宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2008/11/29
(続き)
大林を出て、poptrip氏とふたりで北上し泪橋の交差点にさしかかります。昔、世界本店という名酒場だったセブンイレブンあたりでしばらく信号待ちをしていると、ちょっとどっきりな体験をしてしまいました。詳しくはpoptrip氏の記事に委ねるとして、ヒヤヒヤしながら泪橋の交差点を渡り歩道橋も渡って辿り着いたのが大坪酒場です。



こちらには初めて。2年前に鶯酒場から大林酒場へ移動した時には、確かお休みだったのです。こちらも課題店の上位にいたお店。大林の後はこちらと決めていたのでした。暖簾をくぐると、お店の中はほぼ満席。コの字型カウンターと右側に小上がりがあり、たまたまカウンター奥の席が空いていたのでそちらにお邪魔することができました。まずは元祖と書かれた酎ハイ(200円)をいただきます。



炭酸別出しで200円とはお見事。昔はニホンシトロンだったのですが、廃業に伴ってこちらはアズマタンサンにシフトしたようですね。190mlのニホンシトロンに対して、200mlのアズマ炭酸。お店の壁には10ml増量と書いてありました。ニホンシトロン廃業の暗いニュースを前向きにとらえている。いいですねえ。おかずもいろいろと頼みます。



どじょうの料理。何だったかすっかり失念です。目玉焼きももらいます。



こはだにまぐろのぶつ切り。どちらも200円。安いです。



あんまりお酒を呑まないpoptrip氏は酎ハイ1杯。ボクは4杯目をもらっちゃいます。それにしても女将さんが元気元気。カウンターの中は女将さん劇場といった感じです。小上がりの常連さんも、いっぱいだったカウンターに徐々に移ってきました。やっぱりこちらでは、カウンターでいただくのがいちばん楽しいようですね。



「奴とーふ」(200円)もいただきます。こちらの酎ハイは、焼酎はキンミヤのもの。キンミヤの透明な1升瓶が珍しかったです。そんなこんなで1時間20分ほど。お会計はふたりで2,000円ほどでした。安い!



200円の酎ハイと元気な女将さんですっかり気をよくしてごちそうさま。いいお店でした。また来なくちゃと思いつつ、お店をあとにしたのでした。
(つづく)

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2008/11/29
学生時代からの友人であるpoptrip氏。いまは地元福井に家を建て、石川県に単身赴任中なのですが、彼のブログのおかげで遠くに住んでいても元気に暮らしていることが分かります。便利な時代になったものです。そんな彼がたまに東京へ出張などで来る時は、必ず声をかけてもらっている訳ですが、この日も出張のついでに延泊で東京にいるとのこと。数日前に連絡をもらって、彼のブログのネタにどこを案内しようか考えます。ちょうどこの日は珍しい三の酉の日。11月の酉の日に開かれる酉の市は、3回目の酉の日が巡ってくることは珍しく、三の酉のある年は火事が多いなどと言い伝えがあるなど、これはいいネタになると思い浅草駅で待ち合わせます。連日の浅草駅。三の酉があるせいか、浅草寺の参道ももの凄い人出ですね。昨日と同じく花やしきの横をかすめ、国際通りを北上します。徐々に人がぎゅうぎゅう状態になっていき、千束1丁目の交差点は渡ることができず右折。そこから待ち行列の最後尾について、牛歩状態になりました。



列についたのが時刻は16:50頃。再び国際通りに戻ってきたのが17:20頃。30分かかってます。そして100メートルほど先の鷲神社入り口まで、これが牛歩より遅いスピード。



ようやく鷲神社の入り口が見えてきたのが18:10頃。最後尾についてから1時間20分です。いやはや、長い道のりでした。2年前にお酉様に来た時は、一の酉だったことと遅い時間だったこともあり、こんなには時間がかかりませんでした。やはり三の酉は混むようですね。



2年前も発見した石原軍団のお名前。都知事のお名前もありました。



メインの提灯。上の方に、テレビで見たアド街ック天国の出演者の名前も確認出来ます。せっかくなので、最前列まで我慢してお賽銭を投げ入れます。時刻は18:30。いやはや疲れました。



熊手を売る境内のエリアは、それでも少し余裕がありました。ひととおり通りを歩きます。



20分ほどの滞在。poptrip氏はおみやげにミニ熊手をお買いあげ。ボク以上に人混みの苦手なpoptrip氏も満足していただけたようで、何より何より。鷲神社の裏手をでて、昔吉原という地名だった界隈を抜けて目指すは大林酒場。前回の訪問から2年を経て、2度目の訪問です。



暖簾をくぐり、大きなコの字型カウンターを右手に見て左側に並ぶテーブル席の1番奥にお邪魔します。こちらでは写真撮影禁止とのこと。カメラのことを忘れて、たまには呑みに専念しましょうか。まずは瓶ビールをもらって乾杯。おかずもいろいろともらいました。イワシ酢。肉どうふ。枝豆。ビールをもう1本もらってカジキフライも追加。お酒はあんまり呑まないpoptrip氏にビール瓶をゆだね、ボクは牛乳割りをもらうことにします。なんだか甘い感じのする牛乳割り。美味しいですね。前回美味しかった炒りぎんなんをもらうと、店主がぎんなんの割り方を指南してくれました。難しそうな表情の店主で怖いのかなと思いきや、時折見せる笑顔や会話がとっても柔らかい感じで意外。ほかにとろろ汁、ニラ玉、小松菜をいただき、牛乳割りは焼酎の中をおかわりします。1時間ちょっとの滞在でお会計。これだけ食べて呑んでもふたりで4,000円ちょっとでした。



古い日本建築で、天井の高さと広いフロアでまさに懐の深いお店。店主の暖かさにも触れることができ、素晴らしい大林再訪でした。時刻は19:45。poptrip氏とふたり、ほろ酔い加減でお店をあとにしたのでした。
(つづく)

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