ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

もうすぐ四十九日

2009年02月22日 | ペット
1月8日(バニラの命日)に買ったバラ。1輪だけまだ咲いています。26日が四十九日となるその日まで、咲いてる気がします。ちなみにその日はヤザワの誕生日でもあります。。

この話(バラ)をすると、友人たちも「まだバニラはいるんだね。。」と言います。プリザーブド・フラワーでもないし、バイオ・ローズでもないし、ドライ・フラワーでもない普通の切り花。バニラ・カラーのバラ。

同じ日(1月8日とかそれ以降とか)にいただいたお花も3週間弱(それでも長持ち!)で枯れていったのに。この色のバラは見つけたら買う事にしよう。そう言われてる気がする。

前回の続き:

ノエルを連れてバニラの病院まで行って、真理先生に会ったとたんにまた泣きました。泣きつつもノエルを紹介して、「またよろしくお願いします。これ、ちょっと足りないかもしれないんですが、皆さんで召し上がってください」と酒饅頭も渡して。「あ!バニラちゃんにそっくりですね!シュナウザーの白は初めて見ました。シュナウザー、性格明るいしお利口ですよ」と言ってくれました。

病院を出てしばらく走っていると、ものすごく悲しい気持ちが突き上げてきて、運転しながら大泣きして家の近くまで帰ってきました。バニラが「他の犬と暮らすの!?」と悲しんでいるのが分かって。ノエルは後ろの座席のキャリーの中で息をひそめていました。

出かける時に悲しい気持ちだったのは、バニラはこのことを予感していたんだろうか?全くの偶然だと私は思っているけれど、縁というものに偶然、ということはあまりないらしいから。必然、らしい。

大泣きしつつも近所のペット・ショップに寄って、新しい首輪とマナー・バンドという腹巻きのようなものと、それに当てる『「多い日用」ナプキン』のようなマナー・パッドなるものを買ったのでした。男の子だし去勢してないから、家の中にマーキング(ション)しないように、家の中での着用を山本さんに勧められたので。ほ~。犬は♂がナプキンするのか。跳んでも跳ねてもずれないようにマジックテープで腹巻きを固定します。

人間の♀用よりずっと高く(10枚で980円!人間だったら大変な支出だ!医療費控除扱いでないと!)、コットン100%のマナー・パッド。お店の人は:「人間用のでもカーブがついてない形(ギャザー付き、パンツにフィット、はよろしくない)だったら大丈夫ですよ」と言ってくれましたが、高価だけあって肌触りは人間用よりずっといいので購入。いい子だったら(マーキングしなければ)ヤザワが使ってもいいしね。


バニラの臭いがまだ残っているだろうハウスでくつろぐノエル。ハウスのドアは開けてあるけれど、出てきません。緊張して疲れたんだろうね。今夜はゆっくりして、明日は近所の散歩とお風呂に入ってもらいます。マナー・バンドも外しておいてあげる。


その晩、何ヶ月ぶりかでヤザワは熟睡したのでした。安定剤を飲むのも忘れて。





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ノエルが来ました

2009年02月09日 | ペット
命名:矢沢ノエル。4歳半。♂ホワイト・M(ミニチュア)シュナウツァー。

青いバラを創りだすように人為的に発生させたホワイト・シュナウツァー。まだ見た人は少ないはず。ホワイト・タイガーほどの希少性。テリア種です。

黒みがかったグレーと白の皮毛をおじいさんみたく、あごひげを長くカットしたスタイルで有名なシュナウツァー。ぴんと立った耳は断耳されたもので、もともとはこのような垂れ耳。最近は耳もナチュラルなままでヘアカットもあまり作り込まないナチュラルな傾向のようです。

シュナウツァーのヘア・カット・カタログ。(耳も。。)


経緯:

バニラの点滴の針やら注射器が10月から溜まっていて、コンビニの袋1杯からこぼれそうになっていました。家庭ゴミとしては出せない医療廃棄物なので、獣医さんに持って行かなくては。。。と思いつつ、体調は悪いわ、もう1度バニラの最期の場所に行くのが辛くて。。。

封を切ってない点滴薬も何本も残っていたので、ついに意を決して行く事に。先生にも会って感謝の意を伝えたいし。

「バニラ。点滴の針を返して先生にお礼を言ってくるね」と壷に話しかけると、ものすごく悲しいムードが部屋全体を包んだのでした。

午前中には売り切れて店じまいの、近所の有名な酒饅頭を2包(1つ10個入り)み買って車に乗り込む。病院のスタッフ全員分はあるかな。アトピーだったバニラをホメオパシーで治療してくれた真理先生。バニラは真理先生のことが大好きでした。

運転している最中に具合が悪くなりそうになって、「そうだ。山本さんのドッグ・カフェでお昼を食べてからにしよう」と思いつく。

バニラもすごく御世話になったドッグ・トレーナーの山本さん。まだバニラのことも報告してないしね。。


「こんにちは」と訪ねると:「あー!お久しぶり!バニラは?」と聞かれて、「先月亡くなったんです」と報告すると、「ええ!?ちょっと待ってて!」と言って、スタッフ全員、出て来て話を聞いてくれたのでした。話してるうちにまた・・(涙)なことになりかけたのですが、ここは犬のプロに頼みたいことが。

「色んな獣医さんにも知り合いにも、ウエスティはやめたほうがいいと言われたんですが、どうしてもまたウエスティが飼いたいんです。横浜のドッグショーにも行こうと思ってるんですが、アレルギーのないウエスティを輩出しているブリーダーさんを紹介してもらえないでしょうか?」

うーん。。と考え込む山本さん。スタッフ全員で「あの~さんのところのウエスティは丈夫だね?」とか検討してくれています。

そうして会議になっているうちに、「そうだ!今月末にイギリスの世界最大のドッグショー、『クラフト展』があるんですよ。これはもうすごい規模の最高峰のレベルです。これに行く人がいますから、頼んでみてあげましょう。ショー・ドッグ希望ではなくて、丈夫で賢くて可愛い家庭犬としてのウエスティでいいんですよね?」「はい!よろしくお願いします!」

と話がまとまったところで:「沢山、犬いるから遊んでいったら?」と言われて、しばし犬たちと和むことに。

それにしてもジャック・ラッセル・テリアはすごいやんちゃね。庭がない家に住む人が多い東京で、ナゼこいつが人気者になってるんだ?こんなヤツが家の中を走り回ってたら発狂するわ。とかブツブツ言ってると:「見た目の可愛さで買って、手に負えなくて捨てちゃう人もいるんですよ」と。売ったペットショップは重罪。だいたいテリアは日本人にはあまり向かない犬種なのに。

そこに、お散歩から帰ってきたホワイト・シュナウツァー(ノエル)がカフェに来たのでした。

「あ!なに!?ウエスティそっくり!!」と、もう他の犬は目に入らなくなってしまったヤザワ。


泣き腫れた後に笑うヤザワ。

これまで30年間テリア(ウエスティ)を飼ってきた実績と、バニラが結んでくれた縁で、この希少なホワイト・シュナを譲っていただけることになりました。どうぞ今後もタレント犬としても使ってやって下さい。

「じゃ、今日シャンプーしてトリミングしておきますから、明日、迎えに来て?」と言われて:「いいです。私が家でシャンプーします!(山本さんの気が変わったら困るから)」と言ったら笑われて、「じゃ、ちょっとブラシだけしてきますよ」と。

「このコもテリアだから、カットをウエスティにすることもできますからね?ウチのトリマーさんに言えば上手にカットしてくれますよ(笑)」と言ってくれました。

シュナウツァー・カットで目の下をシェイブしているのが伸びたら!ウエスティ顔にしてください!とお願いして、車から酒饅頭を1包み持って来て「みなさんで召し上がってください」と言うと、シュナちゃんを車にケージごと乗せて、バニラの病院に向かったのでした。




Comments (5)
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このコは?

2009年02月06日 | ペット
んん?


ちょっとちょっと・・



「はい?」




よく顔見せてよ?




足の長い耳もデカいしっぽが短いバニラのゴーストか!?顔はアリスとバニラのハーフ。目はアリス。アイラインばっちり!鼻はバニラ。声は・・まだ聞いてないんだけど。。。



とりあえずお風呂に入ってもらいましょう。




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