宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/10/05
10月最初の金曜日。この日は、結婚を機に今年2月に職場を去った元同僚、ミキティ似のNさんと久しぶりに呑みましょうという日。Nさんの今の職場は六本木、そしてお住まいは恵比寿ということなので、大徳寺さんの「中目黒あたりで呑んでます」で拝見して、ずっと気になっているお店、「藤八」に行くことにしました。人気店ということなのでこの日の夕方予約を入れ、S先輩、Iさんと3人で会社を出ます。小雨の降る中、お店への到着は予約した時刻の19:00ちょっと前でした。



入り口には、お店に入ろうとするお客さんが結構いらっしゃいます。そしてそのお客さん達がお店に吸い込まれてから、店員さんに「予約した○○です」と名前を伝えると、「何人?」と聞かれます。おっと、予約が通ってなかったかな?と思いつつ、案内されて一番奥の座敷へ通されました。結構大箱なお店なんですね。案内してくれた店員さんの若いおねえさんに、「瓶ビールは何がありますか?」とお聞きすると「サッポロです」と。「サッポロラガーですか?」と更に聞くと「キリンはありません」と。どうも「サッポロ」しかないようなので、黒ラベルが来るとばっかり思いつつビール(大、630円)をお願いすると、すぐにやってきたのはサッポロラガーでした。



先程のおねえさん、「これは赤星と言って、人気があるんですよ。」と。なるほど。サッポロラガーでは通らず、赤星だったら通用したんですね。お通し(350円)は春雨のタラコ和え。そしておねえさんにいろいろとおかずを注文します。まずは「藤八名物」と書かれたラインナップから、「いかのかき揚げ」(420円)、「自家製腸詰」(420円)を注文。そしてテーブルに置かれた本日のオススメメニューから、おねえさんオススメの戻りガツオ(お値段失念、たしか500円ほど)をお願いします。



まずやってきたのは、揚げたてのかき揚げ。これが揚げたてあつあつで、かなり旨いです。さすが名物というだけありますね。この頃にNさんも到着しました。予定より早く、しかもすんなり到着したので「よく奥の座敷って分かったね」と聞くと「○○さんの名前を言ったら、奥ですって言われたから」と。なんと、ちゃんと予約は通っていたようです。なかなか不思議なオペレーションですが、ちゃんとしてますね。



おねえさんオススメの戻りガツオ。いいルックスです。大ぶりに切られて、一口でいただくと口の中にカツオの香りがいっぱいになります。旬のものをいただくのは良いものですね。



そしてこちらも藤八名物、腸詰めです。ほのかに温かくて、軟らかい腸詰め。これがかなりの大ヒット。今までいただいた中で一番美味しい腸詰めです。Nさんも来たので追加注文しましょう、ということで店員さんに声をかけるとすぐに来てくれます。気持ちのいい接客じゃないですか。おねえさんとの不思議なコミュニケーションも楽しめるようになってきました。「自家製〆サバ」(480円)と「もつポン酢」(380円)を追加でお願いします。



カツオのショウガ用と分けるために、ちゃんとしょうゆ皿を新しく持ってきてくれます。〆サバは、割とよく締めといった感じの味です。



もつポン酢のもつは、ボイルした豚のガツでした。ネギときゅうり、そして細くスライスしたガツにポン酢味といったさっぱりとした味わいです。そして先程のおねえさん、「これ女将さんからです」とイカ焼きを持ってきてくれました。



「女将さんが、狭いところに通しちゃって申し訳ございません、ということでした。」とおねえさん。そういえばお店に入った時、女将さんが常連さんたちのテーブルを移動して、トイレへの通路を作ったりされてました。たまに横をお客さんが通りますが、全く窮屈ではなく、かえって恐縮しちゃいました。恐らくメニューにある「まいかの一夜干し」(580円)でしょう。有り難く、美味しくいただいちゃいました。そして3本目のビールも空いて、そろそろ飲み物を切り替えましょうか、ということに。S先輩から「キンミヤでしょ」と突っ込みが入ります。



壁に貼ってあった「金宮焼酎」(1,500円)の短冊に視線が行っていたのを、S先輩にバレていたのでした。そして、大井町の「ほんま」に行った時のエピソードなどで大いに盛り上がったりします。その後、そろそろおしんこをもらいたいタイミングかなと思うのですが、壁には「なすの一本漬」(370円)や「キャベツアリラン漬」(370円)といったメニューはあるのですが、おしんこ盛りあわせはありません。おねえさんに聞いてみると、あっさりと「ありますよ。」とのこと。それじゃ、とお願いします。



メニューにないのでお値段不明ですが、大皿で結構いい盛りですね。これはしばらくアテに困りそうにありません。そしてこれも藤八名物、「自家製はんぺん」(420円)をいただきます。



白いはんぺんの表面に、じゃこをつけて焼いてありますね。一口いただくと、ふわふわとろとろ、そしてもちもちなはんぺんです。さすが、これも名物と言われるだけあります。はんぺんをいただいていると、若い男性の店員さんがぎんなんを持ってきてくれました。「頼んでないですよ」と伝えると、「あ、すみません」と向こう側のテーブルへ。一度テーブルに置かれたぎんなんをじっと見ていたNさん。こりゃ頼まないといけませんねえ。



「名物肉じゃがコロッケ」(210円)と一緒に「ぎんなん串」(1本130円?)もやって来ました。肉じゃがコロッケは、まさに料理として出てくる肉じゃがのコロッケで、ほんのり甘い味がします。Iさんが「肉じゃがコロッケって、珍しいですよねえ」と。いやいや、スーパーのコロッケコーナーとかでよく売ってるじゃないですかという突っ込みに驚くIさん。そういうコロッケがあることを知らなかったようです。



呑み始めて2時間ほど経とうとする頃、生ですと書かれた「岩のり」(420円)も追加することにします。この岩のりが、風味が濃くて絶品。四つ木ゑびすの岩のりを想い出させますね。お酒も進み、あっという間にキンミヤも空っぽになっちゃいました。余裕でもう1本行けそうですね、ということで追加します。



S先輩とNさんは緑茶とウーロン割り、そしてIさんとボクは黒ホッピーでじゃんじゃん呑んじゃっている訳ですが、割っているものそれぞれはメニューにはなく、お値段は不明です。恐らくホッピー外は1本200円程度でしょうか。お酒も進み、かなりゴキゲン状態になってきた頃、あとから入れ替わりでいらっしゃったお隣のお客さん達とも意気投合。いろんな話題で盛り上がっちゃいます。



なんでもお隣のお客さん、以前中目黒のこの近くが職場だったそうですが、その後、職場自体が別の場所に移転してしまったとのこと。遠く離れてしまって呑みに来る頻度は低くなってしまったものの、このお店の常連さんで居続けているそうです。女将さんもいらっしゃって、先程のイカ焼きのお礼を言うと、お隣のお客さんたちとのお話もしてくれました。そんなこんなであっという間に時間が過ぎ、23:00も過ぎます。お腹はいっぱいなのですが、〆のうどんもちゃんといただきましょう、ということで「素うどん」(420円)と「のりうどん」(520円)を4人でシェアすることにしました。



透明な汁ですが、出汁のちゃんと効いたいい味です。麺もなかなか腰のある讃岐風。これも藤八の名物のようですね。うどんを啜りつつ時計を見ると、時刻は23:20。実は中目黒からはバスで帰ると便利で、終バスの時間もしっかりと下調べをしてきたのですが、まさにその終バスの時刻じゃないですか。この日呑んでいる時にも、この週の月曜日に新橋から歩いて帰宅した話で盛り上がったりしていたので、終バスを逃した時点ですっかり徒歩帰宅が決定しちゃいました。結局閉店時刻までじっくりと楽しんでごちそうさま。4時間半ほどの藤八フルコースを堪能して、お値段は4人で15,000円ほど。飲み物のお値段を見て、ちょっと高めの価格設定かなと思ったのですが、いやなに、お安いじゃないですか。



お店を出るとすっかり灯りの消えたお店。東横線を使って渋谷経由で電車で帰れる時刻だったにもかかわらず、すっかり酔っぱらいモードのボク。恵比寿まで歩くという3人と別れて、酔っぱらいモードでてくてくと1時間半、歩いて帰宅したのでした。

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2007/03/23
(続き)
殿金を出てしばらく中目黒の街をぶらついたあと、少し早いですがお店に向かうことにしました。南のほうへしばらく歩くと、駒沢通りに出る手前にこの日のメインのお店「源」があります。



マンションの奥に赤提灯がぽつんと。気をつけないとその存在に気づかないネオン看板は電柱に隠れてます。階段を上がって二階、いかにもマンションの入り口といったドアの手前に、紺色の暖簾がでています。お店に入ると、カウンターも小上がりの席も満席で、手前の小上がりの一席だけおしぼりが4つ置かれてます。念のため予約を入れておいて正解でした。しばらくして、u-raraさんmariruuさんしげるさんが揃って登場。お久しぶりですとご挨拶し、まずはホッピーで乾杯です。



氷を入れるか確認してくれるところが嬉しいですね。mariruuさんとボクは氷なし、しげるさんは氷入りです。ちなみにu-raraさんはサッポロラガー。そして早速いろいろ注文。mariruuさんがたくさんチョイスしてくれて、お任せモードになってしまいました。スミマセン。最後に店員さんが「つくねは・・・」と。あ、そういえばオススメのつくねを予約の時に取り置いてもらうようお願いしたのを忘れてました。ピーマンと一緒にお願いします。



そしてまずやって来た生のピーマン。生のピーマンとつくねを一緒にいただくのは、祐天寺の「忠弥」といっしょですね。そして焼き物も登場です。



つくね、軟骨、レバー。各1本100円です。4本ずつ一気にやって来るとなかなか壮観です。



続いてハツも。



そしてアブラも。こちらのアブラは塩がオススメとのことでした。なるほど、店員さんがおっしゃる通りアブラ多めのところのみなので、タレをはじいちゃうんですね。



一気にテーブルが華やかに。たくさんおかずが並んで幸せ一杯な気分になっちゃいますね。そして、わいわいと楽しく宴が進んでいきます。



煮込みの豆腐入り。こちらで煮込みをいただくのは初めて。ずいぶん前に行ったきりの祐天寺「ばん」でも煮込みはいただいていないのですが、忠弥のような透明スープの煮込み。すっきり味で美味しいです。



二杯目のホッピーは黒で、氷入りでお願いしました。中2外1で行けそうな感じです。



やっぱりレバカツは必須ですよね。辛子たっぷりでいただきます。そして豚尾もいただいちゃいましょうということで、一人一皿ずつもらいました。



とろっとろのスープがピリ辛で美味しいです。ホッピーも進みますねということで、中をおかわりです。



おかわりした中は、結構焼酎多め。いい感じです。大盛り上がりで、結局22時近くまでお邪魔しちゃいました。お会計は4人で13,310円。お腹一杯でごちそうさまです。



楽しい夜が続きそうなところですが、翌日朝が早いボクはここで失礼することに。それにしても楽しい宴でした。タクシーで渋谷を目指すみなさんを駒沢通りで見送り、バスに乗って帰宅したのでした。
(おわり)

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2007/03/23
この日の10日ほど前、「さてと、今夜はどこ行く?」のmariruuさんから飲みに行きましょうとのお誘いが。それでは「しげるのチャンネル」のしげるさんも一緒に日程を調整しましょうということに。やはり呑みの計画はとんとんと話が進むもので、あっという間に日程が決定しいよいよ当日となったのがこの日の金曜日。定時で切り上げ、中目黒に向かいます。集合は19:30、中目黒到着は18:50。これはさくっと一軒行けますなということで、本場大阪からやって来たという串揚げのお店「殿金」にフラッと寄ることにしました。

お店は中目黒駅南側、中目黒GTというビルの裏手にあります。根室食堂という立ち飲みやさんの並びに、ちょっとお洒落な感じの外装。早めの時間だからか、店内にはお客さんが一人もいらっしゃいません。一瞬躊躇しますが意を決して入店します。まずは生ビール(450円)を注文。



ジョッキと一緒に、サービスのキャベツをカウンターに置いてくれます。早速揚げ物をチョイス、活あじ、なす、たまねぎ(各80円)、豚バラ(130円)をお願いしました。



キャベツをつまみに、ビールを呑みながらしばし揚げ物が揚がるのを待ちます。



店員さんは若いお兄さんが3人、楽しそうに会話されてます。しかし、下地のない状態で広いカウンターに一人だけというのも、なかなか居心地が悪いものですね。緊張しつつキャベツをほうばります。カウンターの上には生きたドジョウが。これも揚げちゃうんでしょうね。そうこうしているうちに、揚げ物がきました。



なす、活あじ、豚バラ。揚げたてでなかなか美味しいです。ソースは、結構しっかりとニンニク風味が効いているもの。なすを一ついただいたところで、時間差でたまねぎもやってきました。



これがぶ厚く切られたたまねぎで、結構ボリュームがあります。なるほど、これだけ大きいと揚げる時間もかかる訳ですね。本番前に、4本の串揚げは十分な量です。それぞれ美味しくいただき、ビールを飲み干してごちそうさまをしました。お会計は、ぐるなびのクーポンを使ったので活あじの串揚げ一本分がサービスになり、740円でした。15分ほどの滞在のあいだ、結局他にお客さんはいらっしゃいませんでした。



それにしても、店員さん3名にお客さんがボク一人で何とも落ち着かない雰囲気でした。美味しい串揚げだっただけに、今度機会があったら混んでいそうな遅い時間にしようと思いつつ、この日のメインのお店へ向かったのでした。
(つづく)

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2007/01/27
実はこの日の前日、宇ち入り後に二軒目にと21:20頃に酒の高橋に向かうも営業していなくて、早くに閉めてしまったのかなと思い諦めて帰宅。翌土曜日、そのリベンジとばかりに高橋の17時口開けを目指します。ちょっと開店時刻を過ぎての到着でしたが、シャッターが降りたまま。もしやママさんの体調が悪いのかと心配になります。

そして三軒茶屋まで移動して目指したのは久しぶりの「久仁」。17:20過ぎの店内は超大入り満員、全てのテーブルが埋まり、カウンターもぎっしり一杯です。これはダメですねととぼとぼと茶沢通りを引き返しますが、このときふと、だいてんさんが日記に書かれていた中目黒の「源」を思い出し、行ってみることにしました。中目黒駅から明治通りを南下、駒沢通りの坂を上がってしばらく行った交差点の右側に、渋いネオン看板を発見します。



お店の入り口はどこかなと探すと、左側に赤い提灯が。マンションの二階部分がお店のようです。



裏口のような入り口には「もつ焼き」と紺地に白抜き文字で暖簾が掛けられてますが、その奥の扉はちょっとしたバーにありそうな重厚なドア。それをあけて中にはいると、明るい照明で清潔なカウンター。左側には小上がりの座敷がテーブル4つ分ほどです。焼き方をされている店主と店員さんお二人に迎えられ、空いていたカウンターの右端席に着席します。そしてまずはビール(大、550円)を注文。



サッポロラガーですね。お通しはらっきょう。いい感じです。そしてこのお店が気になっていた最大のポイント、今は祐天寺に移転してしまってメニューからなくなってしまった中目黒「ばん」の名物メニューであるレバカツがいただけるということで、是非食べてみたいと思っていたのでした。早速レバカツ(160円)と豚尾(200円)を注文してみます。店員さんが「豚尾は豆腐を入れますか?」とのこと。とうふ入りでお願いしました。



まずやってきたレバカツ。「ソースはつけてあります、辛子はこれを使ってください。」と丁寧に店員さんがレクチャーしてくれます。早速揚げたてを一口ぱくり。薄くのばされたレバがカリッとした衣と相まって、美味しいです。いやはや、もう食べられないと思っていた「ばん」のレバカツ。本物とは少しは違うのでしょうけど、結構感激です。そして豚尾もやってきました。



メニュー上の豚尾は200円とありますが、おそらく豆腐を入れることで割り増しになっているはず。メニューからはそのお値段は分からないのですが、煮込みのお値段が400円なので、おそらくとうふ入りにすると400円ではないかと思われます。そして、スプーンがついてくるということはスープに自信があるのだなと推察。一口すすると、これがまたピリ辛でいい感じのスープ。絶品です。肝心の豚尾は、たっぷりとうふで隠れてますがすくい出すとこんな感じ。



ほんととろっとろ。コラーゲンたっぷりといった感じ。久仁の豚尾は角煮風に煮込まれているのでもう少ししっかりしてますが、こちらのは今にでも崩壊しそうなほどしっかり軟らかく煮込まれてます。そしてピリ辛の味付けが、食べるほどに汗がにじんでくるような気持ちよい辛さ。体の中から温まってきます。気持ちも落ち着いてきて、店主に焼き物をつくねとカシラを塩でお願いしました。つくねには生ピーマンをつけますか?と聞かれてそちらも一緒にお願いしました。



まずはカシラから焼けてきました。店主が「串から外してこれに入れてばーっとかき混ぜると美味しいですよ」と教えてくださいます。いわれる通り、カシラを串から外しそれを辛子酢醤油と思われるおさらに移動させます。



なるほど。焼き物は宇ち多゛のものに比べてかなり小ぶりで上品なもの。それでもしっかりとカシラのぎゅっとした食感があり、なかなか美味しいですね。ちなみに焼き物のお値段は書かれてませんが、最後のお会計からおそらく1本120円ではなかろうかと推察します。ビールを飲みきり、ホッピー(390円)を注文しました。店員のお兄さんが「氷は入れますか?」と聞いてくれます。当然、氷なしでお願いしました。



キンキンジョッキに、焼酎は恐らく冷やされてないと思われますが、ホッピーが十分冷えていてなかなかに美味しいホッピーができあがります。そしてつくねも焼けてきました。



忠弥でいただいたつくねに比べると、きめの細かい挽肉が使われている感じ。つくねを串から外して、二つのつくねをピーマンの半分にのせていただきます。



ピーマンには、忠弥と同じように細かい塩(もしかしたら味の素?)がかけられていて、まさに忠弥な感じ。ピーマンにのせたままがぶりとかじりつくと、軟らかいつくねとぱりぱりのピーマンの食感がたまらない感じで絶品です。なんだか、中目黒のばんと祐天寺の忠弥を同時に楽しんでいるような、そんな感じでした。45分ほどの滞在でお会計は1,940円。ビール一本とホッピー一杯で、いい感じでいい気持ちでごちそうさまです。



恐らく店主は、中目黒のばんも祐天寺の忠弥も、どちらも大好きな方だったのでしょう。それにしても目立たない場所にあって知らない人は入れないだろうこのお店。教えていただいただいてんさんに感謝しつつ、家路についたのでした。

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2006/03/01
(続き)
16:30過ぎに忠弥を出た二人は、駅に戻り大先輩Uさんの地元駅である学芸大学へ移動。気になっていた大衆酒蔵「浅野屋」へは16:50頃に到着。一駅なのであっという間です。



東横線沿いで、ボクシングジムのすぐ近くです。上の真っ赤な照明がチェーンの居酒屋っぽくて個人的にはちょっと…と思ってしまいましたが、暖簾と、右側にあるホッピーの看板が下町酒場っぽいですね。お店に入ってすぐのところに15人ほど座れるコの字型カウンター、入って左側にはテーブル席といったお店の作りです。もちろん我々はコの字型カウンターへ。早い時間ですが、お客さんが二組いらっしゃいました。

まずはホッピー(400円)をいただくことに。



6割方焼酎が注がれてます。氷があるにしてもかなりの量。おかずは、このお店の自慢メニューの牛もつ煮込み。(450円)



じっくり煮込まれた煮込みで、ある意味正統派な味。さっきの忠弥でいただいた塩煮込みは新鮮なオドロキがありましたが、浅野屋の煮込みはまさにオーソドックス。しっかり美味しい煮込みに感激です。サラダもいただきます。



海藻のサラダ。マヨネーズであえてあって美味しい。ホッピーを呑みながらいろいろと話が盛り上がったと思うのですが、実はホッピーを一口すすった頃から、記憶が怪しくなってきました。さっきの忠弥特製カクテルが、かちんとスイッチが入ったように効いてきたようです。やっぱりあのカクテル、麻薬入りでした。(爆)

ちなみにこんなものも食べていたようです。



見た感じ、寄り道さんのブログでも登場した、しめあじ(450円)と思われます。かろうじてホッピーの中をお代わりし、外一つ中二つでギブアップ。しかし、生を一つ呑んでいたとはいえ、それほど量はないカクテル2杯でここまで酔っぱらうのは、ほんと恐るべしです。浅野屋さんは他にも揚げ物や焼き物など、300円~400円ほどのメニューが中心でとても良心的な下町価格。今度はまともな状態でお邪魔したいです。ごちそうさまをしてお店を出ます。

忠弥に入る頃には止みかけた雨が、この時間は結構本降りになってました。酔い覚ましに雨の駒沢通りをてくてく歩き始めます。



駒沢公園を過ぎて、そして一風堂に入ってしまいました。写真の撮影時刻から、40分ほど歩いてきたようです。瓶ビール(500円)を注文すると、ボクの好きなハートランドが出てきました。



キンキンに冷やしたグラスとハートランドビール。なかなかポイント高いです。ビールを半分ほど飲んだ頃に、一口餃子(450円)が焼けてきました。



餃子を食べながらビールをぐびぐび。ハートランドの瓶を見ていたら、ここっとさんのKongの記事を思い出してこんな写真を撮っちゃいました。



「ラーメンのご注文は?」と聞きに来た店員さんに、「今日はお腹一杯でスミマセン、ごちそうさま」とお会計をお願いします。19:20頃、再び雨の駒沢通りに戻りました。
(終わり)


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2006/03/01
公私ともに非常にお世話になっている大先輩のUさん。ゴッドファーザーのテーマがとってもよく似合う、ちょい悪な感じのとっても懐の深いお方。そんな先輩から金曜の夜、ちょうど石松さんで感涙に浸っていた頃にピピピとメールが。「水曜日午後半休とって忠弥へ行きませんか。下見しておきます。」とのありがたいお誘いです。休めるかどうかは状況次第だったのですが、当日水曜日、運良く抜けられない打ち合わせが延期になり、正午過ぎに先輩へ「15時には祐天寺に行けます!」とメール。15:00ちょうどにお店の前につきました。



祐天寺駅から歩いて割と近い、閑静な住宅地のお店。「やきとり」とありますが、牛のモツ焼きのお店です。ガラスに映り込んだ、名店の正面のお宅がウラヤマシイ。程なく先輩も到着。我々は一番客です。Uさんは月曜日に下見済みで一日おいて二度目。開店前には10人ほどの行列ができましたが、月曜日はもっと並んでいたとのこと。小雨が降る天候で出足が遅いのかもしれません。15:30ちょっと過ぎて入り口が開き、愛想のよい元気なお兄さんが「どうぞ~」とお店に案内してくれます。店内はこざっぱりとした明るくて清潔なL字型カウンター。良い雰囲気です。



奥の席へ座り、まずはビール(620円)で乾杯。昼呑みビールはうまいっ。今頃職場で働いているだろう同僚のみんなに申し訳ないなぁと、とりあえず最初は思ったりもします。早速と言うことで、先輩がメモ用紙に注文を書いてくれました。「最初にたのまないとすぐなくなっちゃうから」と食べたいものを一気に書き込みます。Uさん、何から何までスミマセン。ここに来る前に、先日北千住を案内していただいたKさんからいろいろオススメ情報を伺ってきました。Kさん、ありがとうございました。



まずは煮込み(400円)。手前が陰になりスープが暗くなってますが、透き通った塩味の煮込みでとってもおいしい。ガツやミノのあたりのあっさりした部位で、旨味がしっかりした塩味がたまりません。そういえば白金にも塩煮込みを出すお店があるらしいですよ、とつるピカさん情報を披露したところ、後日知ったのですが、「鈴木」のご主人はここで修行をなさっていたとか。



続いてレバー刺身(450円)。ぴかぴか新鮮な牛レバーの刺身です。それぞれ一皿ずつ、おろしニンニクと醤油でいただきます。これが激ウマ。気づくと店内は既にぎっしり満員。カウンターの内側と思っていた我々の座った席の向かい側にもお客さんが座ります。並んでいるお客さんも。やはり口開け狙いでないと来られないですね。

焼き物も続々と到着します。



上から、ちれ・はつ下・てっぽう(各140円)。全部塩。うまい。はつ下はこりこり感がたまりません。カウンターの中では、店主が黙々と絶品モツ焼きを焼いています。ビールも空いて、それじゃあカクテルをいただきましょうか、と注文します。Uさん曰く「麻薬入りだよ」のカクテルで、Kさんからいただいたオススメリストにもありました。



忠弥特製カクテル(400円)。レモンスライスが入った、不思議な色合いの飲み物。Uさんが下見の時にお隣になった、40年通っていらっしゃるというご夫婦によると、焼酎をジンジャーエールで割り、最後にビール瓶に入った謎のエキスが入るらしいのですが、そのエキスが何物であるか、全く不明とのこと。一口飲んで、なんとも形容しがたい、不思議な味なんだけどおいしい。

続いての焼き物は、ひもスタミナ(1本140円)。



ニンニクなどが入った醤油ベースのたれがうまい。ひもというのは、シロの部分だろうか。とにかくうまい。続いてつくね(1本150円)。



このつくねが激ウマ大感激。ナンコツの部分と思われるこりこり感が、その他の肉肉感と上手にハーモナイズされているというか、とにかくたまらない味。つくねには生ピーマンというKさん情報をもとに、生ピーマン(150円)もたのみました。



ぱらっとかけられた少量の塩が隠し味となって、しゃきしゃきピーマンがとってもおいしい。確かにつくねに合いますね。それに特製カクテルも、モツ焼きにベストマッチな味。他のお客さんたちもほとんどの方がカクテル呑んでます。カクテルも7割方空いた頃、向かい側に腰掛けたかなりの常連さんと思しきお客さんが唐突に「黒ね」と店員さんに告げると、コップなしで黒ビールが届きます。それを3割ほど呑んだカクテルのグラスに注入し始めました。ほぅ、さすがは常連さんと感心して、先輩と「我々もやりますか」(ニヤリ)、ということに。二杯目のカクテルと黒ビール(中瓶430円)を注文します。



ちょっとすすって空いたスペースに黒ビールを注入します。黒ビールよりもカクテルの味が強烈なので、あんまり味が変わった感じがしません。おそらく、かなりの強烈カクテルなので、味を邪魔せずにアルコールを和らげる役目を果たしているのかもしれません。二杯目が空く頃にちょうどおかずも食べ終わり、ごちそうさまをします。二人で確か6,500円ほど。Uさんに多めに払ってもらっちゃいました。Uさん、いつもスミマセン。。。

ちょうど1時間ほどの滞在で16:30過ぎにお店を出ます。二人はこのあとしばらくして、忠弥特製カクテルの強烈さを痛感するのでした。
(続く)


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2006/01/04
昨日の小学校のお子さんつながり飲み会に乱入させていただき、さらに今日もその集まりに混ぜてもらうことに。昨日ご一緒させていただいたご家族のおうちにお邪魔しました。奥様お手製のおいしい手料理をしこたまいただき、新参者のボクが一番食べてしまいました。でもおいしかったなあ。最後はカレーまでいただいちゃいました。ごちそうさまです。しかし我ながら、厚かましいにも程が・・・。

17:00過ぎに始まった宴も21:00頃お開き。先輩と二人で「軽く行きますか」、ということで都立大の「NONKI」へ。



目黒通り沿いの吉野屋ならびの地下一階です。店内は間接照明でしっぽりとした感じのオープンキッチン。靴を脱いで、掘り炬燵的なコの字型カウンターがおしゃれです。いろいろ惹かれるメニューがあるのですが、先程しこたま食べてきたので、まずは煮込み(380円)と、おでんは店長YASUさんおすすめの玉子(100円)とこんにゃく(100円)。飲み物は紅茶ハイ(450円?)。先輩はウーロンハイ(450円?)を注文します。



煮込みは、具だくさんでしっかり煮込まれていてめちゃうま。いろんな種類の具が、しっかりとした味でそれぞれの存在を主張してます。おでんは関西風のあっさりだしで、それでいて味がしっかりしみこんでいておいしい。こんにゃくにも細かく包丁が入れられていて、しっかり仕事がされた丁寧な料理です。

しかしいかんせん一次会で満腹状態。煮込みをつつきつつ、先輩との話は尽きないので紅茶ハイのあとウーロンハイを二つ半。(最後の半分は先輩の四つ目を分けてもらって二人とも三つ半といった格好)



居心地が良すぎて、何時まででもいられちゃういいお店です。今度はお腹に余裕がある状態で再訪したいと思いつつ、家路につきました。

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