人間の体重を60kgとすると、
水分が約40kg、脂肪が約10kg、残りの約10kgが骨や肉や皮膚等の固形物だ。改めて思ったことは水分が多いことだ。約7割が水分で、水分と脂肪を抜いてミイラ状態にすると人間は10kgくらいになってしまう。そういう意味で水の大切さを再認識した。必要な水を常に確保してみずみずしい水もしたたるいい男になるよう心掛けようと思う。
体内アドベンチャー
今回は自分の大腸と胃・十二指腸の中を検査を受けながら見ることができた。自分ながらきれいだなと思った。医師の診断も全く異状なし。ポリープを取ることも組織を採取することもなかった。自分の体内をリアルタイムで見れるなんてディズニーランドのアトラクションよりもすごいと思ったし、ビデオに撮って持って帰りたいとも思った。あとでじっくり見たら楽しそうだし、貴重な記録にもなる。次回は頼んでみるかな・・・。
人間ドックでほぼ理想的な生活をした。
仕事から解放され、ストレスはなく、ゆったりとした気分で、看護師さんがすべて面倒見てくれて、三食は健康食で、睡眠時間は8時間で、早寝早起きで、ただ、検査を除いては快適な生活であった。こんな生活をしてたらさぞ長生きできるだろう、と思った反面、いやかえって早死にするかもしれないと思った。一番の原因はストレスがないこと。人間ストレスに抗して生命力を燃やしている。ストレスがなくなると腑抜けの抜け殻になってしまう。
入院間体重が2kg減ったが、体脂肪率は約1%上がった。
ということは、筋肉が大幅に減って脂肪が増えていることで、端的にはふやけているのである。原因は運動不足である。ベッドやソファにゴロゴロして食べるだけでは仕方ない。体は動かさないと衰えてしまう。高齢者の人を病人にするにはベッドに二日も寝せておけばいいと言う。高齢者の人は体力が回復せずそのまま寝たきりになり起き上がることができなくなる。高齢者医療も少し考える必要がある。
後何十年後かはこんな理想的?な生活を過ごしているんだろう。
老人ホームかもしれないし、自宅で療養かもしれない。今回の人間ドックはその時の予行演習だったような気がする。今回は何も異常がなかったが、これからはあちこちが故障して医者や病院のお世話になることが増えるのだろう。そんなことを考えながら3泊4日の人間ドックを終えた。
ほとんどの検査は終えたが、
上にはまだまだ高等の検査がある。心臓超音波検査、トレッドミル検査、ホルター心電図検査、X線CT検査、MRI検査などがある。これからの楽しみもいっぱい残っている。しかし、検査前の食事制限などや検査中の苦痛を取り除いてほしい。将来はマイクロカプセルで体内を探索できる技術を開発中だそうだが、ぜひ我々が高齢者になるまでには実現してほしい。
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