宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2009/03/03
(続き)
柳家を出て、雨の降る小田原の街をてくてくと。地元の泥酔院さんに引率してもらって、次に向かったのはこちらも泥酔院さんのいきつけ「きらり」です。



泥酔院さんが、昨年100回以上通ったというこのお店。近々閉店してしまうとお聞きして、無くなる前に是非1度お邪魔したいと思っていたのでした。2階に上がる階段の上には渋い提灯が、そして入り口脇には緑色のちょっとポップな立て看が待ち受けてくれています。



こちらは若くてお美しい女将さんが、ひとりで切り盛りするお店。小料理屋を思わせるお店の入り口を入ると、カウンター5席と、小上がりの1席の小さなお店です。カウンターの中から「●さん、いらっしゃいませ」と女将さんが、そしてカウンターにいらっしゃる先客のおふたりさんも泥酔院さんと親しげに挨拶をされてます。カウンターにお邪魔し、注文はこちらでも泥酔院さんにお任せ。飲み物は泥酔院さんのキープキンミヤのご相伴にあずかり、炭酸とレモンでいただきます。



このレモン、ミカンのような味わいで酸っぱくないのです。キンカンサワーのような味わいですね。すいすいと呑めちゃいます。カウンターの中では、女将さんがテキパキとわれわれのお通しを用意してくれています。



立派なお通しです。朝採れのブロッコリは濃厚な味わい。衣かつぎに、すき焼きの小さいお皿も美味しいです。途中、もうひとり常連さんがいらっしゃって、カウンターが満席に。女将さんを中心に、楽しい話題で盛り上がります。こちらのお店を閉めてしまうのは、はす向かいで営業するお店の店主さんと一緒に、茅ヶ崎で新しいお店を開くからということ。女将さん目当てに通った常連さんも、恋破れてなおエールを送るといった感じです。



追加したアテは、立派なふきのとうとアシタバの天ぷらです。これがまた揚げたてうまうま。素材にこだわって、愛情を注いで作られた料理はどれも美味しいですね。



小上がりには昔ながらの石油ストーブが。燗酒はこのストーブのヤカンで湯煎されます。なんだかのんびりした時間が過ぎていく中、酎ハイを3杯いただいてごちそうさま。1時間20分ほどの滞在で、お会計は2人で3,000円ちょうどでした。茅ヶ崎のお店にも是非お邪魔します、と女将さんに挨拶をして、お店をあとにしたのでした。
(つづく)

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2009/03/03
静岡での所用を終え東京に戻るこの日、小田原通過は午後16時頃の見込み。それではと小田原在住の酒友、泥酔院さんに小田原をご案内いただくことになりました。用事が思ったより早めに終わり、小田原到着が15時過ぎに。すると泥酔院さん、午後のお仕事をお休みして駆けつけてくれました。申し訳ございません。雨がしょぼしょぼと降る中、1軒目のお店へ小田原駅から歩いて向かいます。お店への到着は16:15。排気口から煙が濛々と上がってます。



こちらのお店は、焼き物が16時からとのこと。ちょうどいい時間に到着です。お店に入ると、先客のお客さんがカウンターの奥に1名。われわれは左手前のテーブル席に着席し、まずはホッピーをいただきます。



カウンターの中では店主が黙々と焼き物を焼いています。味わいのある店内を見回すと、カウンターと細長いテーブル席が4つほど、それに奥には小上がりと、思っていたより大箱な感じです。カウンターにはゆで落花生の文字もありますね。ここは泥酔院さんに注文をお任せして、ホッピーで乾杯です。



ホッピービバレッジの社長さんが赤坂から小田原まで飲みに通ったという、伝説のホッピー。旨いです。何となく横須賀の銀次でいただいたホッピーを思い出しました。ジョッキに付く泡は河本のホッピーに通ずるところもあるかと。泥酔院さんによると、こちらの焼酎はキンミヤとのことなのですが、どうやら25度と20度を混ぜているのではないか、とのこと。なるほど、フクザツですね。お店の奥から女将さんも出てきて、最初のおかずがやってきました。



メニューには「ハイヒール」と。なるほど、豚足ですね。ニンニクの効いた味噌だれも旨いです。ごりごりと豚足をかぶりつきながら、ホッピーをぐびり。旨い。



お次は特製カシラニンニクです。ほろほろのカシラ肉は、串を打たずに焼いてあります。これまた旨い。ホッピーが進みます。もう1杯いきましょう。



カシラに添えられたキャベツは、味噌を付けていただきます。カシラに味噌を付けても美味しいですが、特製ニンニクダレが美味しくて付けなくても美味しいですね。まさにホッピーにぴったりのアテです。



テレビではこの日の夕方から雪になると。電車が止まったら大変ですね、何て話をしながらホッピーを呑み干してごちそうさま。45分ほどの滞在で、お会計は2人で3,000円でした。



念願の小田原の名店柳屋に来ることができて、満足満足。雨の降る中、お店をあとにしたのでした。
(つづく)

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2008/07/26
(続く)
第一亭を出て、大岡川沿いにてくてくと歩いて都橋商店街にやってまいりました。



日の出理容院の場所を確認したりしながら、大岡川のほうへ戻って都橋商店街を川向こうから眺めたりします。



そんなこんなでしばらくその辺りをぶらぶらとふらついたあと、向かったお店はホッピー仙人です。



いつも満席の店内という印象なのですが、この日はラッキーなことに入って突き当たりの角が2席空いてました。腰をかけると仙人が「今日の樽生は黒です」と優しげに声をかけてくれます。生が導入されたというのは知っていましたが、いただくのはこの日が初めて。



仙人が真剣なまなざしで、ジョッキへキンミヤを注入したあと、サーバからホッピーを注いで出来上がります。最初の1杯目はこのお店の恒例、仙人とお客さん全員とで乾杯です。



いやあ、美味しいですね。絶品です。他のお客さんは、黒の生と白の瓶でハーフアンドハーフを作ってもらったりしていますが、基本的に2杯同時に頼まないといけないので、ひとりの場合はできません。ゆっくり1杯目を飲んでいると、お客さんも増えてきて後に立つ方も出てきました。2杯目をもらおうかな、というときにちょうど生が終わってしまい、2杯目は白ホッピーにすることに。



これまた美味しいですね。偶然お隣でご一緒させていただいたのは、mixiのホッピー仙人コミュの管理人さんでいらっしゃる16Gさんとわかり改めてご挨拶。楽しく会話させていただきました。



仙人、16Gさん始め、常連の皆様に温かく接していただき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。ゆっくりとホッピー2杯を1時間ちょっとで呑み干してごちそうさま。お会計は2杯でちょうど1,000円でした。



ほろ酔いで野毛の街を歩き、駅に向かいます。地下道へ潜る入り口のそばのラーメン屋さんに行列が。



仕切のあるカウンターで有名なこのお店。6年ほど前に博多で食べて以降、東京にも何店舗か出来て、渋谷のお店に1度行ったことがあったのでした。野毛にも出来たんですね。寄ってしまいました。もちろんスープは濃いめのニンニク入りに。



最初に出てきた1杯目の麺が少なすぎて、予定外の替え玉までしてしまいました。ラーメンで満腹になって、すっかりイイキモチで帰宅したのでした。
(おわり)

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2008/07/26
福田フライの辛いソースを満喫して、小雨がぱらつく中、次に向かったのは第一亭です。



18:28の店内は、小上がりで3人さんが宴会状態で賑やかな他はお客さんがいらっしゃいません。カウンターに腰掛けて、紹興酒(ダブル、650円)をいただくことにします。



いつもは温めてもらう紹興酒ですが、この日はロックにしてみました。そしておかずはやっぱり「パタン」(600円?)です。この日は作り置きの麺が無かったようで、茹でたて麺を水で締めて作ってくれました。ラッキーです。



刻んだニンニクがたっぷり、醤油ベースのたれがうまいこと絡んで、絶品です。麺もモチモチ。パタンに感激していると、スープをだしてくれました。



以前はスープがついていたかな、と思いつつもあつあつスープをいただきます。これもまたいいですねえ。まったりとカウンターでくつろぐこと20分ほど。お会計は1,250円でした。



ニンニクたっぷりのパタンを満喫出来て満足満足。お店を出て、ゴキゲンで野毛の街を散策したのでした。
(つづく)

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2008/07/26
宇ち多゛のやっていない土曜日。思い立って夕方、ふらっと野毛にやってまいりました。



野毛ちかみちをくぐり抜け、まず最初に向かったのは福田フライです。ちょこっと迷って、お店への到着は18:10頃。まずはビール(大、600円)をもらって、呑みながら何にするか迷います。何といっても福田フライといえば辛いソース。強烈なニンニク臭が翌日、へたをすると翌々日まで残るため、普段は家人がうるさく食べられません。でもこの日も家人は帰省中、遠慮無く辛いソースをいただけちゃいます。



辛いソースにビールがぴったりです。10分ほどの滞在、ビールを呑み干してごちそうさま。串3本とビールでお会計は970円でした。



久しぶりの野毛、福田フライの辛いソースを満喫して、イイキモチで次のお店に向かったのでした。
(つづく)

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2007/12/16
忘年会シーズンの日曜日。この日はここっとさんの呼びかけで、横浜中華街で忘年会をしましょう、と言う日。集まったのは、横浜地区をベースに呑み歩かれている「Gaily Amaha の 未熟な舌 過敏な腸」のG.Aさん、「濱の一徹」ことiiさん、「HAMAZARE」のsatさん、「野毛の酒豪美人」ことひろたろうさん。そして横浜と西武線を股にかけて呑み歩いている「居酒屋礼賛」のはまださんと、「アル中ハイマー日記」のにっきーさん。さらに全国津々浦々、大衆酒場から高級店までもの凄い数の名店を日々呑み歩かれている「Y-TABEのレミング2」のワイタベさん。神保町の名店、兵六の常連の呑んだフルさん、小田原在住の酒場グルメの泥酔院さん、横浜に住みながら恵比寿「さいき」の常連kouさん。それにここっとさんのご主人Mさんと妹さんMちゃんの、総勢14名。会場は、iiさんにお骨折りいただき、iiさんが常連という横浜中華街の名店「楽園」です。



お店には開始10分前に到着。中華街にはよく来られるという泥酔院さんにご案内していただいちゃいました。お店に入り、iiさんのお名前を伝えると2階に案内されます。広い個室の、しかも窓からは中華街の門が見えるお部屋。そしてみなさん続々と到着されます。モツ好きにはバイブル的な「至高のはらわた」の著者でもあるG.Aさんとは初対面。緊張のご挨拶で少し噛んじゃいました。



まずはビールで乾杯です。中華街専用ラベルのようですね。このあと来たアサヒの瓶も、中華街バージョンでした。そしてiiさんオススメの絶品料理がスタートです。(メニューの名前などはG.Aさんの「半魚人Aの陸(おか)ボケ日記」を参照させていただきました。G.Aさん、ありがとうございました。)



最初は「白センマイ」。灰色の部分を剥いて、真っ白にしているそうなんです。塩味の味付けも絶品。パクチーもいいですねえ。そしてお次は、早くもこの日のメインともいうべきお料理、「鯛の中華風刺身」です。



綺麗に盛りつけられた鯛のお刺身と、その周りにはクラゲ、松の実、揚げたシウマイの皮、パクチー、葱。これだけでも実に美味しそうなのですが、ここからお店のおかあさんのショーが始まります。



箸とスプーンをさっさっと使いながら混ぜ合わせ、そして調味料も入れながら手際よく混ぜていきます。そしてできあがりはこんな感じ。



ちゃんと葱とパクチーは最後にのせて、彩りも何ともいい感じですね。凄く旨そう。



小皿にとりわけていただきます。ちゃんと葱とパクチーをあとのせしてみました。これが絶品。味付けもバッチリでたまりません。紹興酒もいただいちゃいます。



やっぱり燗で。iiさん指定の青ラベルです。そしてさらに料理はつづきます。



「ミノとブロッコリーの炒め」です。塩味がいい感じでした。



「鶏足煮込み」はコラーゲンたっぷりな逸品。最初のひと口、骨も食べられるかと思ってゴリゴリと食べちゃいましたが、ちょっと無理があって次から骨を出しました。



「コブクロとピーマンの炒め」。見た目よりあっさりした味付けです。コブクロも新鮮で旨い。



「厚揚げと牡蠣の煮込み」。牡蠣がぷりっぷり。まさにオイスターソースって感じのたれが絡まった厚揚げも絶品です。



「ガツとハチノスとフエの煮込み」。コリコリのガツが絶品です。この時点で、あとは「豆苗」を残すのみのようだったのですが、まだまだということでiiさんに追加をお願いします。



そして豆苗と一緒に出てきたのは「巻き揚げ」。これは焼きそばの麺をカリッとさせたものを皮に浸かって作った春巻きのような感じでした。これも美味しい。



大勢で円卓を囲んでいただく中華料理は、なんだかとっても幸せな気持ちになります。紹興酒も2本単位で追加、ビールもじゃんじゃん消費されていきます。



「餃子」は大ぶり、具だくさん。オーソドックスな味で美味しいです。



そしてこれが「鰻の蒸し物」。パクチーがたくさんのっているその下には、鰻のぶつ切りがぎっしり。取り分けたら、たまたま頭の部分が入ってました。



ちょっとどっきりですね。しかしこれも、コラーゲンたっぷりでぶるんぶるんしていて美味しいです。



〆タンともいうべきレタスチャーハン。これもぱらっとしていて絶品です。しかしこれだけいただいて、満腹大満足。ビールに紹興酒もしこたまいただいて、超ゴキゲン状態です。そしてお会計はというと、かなりいったと思いきや、ぜんぶで72,000円。男性6,000円女性4,000円でぴったりです。これで6,000円とは、びっくりのコストパフォーマンス。iiさんに大感謝です。



13:00に始まり16:10まで、3時間以上の幸せタイム。絶品中華料理で大満足の忘年会でした。そして酔っぱらい14人は石川町界隈を練り歩き、お酒班とおかず班に分かれます。お酒を買い込んだお酒班は、さらに元町もぶらり。



元町ストリートを歩くのは初めてです。このあと、車橋もつ肉店で絶品塩ユッケなどを買い込んだおかず班と合流して、こんな夜景の見えるところに移動です。



夜景を見つつ、塩ユッケをつつきつつ、楽しい夜は過ぎていくのでした。iiさん、ありがとうございました。

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2007/11/24
(続き)
泥酔院さん、ribbitさんと別れ、にっきーさんと小田急江ノ島線に乗り込みます。ボクは中央林間乗り換えで、田園都市線で帰る訳ですが、中央林間といえばにっきーさんが大常連の下井草御天の、千駄ヶ谷に注ぐ2つ目の支店が9/1にオープンした地。寄っちゃいましょうか、ということで途中下車します。



オープン直後に1度いらっしゃっているにっきーさん。場所はだいたいこの辺、と地図で確認して向かいます。てくてくと歩いて5分ほど。下井草のお店とは違い、赤い看板が目立ちます。



お店に入ると、21:00前の店内には2組ほどの先客が。まずは「シークワーサーサワー」(400円)にするとおっしゃるにっきーさん、ボクも同じものをいただくことにします。



濃いめの黄色ですが、甘くないすっきり味。結構いけますね。そして食べ物の注文をとりに来てくれた店長さん、にっきーさんは店長さんが下井草のお店にいらっしゃった頃からの顔なじみのようです。「髭が伸びたね~、どうしたの。」などと声をかけます。そして「地鶏のたたき」(600円)をお願いすると、「すみません、今日は地鶏を切らしちゃってるんですよ。」と。残念。それではと、「せん菜炒め」(570円)をいただくことにしました。



ボリュームたっぷりなせん菜炒め。細長くカットされたチャーシューもたっぷり入っていて、いいおつまみになりますね。そしてしばらくつついていると、店長さんがこんなものを持ってきてくれました。



「どうぞ食べてみてください」と店長さん。「黒豚おろし水餃子」(500円)ですね。うわー、これは申し訳ない。下井草の大常連、にっきーさんだからこそのサービスですね。ありがたくいただきます。シークワーサーサワーも空いてしまって、おかわりしちゃいます。



そしてこの頃、団体のお客さんがいらっしゃいました。ちょうど席をくっつけると10人ほど座れるこの席、我々はカウンター横のテーブル席に移動することにしました。



開店したばかりで清潔感が漂う広い店内。気持ちよくいただけますね。そしてアテもあらかたやっつけ、2杯目のサワーもほとんど空いて、ラーメンいっちゃいましょうか、ということに。豚骨ラーメンにしては珍しい「つけ麺」(850円)も迷いましたが、ノーマルの「ラーメン」(680円)をいただくことにしました。



旨いです。ずるずると威勢良くいただいちゃいます。そしてなんと、替え玉(130円)までしちゃいました。お腹いっぱい大満足。そして22:15にごちそうさまをしました。大満足の久昇ツアーを締めくくるにぴったりな御天の豚骨ラーメン。大満足で中央林間まで歩き、田園都市線で帰ったのでした。
(おわり)

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2007/11/24
(続き)
大満足の鳥竹を楽しんだ泥酔院さん、ribbitさんにっきーさんとゴキゲンで平塚駅にもどり、湘南新宿ライナーの籠原行き乗り込んだのは17:40でした。籠原行きという電車があるんですね。そもそも籠原という駅名は初めて知りました。



藤沢着は17:54。改札を出て南口からロータリーを右側にぐるりとまわり、その先にある久昇へ着いたのは18:00ちょうど。泥酔院さんに予約していただいていた時刻通りの到着でした。「さけ」と書かれた赤提灯に、先輩諸氏の記事で見たネオン看板。否が応でも気分が盛り上がってきます。ずっと来たかった久昇。近くに支店がありましたが、つい最近店を閉めたとのこと。支店には来ることができませんでしたが、ようやく久昇に来ることができました。



暖簾をくぐると、入り口すぐの1席以外は全て満席。その空いている席が我々のための予約席のようです。泥酔院さんに予約をしていただいていて大正解でした。テーブルには既に予約用の前菜(500円)がありますね。まずはビール(大、510円)をいただき、乾杯です。



前菜がこれまた綺麗。そしてどれも美味しい。メニューにある料理もいろいろといただきます。まずは「おから」(400円)から。



結構ボリュームがありますね。味のほうは、これがまたほんのりと優しい味で、一緒にあえられた具のそれぞれが相まってとっても美味しい。はまださんが絶賛されるだけあります。続いては「芽くわいの唐揚げ」(650円)が届きます。



くわいの、まさに小さい版ですね。からっと香ばしく揚げられていて、これがまた何とも言えない甘みと風味で絶品。ビールが進みます。



カウンターにはワインを呑んでいらっしゃるかたも。赤ワインで和風料理といえば、本所のわくい亭を思い出します。そして「かきの能代煮」(700円)も到着です。



注文時に「牡蠣何個入ってますか」と確認して2人分頼んでおいたのでした。中にはゴロッとした大ぶりな牡蠣が5つほど入ってます。塩味のあっさりスープに、アオサでしょうか、海草がたっぷり入ってます。



取り皿にいただくと、これがまた立派な牡蠣。ひとくちでいただくと、口いっぱいに牡蠣が埋め尽くされて何とも幸せな気分です。こりゃ日本酒でしょう、ということでいただいたのがこれ。



秋田のお酒「新政」(800円)です。しかし300mlの瓶はあっという間に空いてしまい、すぐに2本めを追加します。



こちらも秋田のお酒「高清水」(680円)。能代煮といい、秋田にちなんだものが多く、ribbitさん曰く「オーナの方が秋田になじみがあるのでは。」とおっしゃっていました。日本酒もすすんで、日本酒に合うアテがありますよ、とribbitさんがオススメしてくれたのがこちら。



お名前、お値段ともに失念してしまいました。おかかが混ざっていて、ピリ辛で日本酒にぴったり。これはますます日本酒がすすみます。それにしても入り口近くにいる我々。ひっきりなしにお客さんがいらしては、満席なのでと断られて帰っていく様子が分かります。



ホント地元の人気店なのですね。そういえば近くに住む大学時代の先輩Tさんも、「藤沢といえば久昇」とおっしゃってました。日本酒は更にすすみ、お次にいただいたのはこちら。



新潟のお酒「八海山」(900円)。あまりにも有名ですね。そしてもう1品追加したのがこちら。



こちらもお名前、お値段ともに失念です。白子を、ウニソースだったかな、で焼いたもののようです。なかをぱっくりと割ると、とろんとろんの白子が顔を出します。これがまた絶品。「こりゃもうフレンチですね」とにっきーさん。確かに。ワインを飲んでいらっしゃる方がいる訳です。



先日の富山の酒フェアでもいただいた銀盤酒造の「銀盤」(900円)もいただいちゃいました。この時既に19:40。イイ感じで酔っぱらってきてます。残りのおかずをまったりとつつきつつ、結局ごちそうさまをしたのはちょうど20:00でした。



お店を出ると、さきほど正面から見て「さけ」と書かれた提灯の裏には「さかな」とひらがなで書かれてました。ちょうど2時間の滞在で、お会計は先程の残りを足してちょうどおひとり3,000円。結構日本酒いっちゃいましたね。帰り、記憶をなくさないようにしなくちゃと気を引き締めて藤沢駅へ。そろそろ帰路についた方がいいにっきーさんとボクは、小田急線の駅で泥酔院さん、ribbitさんと別れたのでした。泥酔院さん、またまたいいお店を2軒もご案内いただき、ありがとうございました。大満足な久昇初訪だったのでした。
(つづく)

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2007/11/24
(続き)
15:25に焼肉大衆を出て、ダッシュで桜木町駅へ。6分で駅に着き、トイレによって予定通り15:34の大宮行きに乗ることができました。横浜駅で隣ホームの東海道線に乗り換え、待ち合わせ場所の平塚駅へは16:13の到着です。



平塚駅に降り立つのは初めて。そして、改札を出たところでお待ちいただいている泥酔院さん、鎌倉姫のribbitさんと無事合流できました。お店に向かう途中、泥酔院さんから「どっか寄ってきたでしょ」と。そりゃばれますよね。ということでおとなしく白状しつつ、ご案内していただくお店に到着したのが16:22。お店の名前は「鳥竹」というところでした。



泥酔院さんが20年通ってらっしゃるというこのお店。久昇前に是非お薦めの焼鳥屋さんに行きましょう、ということでお誘いいただいたのでした。お店の前には開店を待つお客さんが先客1組、そして我々のあとにも1組と、人気店であることをうかがわせます。開店時刻は16:30。その少し前にお店は開き、無事カウンター席に4人並んで座ることができました。L字型のカウンターに10名、そして壁つたいに4席ほどの小さな店内。カウンターは開店と同時に埋まっちゃいました。

カウンターの中には店員さんのおかあさんが2人、そして左奥には焼き方の男性(ご主人?)とさらにおかあさん1人がいらっしゃいます。先客の方から順番に飲み物、料理の注文をとっていき、我々はメニューに「御ビール」(大、700円)と書かれたビールを注文。店員さんが「アサヒとキリンがありますが、どちらにされますか」と。にっきーさんとボクはアサヒ、泥酔院さんとribbitさんはキリンをいただきます。



お通しのコールスローと鳥スープは、着席前から置かれています。まずはビールで乾杯。期待がふくらみますね。ここは常連の泥酔院さんに注文をお任せするとして、鳥スープとコールスローをいただきつつ出てくるお料理をまちます。最初に出てきたのが、「つくね焼」(3本480円)でした。



上品なたれの味、つなぎの少なめなつくね、そしてぱらっとかけられた芥子の実が特徴的ですね。焼き加減も絶品で香ばしい味がたまりません。間違いなく美味しいです。



これは時間差で出されたお通しの酢の物。なにやらピンク色のものが入ってますが、泥酔院さんによると鶏のトサカ部分だそうです。こりっしていて、味はそれほどないんですがいい食感ですね。酢の物のわかめとぴったんこです。そしてお次は「鳥はつ」(3本480円)が来ました。



ジューシーなハツですね。いつも豚さんのハツをいただいてますが、鳥のハツはより筋肉質な感じがします。



お次は「大葉揚」(3本480円)。最初に食べたribbitさんが、美味しさにびっくりされてます。ボクもいただくと、なるほどこれは旨い。ささみが大葉でくるまれて揚げてあるのですが、ささみは全くぱさついておらず、軟らかくて美味しいです。



「すなぎも」(3本480円)もいただきました。こりっとしていながら、かなりジューシー。こんな砂肝、初めてかもです。



カウンターの中では、おとうさんが頑張って料理を作ってます。お店にはお客さんが次々訪れますが、満席で断られる方も多数。そして持ち帰りのお客さんもいらっしゃるので、このキャパでも十分いっぱいいっぱいなんでしょうね。



「かわやき」(5本800円)がとどきます。小ぶりですが、オイリーでジューシー。肉っぽいところもたくさんついていて絶品です。ボクとにっきーさんはこの辺でビールからレモンサワー(450円)に切り替えますが、カウンターの中からこんな飲み物もとどきます。



「あれ、頼みましたっけ」と泥酔院さんにお聞きすると、なんでもこのお店のサービスだとか。恐らく大常連の泥酔院さんだからこそのサービスなんでしょうね。すっきりとした美味しい日本酒でした。そして、注文時に「時間がかかるけどいいですか」と確認された「もも焼き」(800円)もやってまいりました。



真っ白の白髪ネギの下には、泥酔院さん特注の骨抜きにされてます。これがまた香ばしくて、たれの味もまったりと美味しくて、これまた絶品でした。これで一通り、泥酔院さんの組み立てたコースの終了です。最後におかあさんから、鳥スープのお代わりをいただいて、これにて〆です。



満腹大満足な鳥料理づくし。1時間ちょっとの滞在で、お会計は4人で10,000円でおつりが来ました。お飲み物の単価がちょっと高めなのと、3本1皿のものは2皿頼んでいたので、結構お値段が行くかなと覚悟していたのですが意外な安さ。4人で来るといろいろいただけていいですね。



さすが小田原在住のグルメ飲兵衛(失礼)泥酔院さんオススメのお店だけあります。平塚に鳥竹あり、ですね。4人とも大満足でお店をあとにしました。



平塚駅へ向かう途中、快晴の夜空には綺麗な満月が。美味しい鳥料理で満たされた心に、月も満ちていてイイ感じ。3軒でいい下地ができました。絶好調で久昇のある藤沢へ向かったのでした。
(つづく)

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2007/11/24
(続き)
野毛の2軒目として向かったのは、今年3月に初めて訪れて以来2回目の焼肉大衆です。福田フライで呑んでいる時に話題になり、にっきーさんは未訪とのことで、それじゃ是非参りましょうということになりました。前回の記憶をたどり、何とかお店の前にすんなりと到着できました。



お店の外装が綺麗になってますね。赤いテント屋根も新しくなっているようです。暖簾をくぐりお店に入ると、店内にはお客さんがいらっしゃいません。2人と告げると、テーブル席に案内していただきました。まずは飲み物を、ということでメニューの「樽生ホッピー黒」(350円)を発見されたにっきーさん。迷わず注文されます。ボクも、ということで注文。そしておかずにはこちらのオススメメニュー、「ジンギスカン焼き」(380円)と「ホルモン焼き」(280円)をいただくことにします。



ホッピーもお肉も、あっという間に出てきます。早速コンロにお肉を乗せて、ホッピーをぐびり。旨いです。やっぱり樽生はいいですね~とにっきーさんとニンマリ。お肉も焼けてまずはジンギスカンをいただくと、これまた旨い。全然臭みがない羊肉ですね。にっきーさんも感心しきりです。そして少し焼くのに時間のかかるホルモンですが、これも旨いです。たれの味が絶妙ですね。あっという間にホッピーも空いてしまい、お肉も追加しましょうか、ということに。



続いていただいたのは「牛シビレ」(450円)と、美味しかったジンギスカンをリピートです。牛シビレは、コンロに乗せるとじゅわーっと縮んでいき、ころんころんのまん丸になります。ひっくり返してまたじゅわーっと。焼いていて面白いですね。焼けたのをいただくと、これがまたジューシーというか、何とも言えない味わいと食感。旨いです。そんなこんなで、カウンターにもお客さんが4名ほど、さらに奥のテーブルには8人の団体さんもいらっしゃって店内もいっぱいになりました。やっぱり人気店、凄いです。そして気づいたら時刻は15:25。泥酔院さんとの待ち合わせに間に合うには15:34の大宮行きに乗らなければなりません。



45分ほどの滞在で、お会計は3,140円でした。大満足の焼肉大衆再訪。でもその感激を味わう間もなく、ダッシュで桜木町駅へ向かったのでした。
(つづく)

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2007/11/24
この日は、ずっと訪れたいと思っていた名店、藤沢の久昇へ泥酔院さん、鎌倉姫のribbitさんにご案内いただける素晴らしい日。先日、念願の野毛武蔵屋にご案内いただいた時に、次は久昇へ是非とお願いしていたのでした。同じくまちきれないにっきーさん、ちょこっと野毛で軽くひっかけましょうか、ということで桜木町駅に14:00待ち合わせ、ということで横浜へ向かいます。

横浜への到着は少し早めの13:30。みなとみらいをてくてくウォーキングして、桜木町駅を目指そうかと思い歩き始めて万里橋を渡った辺りで、にっきーさんからメールが届き「早めに桜木町に着きました。先にFFでやってます。」と。おっと、これはのんびりしていられない、ということでルートを最短距離に変更。JRのガードをくぐって、国道16号と併走する国道133号を早足で歩きます。福田フライへの到着は13:50頃。にっきーさんと合流して、まずはビール(大、600円)で乾杯です。



ぷはーっ、昼酒は最高ですねー。にっきーさんは湯豆腐を召し上がってます。ボクは何をいただこうかな、とメニューをチェック。後ろを振り返り、フライなどのメニューを確認します。



湯豆腐は裏メニューなのでしょうか。にっきーさんも、隣の常連さんが注文するのに便乗されたとのこと。ふむふむ。そしてカウンターの中にあるホワイトボードメニューには魚系のメニューが並びます。そんな中から気になった「金目鯛刺」(500円)をいただくことにしました。



金目鯛はボクの大好物。刺身でいただけるなんて、なかなかありません。醤油をたらして、1切れいただいてみるとこれが絶品。何とも言えない弾力があって素晴らしい食感。鮮度もバッチリで、たまらない旨さです。これが500円というのは納得価格。素晴らしい。しばしにっきーさんとビールをいただきつつ、このあとのことを考えて辛いソースを躊躇しますが、やっぱりいっちゃいましょうかということで、フライメニューもいただきます。



まずにっきーさんが注文した「うずら玉子」(120円)と「いか」(120円)。



そしてボクが注文した「あじ」(120円)と「串カツ」(120円)。串を外して、半分ずつシェアしました。うずらは、中の黄身がはじける感じがたまりません。そしていか。これがいい具合でレアな感じが残っていて、とろっと溶ける感じ。こんなイカをいただいたのは初めてです。アジはいつも通り絶品。串カツはネギとお肉のバランスがバッチリです。しかし辛いソースがたまらなく旨いです。



競馬デーの野毛。福田フライにたくさんの競馬ファンの方も訪れていました。お店も混んできたのでそろそろ出ましょうか、と結局40分ほどの滞在でごちそうさまです。2人でビール3本でお会計は3,000円ちょっとでした。泥酔院さんとの待ち合わせまでもう少し時間があります。もう1件行っちゃいますか、ということで次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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2007/10/25
(続き)
ホッピー仙人を出て、次に向かったのは車橋もつ肉店です。7月頃、横浜では「車橋に行ったか」という言葉が挨拶代わりとなっていたというはまださんの記事を見て、そしてG.A.さんや丁稚さんの記事を見て、激しく気になっていたのでした。そして今回の野毛散策は、最後に是非最後に車橋へ連れて行ってください、とわがままを言っていたのでした。さらにわがままを言って、4人だからタクシーで行っちゃいましょう、ということに。日ノ出町からバスも通っているのですが、バス代とそんなに変わらないはず。やはり1,000円ほどでついちゃいました。



到着は21:09。ホッピー仙人を出てから10分経っていません。あっという間ですね。お店の前には猫ちゃんが、物好きが来たなという感じでこっちを見つつ、ちょこんと寝そべってます。店内は結構空いていますね。カウンターの一角を陣取り、飲み物をもらいに行きます。



このお店はカウンターの中から飲み物やおかずを代金と引き替えにいただくスタイル。まずはキンミヤボトル(980円)と黒ホッピーをもらいます。キンミヤはボトルごと冷凍庫で凍らせた、まさにシャリキン状態。シェイクして、ジョッキの中に注ぎ込みます。そしていよいよ塩ユッケの登場です。



「元祖・塩ユッケ」(450円)。これがまた絶品です。悶絶の味。たまりません。この日が2度目の泥酔院さんも、確実にもつのレベルが上がっているとのコメント。いい時に来られて幸せです。



「レバー刺し」(300円)ですね。これも旨い。



「センマイ」(300円)もいただきます。これで300円というのは安いですねえ。食べ応えたっぷりです。



焼き物もいただきました。こちらの焼き物は1本100円のものがほとんどのようです。そして、4人で2皿あった塩ユッケも食べきり、もう1皿追加でもらって来ちゃいました。



あまりの美味しさにリピートです。そしてシャリキンも1本空いてしまい、もう1本いきましょうか、ということで追加です。



「上・牛肉刺し」(300円)も追加したようですね。そしてこの辺りから記憶がふにゃふにゃになってきてます。でも塩ユッケの美味しさは、記憶に鮮明に残ってますね。店内が空いていることをいいことに記念撮影なんかをしつつ盛り上がり、ごちそうさまをしたのは22:45頃でした。結局、2本目のボトルは半分ほど残り、泥酔院さんが1ヶ月以内に再訪するとおっしゃって、キープしていくことにしました。



それにしても、噂通りのもつの旨さでした。また是非来たいと思いつつ、お店をあとにします。



このあと、見覚えのある看板などをはまださんに案内して頂きつつ、石川町の駅までてくてくと歩きます。そして横浜で乗り換えて、何とか無事に乗り越さずに帰宅したのでした。幸せな武蔵屋さん初訪から始まり、念願の車橋もつ肉店。ご案内いただいた泥酔院さん、はまださん、にっきーさん、ありがとうございました。
(おわり)

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2007/10/25
(続き)
BASILを出て、ここで帰られるとおっしゃるくまさんと別れます。そして次に向かったのはホッピー仙人です。野毛の別のお店に顔を出してくるとおっしゃって、BASILではご一緒しなかった泥酔院さんとも合流し、都橋商店街にやってきました。



2階に上がり、大岡川を眺めつつお店の前への到着は20:27でした。こちらへは、去年の東京湾呑んだくれツアーで訪れて以来、2度目です。



満席を覚悟しつつお店に入ると、やはり空席が1席だけという大盛況。そんな空席に、遠方から来たと言うことでみなさんボクに席を勧めてくれます。そして、若輩者なのに厚かましくも座っちゃいました。スミマセン。いただいたのは黒ホッピーです。



いやあ絶品です。冷蔵庫の温度までこだわりの仙人。いろいろとこだわりをお聞きしちゃいました。やっぱりホッピーに対する思い入れは凄いものがありますね。さすがに美味しい訳です。



ゆるゆるとホッピーをいただきながら、他のお客さんたちともいろんな会話で盛り上がります。仙人を中心として、1つの話題で盛り上がる店内はこのお店の大きさ故の一体感ですね。棚に飾られたキンミヤやホッピーグッズを眺めつつ、まったりとした時間が過ぎていきます。ゆったりとホッピーを呑みきりごちそうさまをしたのがちょうど21:00。



絶品ホッピーと楽しい会話で大満足。さて、次のお店へ向かいますかということで都橋商店街を離れたのでした。
(つづく)

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2007/10/25
(続き)
大満足の武蔵屋さんを出て、次に向かったのはBASILです。武蔵屋さんを出る時に、はまださんと待ち合わせ場所ということで決めておいたのでした。お店はトポスの向かいで、スペインバルと隣り合ったお店です。ちなみにこの日の数日前に放映された、アド街ック天国野毛編でも取り上げられた2店です。



通りに面していて、オープンな感じ。お店の前にある木樽をテーブルにしたところに陣取り、お店のおねえさんに今日のサングリア(500円)を尋ねます。はまださんの記事で読んで、こちらに来たらサングリアをいただきたいと思っていたのでした。赤はりんご、シロはバナナとのこと。それでは赤をいただきます。



にっきーさんはコロナビール(600円)で乾杯です。初めていただくサングリア。なかなか美味しいですね。基本的に甘いお酒は苦手なのですが、これはいけます。そして程なくはまださん、くまさんも到着。はまださんは白のサングリア、くまさんは赤のサングリアでした。



はまださんから白のサングリアも一口いただいちゃいました。これは完全にバナナですね。かなり甘いです。そしてお店の中に入っていくはまださん、おかずをゲットしてきてくれました。



3種類の前菜です。見た目も鮮やかで美味しそう。と思っていたら少し雨がぱらついて来ちゃいました。それではと中へ移動させていただきます。カウンターの中には、店長さんがにこやかに迎えてくれました。



これまたイケメンな店長さんですね。そしてサングリアも空いてしまい、上にある黒板を眺めつつ2杯目を考えます。その中から、「チンザノ ドライ ロッソをお願いします。」と注文すると、にっきーさんから「ドライかロッソ、白と赤ですよ」と突っ込みが入ります。ありゃりゃ、失礼しました。すると店長さん、瓶をカウンターの上に出してくれました。



なるほど、CINZANOのロゴは見たことありますが、飲んだことはないです。店長さん「ハーフアンドハーフもできますよ」と。それでは、とお願いしちゃいました。



不思議な味です。後ほど調べると、チンザノというのはベルモットという種類のお酒で、ワインをベースにハーブや香草などを加えたものなんですね。ワインを混ぜて飲むというのはあまりやらないので、別々でいただいた方が良かったかもしれません。



しかしこちらはパスタやピザもいただける、イタリアンなメニューが充実しているお店ですね。3種の前菜もどれも美味しかったです。そんな前菜ははまださんにごちそうになっちゃいました。ありがとうございました。楽しい立ち呑みタイムは結局40分ほどの滞在でごちそうさま。ぱらついていた雨もすっかり止んで、次のお店へゴキゲンで向かったのでした。
(つづく)

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2007/10/25
この日は珍しく、午後から横浜へ出張となりました。これまで土・日しか行ったことのない野毛界隈。そして土・日・月が定休日の武蔵屋さんへ行けるチャンス。ということで、かねてから武蔵屋さんに行く時は是非と声をかけていただいていた、小田原在住の泥酔院さんにメールをしてみると、直前にもかかわらずご案内していただけることに。そして横浜勤務のはまださんにっきーさんにもご連絡をして、あっという間に楽しい野毛呑み歩き企画が出来上がりました。

横浜へ向かう電車の中から、頭の中は武蔵屋さんのことでいっぱい。仕事を何とかこなし、17:45に桜木町駅へ到着します。泥酔院さんと無事合流して、野毛ちかみちのエスカレーターを降りて、5分後には武蔵屋さんの前へ到着できました。



今年3月にひとりで野毛散策をした時、武蔵屋さんの外観を拝みたいと思ってこの辺りをグルグルと歩き回ったのですが、全くもって見つけられませんでした。そしてこの日は泥酔院さんにご案内いただいたので、すんなりお店の前に。3月のその時も確かにこの前を通っているはず何ですが、灯りが付いていないと気がつきませんね。そして中の様子をうかがう泥酔院さん。振り返り、「満席だけど、もうすぐ空きそう」と教えていただきます。そしてしばし待ったあと入店。カウンターに座ることができました。



カウンターの中には、おかあさんがお二人。そして若い女性がお一人。前のお客さんのお皿を片づけていらっしゃいます。ビール(大、700円)をお願いして、のんびりと片づけを待っているとにっきーさんがもうすぐ到着という連絡が。そこへタイミング良くテーブル席が3名分空きました。そちらへ移らせていただき、ビールも到着。乾杯です。



まずはお通しのオニオンスライス、おから、お豆さん。このおからが絶品。味付けがちょうど良く、しっとりとしていて優しい味です。こちらのコース(2,000円)が基本で、定番のおかずがお酒の進み具合で順に出されていくというシステム。そしてそのお酒は3杯まで。太田和彦さんの本やはまださんなど諸先輩方の記事で、いいなあと思っていた展開が目の前で繰り広げられるというこの感動。もうたまりません。

ビールを呑んでいるとはまださんからも連絡が。予定より早めに仕事を切り上げることができたそうで、そろそろ到着されるとのこと。ちょうど相席だった先客の方がお会計を済まされる頃で、ちょうどいいタイミングではまださんが到着されます。どうもどうもと挨拶を交わしていると、お店の入り口から見覚えのある方が。なんと、木場の河本常連のくまさんこと、Takahashi-iさんじゃないですか。くまさんもしばらく我々に気づきませんが、ようやく気づいた時はびっくり顔。いやはや、ご同類ですねえと挨拶を交わし、あとから来られたはまださんがくまさんとご一緒することに。そしてそろそろお酒をいただくことにします。



ビアタンより一回り大きい、1合ほど入りそうなグラスになみなみと注いでくれます。口から迎えに行って、一口ずずーっといただくと、これが程よいぬる燗。いやあ、たまりませんねえ。絶妙な温度加減です。そして次なるおかず、鱈豆腐もやってまいりました。



小ぶりのじゃこがたっぷり乗っかってますね。泥酔院さんによると、じゃこは小ぶりのもののほうが高級なんだそうです。なるほどといいつついただくと、これもまたいい味。優しい美味しさです。それにしても燗酒の温度加減といい、おかずの味付けといい、このお店の佇まいの中でいただくのがまさにぴったりなんですね。



みなさん、幸せそうな表情でにこにことお酒を楽しんでます。もう少し大きな店内を想像していたのですが、小上がりには10名ほど、カウンターは5名ほど、そして4人がけテーブル席が2つというコンパクトな造り。この日は猫ちゃんはいないようです。



1杯目を呑み終わる頃に納豆がきました。ごはんが食べたくなるんだよね、とにっきーさん。確かに。でも納豆で燗酒というのも、あこがれてたんですよね。一口いただくと、これまた優しい味。濃い口が好きな方はしょうゆを足したくなるくらいかもしれませんが、ボクにはちょうどいいです。そして2杯目もいただきます。



こちらの日本酒は、灘のお酒「櫻正宗」だそうです。この日の横浜の最高気温が22度。燗酒にはちょうどいい季節になってきましたが、このお店は真夏でも燗酒とのことでした。常温のお酒もいただけるそうですが、頼む方はほとんどいらっしゃらないそうです。やっぱりこのお酒にぴったりの温度なんでしょうね。



最後の3杯目はおかあさんから注いでいただきました。お二人いらっしゃるおかあさん、姉妹だそうです。にこやかにゆったりと仕事をされていらっしゃる、このお店の雰囲気はお二人がいらっしゃってこそ、ですね。



最後のおつけものも出てきました。お通しから始まって、結構な量になります。酒は3杯が適量、ということでこのお店を昭和21年に始められた先代が、お酒のおかずも健康的なものを、という気遣いで多めのおかずになったのかなあ、何て思いを巡らせながらお酒をいただきます。それにしてもこの燗酒、本当に美味しいですね。みなさんが大絶賛されるのが分かります。最後の1杯を惜しみつつ呑み干し、ごちそうさまをしたのが19:20頃でした。3杯目が始まったはまださん、くまさんとは後ほど合流ということで、先にお店を出ます。



お店を出ると、郵便受けの上に猫ちゃんがいました。今日はここにいたんですね。猫ちゃんにも会えたし、念願の武蔵屋さんを最高に堪能することができました。ご案内いただいた泥酔院さん、にっきーさん、はまださんに大感謝です。再訪を誓いつつ、次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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