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ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

現実逃避 / 花の展覧会

2017年02月28日 | 世の中のこと

      先週始めたフラワーアレンジの教室の展覧会に行ってきました

 

「パリのフラワーアレンジメント」がスタイルの教室で、今回の展覧会のテーマは「ボタニカル・ウエディング」だそう

 

首里のラ・フォンテというレストランの庭をインスタレーションした展示で、幻想的でした。小雨だったのも花には良かったんでしょうね。こんなステキな展覧会は初めて見ましたよ。

 

感激

 

レストランの庭は、かつての琉球王族の姫の庭だったとか。

一瞬、庭の花かと・・

池のまわりにも

フレンチ・スタイル

野菜やフルーツを組み合わせるんです。

ああステキ

ウエディングがテーマだから

もう宝石に匹敵するね

ナチュラルながら、ものすごくカネがかかってる結婚式です

 

マリー・アントワネットの「プチ・トリアノン」をヴェルサイユで観た時に、「なんでこんな『小屋』が財政を圧迫するほど予算が要るんだ」と、むかーし・若くて・無知な頃・には思ったものだけど、花とか凝ってたに違いない。当時は花も畑もガーデニングも全く興味なかったら。鉢植えとかもらっても途方に暮れたもの。

プチ・トリアノンぽい

こんなの作れるようになりたい

 

もらったら激・嬉しい

カリ「フラワー」って

 

毎年・恒例・確定申告ちう。もう目が開けなくなって眠るという。途中、イヤになってネット・サーフィンなどするから遅々として進むんです 。いちお・進んでますゴールはまだちょっと遠いけど

眼精疲労を現実とは思えない庭でリフレッシュ

 

一緒に行った友人が「お誕生日プレゼント」をくれました

「ハイ。ケーキ

「(小麦)食べられないから作りましたよ。パティシエになったつもりで」と。

「食べられないのがイイでしょ」「イイ ウケる〜

こんな特技があったとは。てゆーか今、めちゃくちゃ忙しいんじゃ

3日ほどの空き時間に作ってくれたそう。現実逃避。じゃなくて気分転換は大事

 

1時間ほどで帰ってきましたが、余韻に浸って・・

作ってみました

 

すでに上達した気がするんだけど?展覧会にインスパイアされて

 

手作りとかアコースティックとかは案外、今後の人工知能の世界では強いみたいですよ?

 

カ〜リ〜様のように御殿を建てるような高収入 というのは、様々な要素の複合体の結果ではあるものの、フローリストが「仕事を人工知能に奪われにくい職業」にランクインしてます。

作曲家や音楽監督は、そもそも仕事を見つけるのが難しいという点はあるものの、対・人工知能には低リスク職業ということらしい。ホントかね 人工知能も作曲はするゾ〜

 

音楽家でも「演奏家」は、打ち込み (DTM)の登場で、だいぶ仕事が減りました。バブルの後退と同時期ですね。

かつてはスタジオの仕事をメインにすれば、有名にこそならないものの、夫婦2人(スタジオ・ミュージシャン)で2年で都内に家が建つものでした。車はもちろん外車。スタジオの駐車場は外車だらけだったんだよ〜ん。

 

クラシックの演奏家は・・ヤザワも含めて・「忙しい」けど、さして儲かってなかったバブル時代でした。

ただ、自分が出るコンサートの広告が、新聞の「1000万円欄」広告に出てるのを見て、ビビりつつも・「こんなに広告費あるなら、もうちょっとギャラに回してくれてもいいのに。」と思ってたなー

家を建てたヒトなんて聞いたことないなー。2世帯住宅とか以外

 

CDも売れない世の中になり、もう人類に音楽は不要なんだね?と思っていたら、ポップスの世界ではコンサートの収益が伸びているらしい。タダでYouTubeや違法コピーで見て聞いて、コンサートに行くらしい。

 

そうですか。ではヤザワも。 

 

なんて今は・してる場合じゃなくて

国民の義務を果たさないと

 

ゴハン食べてからにしよっと

 

人工知能シリーズ① 人工知能が雇用を奪うテクノ失業について

 

やっぱり「ベーシック・インカム」を導入しないと。そして動物の世話をしたりゴミを拾ったりボランティアをして、そこかしこに食べられるモノを植えるのだよ。

 

終わったら観に行きたい〜 桜坂劇場

 

『TOMORROW パーマネントライフを探して』予告編

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那覇の『パリの花屋』さんーフルール

2017年02月18日 | 日常

久しぶりにフラワーアレンジを習ってみました。やっぱりプロに習うと違うわ〜

 

花が家にあると気分が晴れやかで、イライラしたり落ち込んだりすることが激減するということに4年前に気がついてから、なるたけ欠かさず飾るようにしてます。ヘンな薬飲んだり自己啓発本を読むより美的で実用的。生け花は「実用」なんだよ〜ん

 

どうせ飾るなら美しく飾りたいもの。ちょっと習って少しは進歩したものの、ワザも少なくマンネリ化気味。

以前に習ったアレンジが「琉球フラワー」だったせいか、エキゾチック系が多いんです。

「また習おうかなー」と思ったアレンジ

習ったワザは色々使ってるけど、違う雰囲気にしてみたい。でも分からない

と・いうことで・「パリのフラワーアレンジメント」なるクラスに申し込んでみました

新都心にある花屋さん、『フルール』が教室。

入り口から期待感が

確かにチョイスがパリっぽい

いつも市場でシーズンの沖縄花を買っていたけど、高級輸入花もたまにはプチ贅沢でいいわ〜

新都心なのでお値段はちょっと高め。でもチョイスがいいから自分で選んでも外さなさそう。この色合いならどれを組み合わせてもカワイイし、フローリスト作のはパリから空輸したようなブーケやアレンジが並んでました。こんなステキなブーケやアレンジをもらったら嬉しいし、自分でも作って人にプレゼントできるようになりたいなぁ

ステキ〜

桜坂劇場で申し込みましたが、ここの教室の直弟子と一緒に作りました。来週の26日、27日が首里のラ・フォンテというレストランで2日間、発表会だそうで、フローリストの方も制作してました。

アトリエは蛍光灯(LED)ではなく白熱灯。花の色がキレイに見えないから。蛍光灯は花の保管の冷蔵庫だけ。

フローリストが白熱灯製造中止に反対運動を起こさないかな?

トイレもそこかしこオシャレ

レジ横のアレンジ

自分のカメラで撮ったのに、家と全然・違う。やっぱり照明は大事

華道家とかみんなLEDの世の中に大反対なんじゃないだろうか。LEDはブルーライトでパソコン見てるのと変わらないと言うから、健康にも悪いはず。

帰ってきて花瓶に挿して再調整してみました。写真で見るとやっぱり色が・・カメラのせいじゃなくて蛍光灯のせいだったのね。

でもカワイイ

「バレンタインは過ぎたけど、ハートの形のブーケ」が1回目のテーマでした。

猫が葉っぱを食べてしまうのが難ですが 、自分が外出する時は隠して、しばらく眺めながらお茶を飲んだり食事ができるので嬉しい

今回は6回コースなので、6つほどワザを増やします

 

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映画『未来を花束にして』

2017年02月18日 | 世の中のこと

桜坂劇場で観てきましたよ〜

 

邦題と宣伝文が・すでに・セクハラであると評判。確かに。この邦題と宣伝文を英訳やら仏訳にして拡散したら、抗議のツイートとか世界各地から来ると思いますよ?

 

それでも・あえて・この邦題なのは:日本での女性の地位の低さ(世界で下から数えるほど)と、「女性が怒りを表現するのは・・ちょっと・・」という世間的な抑圧状態に日本女性自身が慣らされているのでしょう。原題を訳したら腰が引けてしまうんでしょうね。

 

沖縄に住んでいるので、セクハラは日常茶飯事です。電車がないので痴漢被害は都会のようにはないだろうけど、誰かの家で食事会やら飲み会があれば、働くのは女。男は座りっきりで何もしないという田舎ながらの風景。田舎の(中年以上の)女性は細々とよく働きます。男女の賃金格差も上位か1位のはず。日本の中でのさらに格差。離婚率も高い。

そして・「女性がさぁ〜〜をするなんてさぁ〜」というセクハラ発言をフツーに女性の前で堂々とする。

「それはセクハラですよ?男がしても女はしてはイケナイ、と言うことはセクハラですよ?」と教えて、初めて我に帰るというか恥を知るというか。沖縄の女性はこういうことを男性に教えてあげないので、都会で恥をかくまで知らないまま人生を過ごします。東京に観光に行ったり移住した時にバカにされないように、ヤザワは親切に教えてあげるようにはしてますが、怒ってしまって教育にならないことも多い。犬も怒ると芸を覚えないのと一緒。

 

そんな土地柄なので、学生時代以後の男女の交友というのは皆無らしく、知り合いの男とたまたま一緒に歩いてたり、立ち話をしてるだけで「カレシ」とか聞かれるので固まるんですよ。

ワタシは都会育ちなので:「どう見てもカップルに見えるはずがない」と油断してるんでしょうね。特に紹介する必要がなければ紹介もしないし。「はあ どう見てもアタシの下男だろ」と言うワケにもいかず、意表を衝かれてフリーズしてしまうわけです。

 

そしてまた・その「カレシ」と言われた下男風情の男が、いかにも迷惑そうに・困惑した表情をしてるのが目に入って、ハッと「ナゼこんな侮辱を受けなきゃいけないんだ」と、怒りの表情がワタシの顔に現れたのを見て、「カレシ」と聞いた、やはり見るから〜に下男が・「可哀想に。カレシじゃないんだ・・」的な視線でワタシを眺めるに及んでは、あまりの屈辱に合気道ワザで・こらしてめてやろうかと頭に血が上るんですが、そんなことをしたらますます「不倫だったに違いない」という噂を立てられるかもしれないので、ぐっとこらえるということになる。これもセクハラだよね

チャタレイ夫人じゃあるまいし。ヘンなこと聞かないでよ。と言って通じるかね?

まあそんなことばっか考えてっから沖縄は「子沢山」なんだよなー

関西みたく挨拶が「儲かってまっか?」でカネのことばっか話すのもなんだがなー

 

なんだか映画の話から遠くにきてしまったけど、「男より3割余計に働いて3割賃金が安い」だったっけな?主人公の労働条件は。そして家に戻ると、先に帰ってる旦那にメシを作って茶を入れるという。3割少なく働いて先に帰ってんだから、メシは旦那が作ればいいと思うのは現代の文明国家の話。

 

東京でも、同級生の友人の家に呼ばれてゴハンにお邪魔すると、何もしない旦那とテーブルで向き合って友人の作るゴハンを待ってたなーというのを思い出した。旦那は当然・日本人のカタギ。今でこそ言うけど・うっとーしかったな〜

アタシは別にアンタ(友人の旦那)を訪ねて来たワケじゃないんだよ?と不思議に思ったものだった。帰国子女だったから。フツー旦那が「キミは友達とおしゃべりしてて」とお茶入れてくれたり料理を作って、自分も食事に参加するものだと思ってたから。だってゲストのヤザワは旦那と友人でもないんだからね。だいたい友達の旦那なんてタイプでも話が合うわけでもないから呼ばれてるワケで:笑。サシで向き合ってメシを待ってるというのは辛いよな〜。なんで呼んだんだ?と思った。フェミニズム以前の問題とも思うんだが。

 

あ。また映画から逸れた

 

1545年のトリエント公会議で、初めて・公式に・「女性にも魂がある」と認められてから400年。欧米に30年ほど遅れて日本でも女性参政権が認められたけど、まだ「女性にもプライドがある」というのは、現代の日本でも公式に理解されていないのかもですね。。

ちなみにトリエント公の会議で「女性にも魂があることを認めるのか」の賛成票と反対票の差は、たった3票だったそう

欧米で動物保護活動が盛んなのは、人権意識が確立されてからの歴史が長いから。家畜と同じ扱いだった女性の地位を確立したら、次は当然・動物への虐待を許すわけにはいかない。必然ともいえる。放置したら元の中世の時代に戻るということを感じているからだと思う。

 

映画自体は、主人公はカワイイし、登場する男役もヤな人は少ない。警官以外:笑。辺野古を思い出したな。

あらゆる世代の女性と、男子に観てほしい。長男教育なんてしてはイケナイし、そう育っても疑問を持って欲しい。

エンディングの音楽が特に良かったです。サントラが欲しいほど

 

映画『未来を花束にして』予告編

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酒粕料理:ヴィーガン・ピザ&粕汁

2017年02月16日 | グルメ

乳製品、お肉不使用!サクサクふわふわ。フライパンでできる「ベジピザ」の作り方

を見て生地をグルテンフリーで作ってみたヴェジ・ピザ

小麦アレルギーなのでレシピの「スペルト小麦」もNGです。

生地にしたのはORGRAN ピザ&ペストリーミックス 375g。¥734な〜り。「小麦不使用のミックス粉です。手軽にイタリアスタイルのピザやペストリーを楽しんでいただけます。」

これはケンコーコムで「グルテンフリー」で検索して見つけたもの。

今、見たらもう売り切れです 試しに買ってみて・か〜な〜り〜イケたので、買い足そうとしたら売り切れだったという

ワタシも入荷待ち。早く入るといいなぁ 発酵も必要ないのでコネてすぐ使えるし


応用したのは生地をORGANのピザ&ペストリーミックスにしたのと、例によって・少〜し・アップルサイダービネガーを入れてふんわりさせたのと豆乳ヨーグルトではなく、自作の豆腐チーズを使ったということでしょうか


ランチ。ビーツのサラダと

酒粕はアルコールを飛ばしても・やっぱり「酒粕」ではありますが:笑:ブルー・チーズのような濃厚さがあり、しかも・あのように激しくクサくなく・まさにヴィーガンのための食材


焦げやすいので、アルコールを飛ばすのも低温でじっくり時間をかければいいのかもしれない。私はせっかちなので、5分で使ってしまったけど。100°くらいで気長に15分とか温めて飛ばすといいかもですね。


このアルコールを飛ばした「なんちゃってブルーチーズ」は、ヴィーガン・ゴルゴンゾーラとか色々と使えそうです。大変・素晴らしいアイデアをいただきました  

やっぱヴェジって・おカネかからないわ〜


先週は沖縄でも夜は11°とかになって冷えました

南国なので暖房機能のないエアコンが多く、どこも寒かったです

「沖縄でも大寒かぁ」と思い、

 

春夏秋冬 土用で暮らす。
 
 


を読みながら「粕汁」を作ってみました。こちらもヴィーガン用にアレンジ

激・おいし〜い

初めて作ってみました。そういえば食べた事もなかったかも。今までの日本人としての食生活は何だったのだずいぶんウマいモノを知らずに、こんな歳まで生きてしまって、もったいないことをした


ホントの粕汁は鮭とジャガイモを入れるみたいだけど、鮭の代わりに油揚げとか厚揚げ、ジャガイモの代わりにチンヌクという沖縄の里芋科の芋、それにキャベツなど入れて、酒粕1:味噌3の割合(ホントの粕汁の比率は逆)で作ってみました。激ウマ


食べると、足先から耳までポカポカになります


酒粕は:ずっと甘酒の材料だと思っていて、甘酒って不味いなぁ ひな祭りって苦痛〜と、母親の作ってくれる酒粕での甘酒体験から、甘酒も酒粕も大嫌いだったのが、本当の甘酒とは「粥を米麹で発酵させた」激ウマのヨーグルトのようなものだということを沖縄に来て、つい2年ほど前に知ったのでした。なんてこった


「土用で暮らす」を読んで、生まれて初めて「けんちん汁」も食べました。これも母親が作ったことがなかった料理。外食でも食べた記憶がないんだけど


ヤザワ母は:けんちん汁も甘酒も知らずに死んでしまったんですね。戦後の食糧難とアメリカ文化の到来で。。


粕汁もけんちん汁もウォッカを飲むくらい温まる 日本の家庭料理ってスゴいな

本を読むと、「土用的な食」は、ほとんど野菜と魚介類なんですね。


もともと明治時代に入るまで、日本は肉食禁止令を出した天武天皇の世から1200年間にわたり、菜食で暮らしてきた民族だったそう。もちろん、禁酒法ならぬ禁肉法時代は、イノシシを「山クジラ」とか「牡丹」という隠語で出す料理屋とか栄えてたようですが基本は野菜と海産物。


今読むと:3.11の原発事故以来、危険な食材ばかりで、日本の伝統的な食文化も原発事故が破壊してしまったのかという、やるせない気持ちで一杯になってしまいます

正月に読んだこの本

 

 
 
 


「マクロビやヴィーガン食では健康は維持できない」という動物性タンパク質を推奨する原始人食を提案してるのですが、これも3.11以後に実践するのは、あまりにも牧歌的すぎる。それに提唱している「肉」食は、ホルモン剤やら抗生物質にまみれた遺伝子組み換えの家畜や家禽類。原始人食を実践するなら、自分で食用に鶏を飼って卵や肉を摂るしかない。牛も豚も自分で飼育してできるのなら、放射能汚染の少ない地域で放牧したりエサに細心の注意を払って「肉」にするしかない。

だからそんなに肉が食べたいならを自分で飼って食べたらいいと思うんです

  

         


それなら鶏みたく朝もウルサくないし 、豚や牛よりは非道感も少ない。なんといっても自分が食べる為に育てるんだから、エサにも飼育環境にも気を遣うはず。最後にする時は「ありがとう」と心から思うだろうよ?肉は赤身で・かなり美味しいし。


ちなみに流行のジビエ料理:イノシシ、鹿などは海産物ほどホが濃縮されているので論外。


「原始人食が病気を治す」は、色々と興味深い文献も多かったです。マクロビで具合が悪くなった人が、この本や考え方を知って、急に肉食に回帰するのも分かりました。


「植物性オメガ3を人間は栄養として取り込めない」など、なるほど。とも思いましたが、ヴィーガンになると3〜4年は明らかに体調がものすごく良くなるんです。

4〜5年目に身体が動物性のものを欲しがるのかもしれない。10%は動物性タンパク質(魚、肉)が人間には必要なようなので。でもたかだか10%なんですよ。なので4〜5年は絶好調なんでしょうね。


ヤザワも今年でヴィーガン歴4年目を迎えるので、色々と勉強してるところです

体調は:骨密度、骨量、骨質とも20代、糖代謝も信じられないほど良いと先月言われました。

あとは血液検査で、ビタミンB群が不足していないか調べるくらいでしょうか

これもニュートリショナル・イーストという発酵食品で補えているかチェックしないと。ヴィーガンのパルメザンで美味しいんですよ。これでシーザー・サラダとか、パスタにかけたりしてます。

 

アリサン ニュートリショナルイースト 200g
 
 


これで足りなかったら・・・

畑にオーガニックのが取りホーダイだしね

調理法も検索済み


アフリカマイマイは普通に食える


エスカルゴにしたらワインにも合うし、原型も分からなくてイイと思う



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第1回中城演劇フェスティバル / 雑感

2017年02月05日 | 文化・芸術

「雨天決行。荒天中止。客席での傘のご使用はご遠慮下さい。雨具は各自でご用意下さい。会場に駐車場はございません。臨時駐車場としてイオンモール沖縄ライカム駐車場(無料)をご利用下さい。臨時駐車場と会場間をシャトルバス(有料)が運行いたします」

 

なんともマッチョな。というかハードコアなイヴェント。観客は男性オンリー 男性客だけで文化イヴェントが埋まるような土地柄だっけ

 

と・いささか腰が引けたものの、雨具は畑用のレインコート。沖縄に越して以来、出番のなかった裏ボアのニーハイ・ブーツにレザー短パン、ホカロンも持参でイオンモールに駐車して片道600のシャトルバスで往復した初日。

イオンの思う壺:帰りは腹ペコでイオンで食事して、入り口にあったForever21なるファストファッションで、セールだった手袋とキャップ、オープン・トウ・ブーティまで買って帰ってきてしまいました。楽しかった〜    

 

初日28日と次の日29日の2日は:麿赤兒率いる大駱駝艦の『クレイジーキャメル』。暗黒舞踏〜〜

 

行ってみれば、駐車場もなんだかあるし、100金ぽいレインコートはくれるし、公演も30分近く押して、みんなシャトルバスとかで到着するまで待っててくれるし。なんだー次はイオンに行かなくていいじゃんーと思ったのでした。

 

普段は映画館以外ではクラシックのコンサートホールやオペラハウスしかほぼ行かないので、野外コンサートとか、スタジアムでのコンサートとか、空気の悪いライブハウスとかクラブとか耐えられない体質に育っています。コンサートや観劇は快適な室温で音響の良いホールで聞き、幕間にワインかシャンパンか紅茶かコーヒーを飲むものだと刷り込み済み。

ポップスのコンサートは昔、マドンナのスタジアム公演に行って、あまりの小ささ(→マドンナ)と音響の悪さと肌寒さと飲食物の下劣さ(コーラとか)にショックを受けて以来、行ってません。チケットはクラシックのコンサートより高かったと思う。びっくらしたなー こんな劣悪な環境でも、こんな大金払って、しかも立ちっぱなしで聞いてるんだからなー。TVも入ってるみたいだし、後日、放送で見ればいいや。と人垣に埋もれるように座って聞いてました。立ってたってどうせ小さくてよく見えないし。もうポップスのコンサートは二度と行かない。CDでいい。とその時に思ったのでした。クラシックだとCDより実演のほうがイイのが当たり前なのでね。

 

そんな・ひ弱な・お嬢様育ちのヤザワが:雨具持参で防寒スタイルでまで観たかった暗黒舞踏

沖縄で観れるとは思わなんだ

舞踏は一時、山海塾の追っかけのように、彼らの新作があれば観ていたもの。パリに住んでた時はシャトレ座で観てたし、NYに住んでた時はブルックリンのBAMで観ました。東京でも当然、観てましたよ

 

1月28日に観た麿赤兒さんの『クレイジーキャメル』は「アングラのヒト〜」って感じプンプン:笑。よくぞ沖縄公演が実現した 毎年来て、聴衆の冷たい反応(ボーゼン状態:笑)が温かい反応になるまで舞踏を紹介し続けて欲しいと切に思う。

海外で大人気なのもよく分かる、極めてジャポネスクなアングラではあったけど、『暗黒舞踏』というジャンルが既にクール・ジャパンすぎてカッコよすぎ。これだけ分かりやすくても外さないんですよ。久しぶりにヤザワ好みの文化に触れて感動しました

あーもー山海塾とかも、また観たーい観ないと感性が腐っちゃう〜 と久々にムラムラとしましたね。

 

31日は野村万作、萬斎による狂言で、この日はさらにホカロンまで入り口でいただきました。

駐車場は:中城の駐車場が満車で、近くの「成田山」の「中城村民専用駐車場」に誘導され、そこからボランティアらしき無料のマイクロバスが会場まで往復してくれたのでした。

結局:沖縄のヒトは「行けばなんとかなるさ〜」で、遠く離れたイオンになんかわざわざ停めないんでしょうね。チラシなんか読まないか、読んでも知りたくないことは頭から消えるんですよ。見習わなくては

 

内容的には:野村萬斎の解説がとても良かったです。鼻が真っ赤で、インフルエンザなんじゃないかと心配しました。筋肉注射で症状を抑えてるんじゃないといいなーと

 

廃墟の城跡をバックにした狂言も舞踏も、それは素晴らしい舞台セットで、能楽堂で観るよりホールで観るより素晴らしかったです。

 

「クレイジーキャメル」はバックの城の壁までも使った照明で、さすがに洗練されていました。上演する場所の環境に合わせて、演出も練り直すんでしょうね。狂言のほうは:舞台に白木作りのセットでいつもと変わりなく、バックに「松」の代わりに城壁だったのが風情があって良かった。そもそも発祥はこんな感じだったんじゃないかと思いましたね。

 

野村萬斎も50代になったかーと感慨深いものがあります。キムタクが50歳になっても同じように思うでしょうね

 

世界で活躍する舞踏を観た後だったので、余計に・世界に発信する必要のない「保護された芸能」の揉まれてなさ加減、品のいい中庸さというか・・芸術とは一線を画す伝統芸能の緩さというか・・そんなようなことを感じました。沖縄で琉球組踊を観ると、さらにさらに・そう思います。それが悪い訳じゃない。その土地、固有のものだから。当然・保護も必要。

 

ただ・これが玉三郎の歌舞伎だと「芸術だ」と思うんです。猿之助でも芸能だなーと思った記憶がある。山海塾は当然・世界的なアーティスト集団。もうダンサーを超えている。何が違うのかと言われると、海外公演を「ジャパン・ウィーク」という括りで行わずに成立出来るか。ということだと思う。玉三郎は、ブルックリンのBAMのシーズン・プログラムに入ってても不思議じゃない。能と狂言ならジャパン・ソサエティかアジアン・ソサエティ主催がいいと思うし。文楽もビミョ〜だなー・・BAMに進出なるかやっぱヘンか

 

話は戻って・・

萬斎氏の解説は本当に分かりやすく、面白く、この解説なしでは成立し得ないと思いました。

現代はあまりに低俗で品のない映画やTV番組に慣らされているので、狂言ですら。こんなに気取った堕落の道を歩んでしまった。と思いましたね。落語や漫才(イジリ系でない芸のあるもの)に通じる庶民的な持ち味が、格式張って逆につまらなくなってしまっている。萬斎氏もそのへんは危機感を持っておられるのだろうなぁと推察してみたわけです。

 

一世を風靡した、かつての時の人:和泉元彌氏のように、協会から追放されて・狂言の自主公演を各地で開催しているほうが、本来の狂言というキャラクターに近いような気がします。内容的にも、能楽堂で気取ってやるより、地方公演で拍手喝采を浴びるような土着的なものなのではないだろうか。「そういえばどうしてるのかな?」と検索してみれば、ウィキに「狂言師(自称)」などと書かれてますが、協会主催の公演に出演していないだけで、公演をしているのなら紛れもなく狂言師でしょう。そういう権威主義が狂言を堕落させたと思いますネー

 

人間国宝の万作氏は「味のある見事な芸」を披露していましたが、見事な芸より、面白可笑しくあるべきものなのではないかそれが狂言の持ち味なのではないかと、国宝を観ても何かこう・・すっきりとしませんでした。なんか方向が違うんだよなー

 

先月の台湾での休日で、東京の友人が:「茶道というのは形式張って(普及させたことで)堕落した。利休の頃の茶道というのは、もっと面白いものだったと思う」と言っていたのを、ふと思い出しました。台湾の茶芸が楽しいし美味しいので、「日本の茶道って不味いし気取ってるし何なのかしらね」と・ふと話題をふってみたんですよ

 

やっぱり・せめて・2ヶ月に1回くらいは

こういうことをウンチクと考えさせられる公演を観たいもの

 

来月、山海塾、観に行っちゃおうかなー

思い出して検索してみたら、何と・あったんだよ神の思し召し

 

 

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