器用な毛虫

2005-08-11 19:27:08 | 






庭のオカメザサの葉が奇妙な形にかじられている
葉を丸めてその中から緑色の毛虫が
笹の真ん中の葉脈だけ残してかじりとっている
風に揺られてハンモックのように揺れながら食事中である
残念ながらネットで探したけれど、この毛虫の情報にたどり着けなかった
毒のある黄色の「ササケムシ」とは、明らかに違う

もう、ほとんどの葉っぱがかじりとられていたので、
どうするのか、しばらく様子を見ることにした

ゲンノショウコ

2005-08-10 19:18:03 | 






ゲンノショウコ
フウロソウ科フウロソウ属

下痢止めの効能がすぐに出るから「現の証拠」だって、おもしろい命名だ
私の庭に咲いてくれる花は、ネットで見かける花と少し違う
同じ白花でも、オシベノ花粉の色が黄色なのだ
やはり、青い花粉の色の方が離す型が締まるのに・・・
赤花も近所では見たことがない
関西には、赤花、関東には白花だという
赤紫の花も撮ってみたいものだ
まだ咲き始めなので、先が五つに反り返るめしべが開いていない
めしべの形そのままに、実が出来て反り返るのに・・・
再チャレンジしなくては・・・

イヌキクイモ

2005-08-08 18:40:30 | 


イヌキクイモ
キク科
キクイモ属
キクイモの芋は食べられるがこのイヌキクイモの芋は食べられないそうだ
役に立たない植物の名前の頭には何故か「イヌ」という冠が付く
植え込み近くに生えている内は良いがかなり広がるので
引っこ抜くと、芋状の固まりがある
キクイモの芋と比べると確かに形が違うことがわかる
ひまわりを小さくしたような黄色の花が庭に彩りを添えてくれるので
駆逐しない程度に残してある

カラスウリの花、再び

2005-08-07 23:12:28 | 


昨日のカラスウリの花は、夕方だったので、まだ、完全に花が開いていなかった
今日の昼間に見たら、次の蕾が開きそうにふくらんでいたので
今夜は23時頃、意を決して?庭にカメラを持ち出した
懐中電灯で照らしながら、マニュアルフォーカスとオートフォーカスで撮ってみた
いやあ、難しいものだ
ビデオマニアが使う照明が必要かも知れない

昆虫撮影が得意な私の知人は、真夜中に「蝉の脱皮」を撮るために、
あらかじめ、蝉が出てきそうな場所の整備をするという
下草を払い、周りの細い樹を切り取って、一本だけ蝉が登れる樹を残すという

そうして、ひたすら、蝉が目的の樹に登るのを待つんだそうな
彼曰く、「危ない人に間違われているのか、通り過ぎる人が足早に通り過ぎる」そうな
そうして、ひたすら待つ事で、写真コンテストで優秀賞をもらえるような
「作品」ができあがるという
そして、彼は未だに銀塩カメラで、獲物をねらっている

這い出した蝉を見つけて、樹につかまらせてはいけないんだという、
蝉が警戒して、脱皮が遅くなると言う

私がまだ子供の頃、夕方、蝉が這い出して樹に登り始めたのを見つけて
家に持ち帰り、木の枝を切ってきてそこにつかまらせて、脱皮を待ったが
悲しいことに子供だから、遊び疲れた体は、いつの間にか爆睡していた
はっと、気がついたときには、すでに蝉は脱皮を済ませて、アブラゼミに
なっていて、泣いた事がある

話が脱線してしまったが、何でも1つのことをするときには、それなりの執念で
望まないといけないと言うことなのかも知れない

藪蚊に、首、顔、腕、足の甲、ぼこぼこにくわれる事なんて、意に介してはいけないのだ
「電池でクルクル回す蚊よけ」、なんて、きらいだぁ~
渦巻きの蚊取り線香、買ってこよう~

カラスウリの花

2005-08-06 00:08:48 | 







カラスウリ
ウリ科
カラスウリ属

いつの間にか、庭に増えてる植物の1つだ
だいたい、樹の枝の下から始まるから、鳥のおみやげなんだろう
庭の植え込みに絡んで秋に楕円形の赤い実を見せてくれるが、花は見たことが無かった
今年は、ちょうど良い位置に蔓が絡んでつぼみが付いているのを見つけた
仕事から帰って、まだ咲き始めのカラスウリの花を実際見たときは感激した

ネットで見かける白い花は、もうすっかり開いた花だったけれど
咲き始めの花は、もじゃもじゃのひげが花芯を覆っていて、
訪ねるはずの蛾を避けているようだった
花弁にこのように沢山のひげ状の者を持つ意味は何なんだろう?
夕方から開き始め夜に全開する花は、ほかにも夕顔があるが、
蛾を花粉の運び手として選んでいる

全開した花を撮ってみたいけれど、軟弱者だから蚊の来襲が嫌でそれはやめた ^^;

最後の画像は、夕暮れに咲き出す雰囲気を出すために、フラッシュをたかずに
スローシャッター+ISO1600で撮ってみた

しかし、夜の花の撮影は、あまり経験がないなあ
いつも、そんな時間はアルコール消毒してるもんね ^^;


ヤマノイモ(自然薯)の花

2005-08-05 21:48:08 | 


ヤマノイモ
ヤマノイモ科
ヤマノイモ属

いわゆる畠に植えて育てるナガイモとは違って、
山に育つ自然薯(ジネンジョ)のことだ

特にムカゴを拾ってきて植えた覚えはない
いつの間にかアチコチに蔓をのばしている

横切っているのは「カラスウリ」の蔓で、小さな蕾が見えてる
明日くらいに撮れるかな?



オオカマキリの幼虫

2005-08-04 20:25:27 | 




オオカマキリ

凶暴なハンターである
前足のギザギサと鋭いトゲの生えた鎌の様な前足で上手に虫を捕らえて、
三角の頭の大きなあごでかみ砕いてしまう
他の虫は、そばによっても、こちらを見ているという感じはしないが
カマキリだけは、明らかに、ジロッと、三角の頭をもたげて
威嚇するようににらみつけているように感じる

移動するときも、ゆっくり、足と体を動かして擬態しているように
体を左右に揺らして動く
この幼虫は褐色だけれど、普通には緑色が多い

コバネイナゴ

2005-08-03 20:09:40 | 





コバネイナゴ
イナゴ科

翅が短く腹が丸見えだから、コバネイナゴ
之はまだ幼齢幼虫なのではっきりしていない
何故、名前が解るかと言えば、毎年庭に現れるから ^^

イナゴの佃煮に使われるから、おいしいんだろう
そばにいたカマキリに食べられなければ良いなあ ^^;

クリの実

2005-08-02 23:52:53 | 








クリ(栗)
ブナ科
クリ属
イガに包まれて大切に保護されているクリの実
何でこんなにトゲトゲで守っているのだろう
秋になれば、イガがはじけて、くりっとした実がむき出しになるのに?
ドングリなどと違って実を覆っている薄い渋皮にはタンニンが含まれているが
中の身は、タンニンを含んでいないので、そのまま食べられる
子供の頃は、近くの山で長い青竹を切って、その先を割いて小枝を挟んで
それで栗の実の付いた小枝をぐりぐりと回し採って、栗を沢山採ったものだ
あの山はだれか持ち主が居たんだろうに、あの頃はおおらかだったのかなぁ ^^;