土曜日にアガタのためにペット用酸素をレンタルしました
結構な音
1週間前から息がだんだん荒くなってきて、苦しそうなので獣医さんに相談に行きました。その前日には出張でCS60を施術してくれる人を見つけてアガタに40分ほどCS60でマッサージもしてもらってました。
マッサージでは:この施術で悪い箇所がほぐれる時に発生するという金属臭、錆びの臭いがかなりして、「あ、流れたみたいですね〜」「よかった〜」とは思ったんですが、お腹と胸は嫌がってマッサージさせてくれなかったので、息苦しさは取れなかったんです。
病院では:「あ。これは腹水と胸水も溜まってますね。。うーん・・・これは・・利尿剤で腹水が出せるかですね。。薬が効かなかったら今晩は危ないです。。」
と言われ、パリスのような悶絶死をさせるわけにはいかないと決意して、「あまりに苦しむようでしたら、楽にしてあげて下さい」と決意して先生に言ったら:「そうですねー。楽にするということで、酸素ルームをお家で作って入れてあげてはどうでしょうか。肺に水が溜まってるので、うまく呼吸が出来ないんです。酸素ルームの中に入れば、かなり楽だと思いますよ。病院だと入院になってしまうので、この状態で家族と離れるのは・・」
と提案してくれて、酸素レンタルの業者さんを紹介してくれたので、すぐ電話をして、帰宅して2時間後には酸素発生器とケージ持参で来てくれて酸素ルームが完成したのでした。
体全体で息をしていたアガタを早速入れてみると・・
濃度が上がってきたところで(30〜40の間が良いらしい)、なんと毛づくろいを始めました
そして40になったら
久しぶりに体を伸ばしてゆったりとしだしました
1週間ほどは縮こまって寝不足だったはずです。パリスにも借りてあげるんだった その時にはまだなかったのかな。獣医さんも変えたんです。今の獣医さんは評判を聞いて遠くからでも来る患畜と飼い主でいつもいっぱい。
なぜ腹水と胸水が溜まってるのか、という話は獣医さんとはしませんでした。リンパ腫かもしれないし、眼の癌かもしれない、とは聞いていたので。免疫が弱ってるようで、歯周病も一気に進み、歯根が膿んで、その膿が下顎に溜まり、それが破裂して顎の骨まで見えるという惨事にも見舞われてます。
ハゲちゃって
パリスは上顎に穴があいて、ターミネーター猫のようになりました。それから1年は生きたけど。パリスは慢性の副鼻腔炎が悪化して、麻酔が出来ず、やはり抜歯も出来なかったので、ココナッツオイルで乗り切りました。
土曜日〜日曜日にかけては:2時間ごとに目が覚めてはアガタの様子を見て、昼にゴハンをモリモリと食べてる姿を見て、安心して夕方まで自分は倒れ込んで眠ってしまいました。。目が覚めた時は(アガタが生きてるか)怖くて鬱のようになって起き上がれなかったのを、こん身の力を振り絞って起きて、くつろいでる姿を見て安心して、マグロの炙り焼きを買いにスーパーに行ったのでした。アガタの大好物
いつもは「水銀がいっぱいだから2切れね。明日、またね」と、ちょっとしかあげないんですが、もう食べたいだけ食べてもらいました。
マロンとクララの倍は食べました アガタは私に似て食が太くて心が狭いんですよ
とりあえず、苦しいだけじゃない毎日であって欲しい。
腹水は抜けるかもしれないけど胸水は・・・
苦しい時に、オスカルの(シッコの)臭いが残ってる爪研ぎにヨロヨロとたどり着き、「オスカル〜助けて〜」とツメ研ぎにしがみついているのを見て泣けました
もうこれでアガタは酸素ルームにずっと入ってることになるので、少しだけ日光浴と美味しいゴハンを用意して、苦しくなるまでは抱っこします。
酸素発生器がうるさいので音楽を聴かせてあげられないけど、起きてゴハンとトイレの時にはアガタの好きなクラシックをかけてあげようと思います。
2010年の11月にウチに来て11年。たぶん、14歳くらいだと思います。来た時は2歳くらいの見立てだったので。
あっという間のような長いような。
アガタとは一緒に東京に帰るような気がしてたけど、やっぱり気のせいだったのか
ヤザワが先に逝くわけにはいかないんで、これでいんだけどさ
何事も過ぎたるはなんニャら、ですね。。