庶民。

  だから動物倫理が必要なわけで

人間至上主義の終焉

さほど新しくもない音だったけど

手放すか思案中

鍼の先生に貸したら絶交されました

人類学として

 

他、売れてる本も何冊か読んで、読み終わったので出品したら、24時間以内に売れて驚きました  (ミナミA アシュタール

「こういう書き方が売れるのか〜」という参考にはなったけど、別に作家じゃないので売っちゃいました

じゃなくて

自分も本を書こうと一昨年から思ってたんだった。真面目で誰も読まないような本。

それでも書こうと思ってたんだけど、ハラリ氏の本を読んで、このように展開できれば誰かは読んでくれるかもという希望がちょっと湧きました

今年こそ執筆活動もしてみたい 新しいアルバムの構想も半分くらい練れてるし

 

クラシックの演奏家でソリストは、ものすごく集中して消耗する仕事なので、譜読み中も本番前も、余計なことを考えないようにしないと失敗してしまうんですよ。なので久しぶりに知り合いに会ったとしても、本当に差し障りのない軽い話題しかしないようになるんです。疲れさせないようにね。そしてそれが習慣となって性格となってしまいがち。

もともとはIQもEQもズバ抜けて高くないと出来ない仕事なのに、産後の肥立を考えて難しい本を読まないお母さんみたいなことになってしまう。

すぐに難しい譜読みがあるとか本番があるわけじゃない時に、集中してインプットをしないと積ん読とかになりがち。

確定申告の時期はたいてい逃避の時期で料理とか読書がはかどるんですよ

楽しみになるくらい儲かりたいです

 

ちょっと楽しかったのは:JazzTokyo に鈴木治行氏が書いてくれたレビュー

「矢沢朋子はたまたまクラシックの教育を受けたのでクラシック、現代音楽のピアニストになってしまったが、育ちがもう少し違っていたらもっとポピュラー系の音楽家になっていたかもしれない」「ときどきやりたいことを存分にやって暴れてもらいたい」

だって

「このプログラムの作曲家の傾向として、あからさまに旋法的、調性的であっても、ビートがあっても構わない、という姿勢」とも。

 

フツー「音楽」というものは、メロディ(旋法)があって調性(ドミソ〜とか)があって拍子があるものなんですが、「現代音楽」というジャンルには「あってはならない」ものだ、ということを再確認させてくれるレビュー

 

現代音楽のハラリを目指しますぞ  暴れます

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精力的にSTAY HOMEちう

2022年02月06日 | グルメ

    スイカで作ったマグロをメインに、アボガドやら納豆で手巻き寿司

 

途中からスイカ、納豆、アボガド丼になりましたけどね

お正月(1/1の元旦に向けて)に作ったスイカ料理でした。スイカにわさび付けたり醤油かけたり、新しい年明けを迎えてましたよ

 

南国なので、冬という冬はないのです。夏が半分以上で春と秋がちょっとだけ。紅葉はありません。なので県産スイカが12月に買えたりしたわけですよ。

見た目は丸い冬瓜なんだけど

赤い(甘味の強い)冬瓜だと思えば、調理するのもさほどストレンジじゃないです。Instagramでは、「WaterMelon Tuna」で検索すると、ガイジンの方たちが、「WaterMelon Tuna Teriyaki」とか、SushiやらSashimiやら山ほどヒットします。

 

ドラゴンフルーツの皮で作るマグロが、あまりにも美味だったので、スイカでもやってみたいと思って安くなるのを待ってたら冬になったという

もともと私ははダメなんです。臭い嗅いだだけで気持ち悪いというか ここまで嫌いだとアレルギーなのかもしれないですね。なので、調理するなら食べてもいいとすぐに思ったというか。

切れば

剥くのが大変だけど

下味は3種類

1番大きいのがオーソドックスな醤油、生姜、ごま油とかで、真ん中がオリーブオイルに塩とレモン、左は中華風にごま油に醤油、スターアニス、花椒。好みのスパイスで味を付ければ付けるほどいいです。元は甘いから。一晩ほど漬けます。

焼きます

ガイジンさんたちはオーブンで焼いて水分を飛ばしてるようでしたが、時間がかかりすぎる フライパンで一気に煮詰めるのだ

 

そしてまあ、マグロのようなものにするわけです。ドラゴンフルーツの皮が感動的すぎたので、これはもうニンジンをスライスしてスモークリキッドで味付けしたスモークサーモンみたいなシュールな食べ物でした。悪くはない 感動的でないだけで

しかし見た目は本当にマグロそっくりで、繊維の感じまで似てるから、知らずに食べたら逆に驚くと思います。「どういうこと?何これ」みたいな

 

飲食店の営業時間も緊急事態宣言やら「マンボウ」のせいで、しょっちゅう変わるし休むしで、行って閉まってたりするともう面倒臭くなって、ほぼ家で食べるようになりました。それで料理本を見たりネットで見たりしたものを作って、腕前もすごく上がったので、ますます外食しなくなってます。自分で作ったほうが美味しいんだもん

こういう態度がディープ・ステイトの思う壺だとは思うけど、ヴィーガンなので行く店もそもそも少ない。決まった店しか行かないのが、そこにすら行かなくてなってしまった。人にも会わないし、本当に孤立してる感じ。

 

でも精力的

 

去年のコンサートで披露したDJプレイなんかも、家でじっくり考えて練習した成果だし。本もいっぱい読んで、読み終わると売るので、その出入りで郵便局行ったりコンビニ行ったりブックオフ行ったり、ちょこちょことした動きが増えた感じ。外出が多いと逆にしない動線。

人に会うと、会ってる相手の近況やら気持ちの情報は増えるけど、それが何か私の人生にとって意味あるのという気にもなってきた。

 

読書って、著者との対話みたいだと思うんです。実際に会う機会もないような人から、本を通して考えを知るというのは素晴らしい時間。音楽も、ピアノに限って言えば、自分の場合は作曲家との対話。作曲家とは会う機会があればさらに深い話が出来る貴重な機会になるし。ピアノ音楽以外も、たいていの音楽はピアノで再現できるし、去年はシンセサイザーも買ったしね

あとはどこかに出かけたついでの待ち時間とか、パスタ茹でてる時間とかにSNSを見たりやりとりしたり。私は実生活で全然・知らない人をフォローして情報交換したりする使い方が好きなので、SNSで他人の目の眩むような生活を見て羨ましくて落ち込むというSNS病とか「イイネ!」依存もないんですね。

 

そうは言っても:「マンボウ」明けには、久々に桜坂市民大学でいくつか興味深い講座を取ってみようと思ってます。ここの講座のバード・ウォッチングとか面白かったんです。

 

そしてマンボウ真っ只中、バイオハザードを観てきましたよ

 

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』予告2 1月28日(金)全国ロードショー

 

今回は残虐シーンもほぼなく、目をつぶらずに観れました

やっぱりハリウッドのシリーズものの中では別格に面白い

これとミッション・インポッシブルは最高

バイオハザードを(残虐シーンが怖くて)観ないと、DSとか陰謀論がピンと来ないのかもですね。

だいたい「ええーそんなの(バイオハザード)好きなの」というインテリ系が、非陰謀論者なんですよ

世の中は学校のお勉強のようにはなってないのかも、とは思わないみたいね

また全シリーズ借りて観たくなったな〜

 

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