ミズヒキとヤブ蚊

2006-08-22 11:52:09 | 


ミズヒキ
タデ科

上から見ると赤、下から見ると白
花の外側と内側で色が違うから、熨斗等に掛ける水引のようだからと言う
宿根草だから、毎年、同じ処に咲いてくれるから
今年こそ、小さな花を綺麗に撮りたいと思ったが
やはり、ヤブ蚊の来襲には、閉口してしまう

小さな花に寄って撮っていたら、なんと
ヤブ蚊が花の蜜を吸いに飛んできて留まった

縞々の模様はなかなか、オシャレだな
でも、この写真を撮ってる私の腕には、沢山のヤブ蚊が留まってるのだ

そう言えば、初めてNikon Coolpix990というレンズがくるりと回るデジカメを
手に入れて花を撮っているときに太ももに留まってるヤブ蚊を撮ったことがあった

今は、そんな呑気な事をしている余裕が無いくらいにヤブ蚊が多い

ふと、秋の気配が

2006-08-21 23:55:30 | 徒然に


昼間、あんなに暑くて、むっとする湿度に音を上げていたのに
夜になると、ひんやりとした夜風が吹き込んでくる

コオロギだって、まだ、おそるおそる、鳴き出しているというのに
秋の気配を感じてる

なんだか、ちと寂しさを感じる夜半の風

コバノランタナ

2006-08-20 23:55:45 | 


コバノランタナ
クマツヅラ科
ランタナ属

フラワーショップのよしず張りの下の涼やかな日陰で
白い花をみせてくれていた
ピンクの花もあったが、白の小花に惹かれてしまう

毎年そう思うのだと思うが暑い
しかし、去年の暑さの記憶が頭の中にほとんど
無い
確かに暑かったはずで、街路樹さえ、枯れそうで園芸業者が
トラックに水をいっぱい張ったタンクで水まきしていた記憶がある

私の家の庭の花達も家に帰ってみると仕事で疲れた私より、
もう、ぐったりしていて、可哀想な具合で
ホースで水をたっぷりやってやる

そうすると、葉陰に隠れていたヤブ蚊たちが、わんわんと湧くように現れて
生き血を求めて群がってくる

蚊は通常は植物の樹液を吸っているけれど、
卵を産むためには動物の血が必要だという

ペチンと叩いたら、粉々になってしまう蚊だけれど、
口が鋭く人や動物の皮膚に意図も簡単に刺しこんで皮下の血を吸えるようだ
その時に、血がかたまらないように口から体液を送り込むので
吸われた後のかゆみが残るそうだ

そう言えば、小さいときには、蜂とかアブに刺された記憶がある
近頃は人を刺すアブは、余り見掛けないなぁ
人と言うより、馬や牛にたかっていたような気がする

はて、なんでこんな話になっちゃったんだろう




何処に向かうのか

2006-08-19 23:55:37 | 徒然に


ふと、見あげた夏の空に雲が
淡い白さで青い空の色を薄めてる
何処に向かうのか
ジェットの機体が光る
あの飛行機は西に向かう

私の住む神奈川東部は、
羽田から飛びたつ西行きの飛行機の航路の
真下に位置している

昼も、夜のとばりが下りた後も、
ジェットはそれぞれの思いの乗客を乗せて
西の空に向けて飛んでゆく
ある時はジェットストリームで空に軌跡を描き
ある夜には、幻想的な赤と白のきらめきをまぶたに焼き付けてくれる

はたして、国内線なのか、国際線なのか・・・
航路の巾の右側だったり、左側だったりするその飛ぶ位置で
あるいは区別が付くのか
果て又、国際便の航路は国内便とは、全く違うもっと北寄りにあるのか?
ネットで「航空路図」として検索したが、私の欲しかった航空路図は
ヒットしなかった
自分の住む土地の上にどのような飛行機がどのような頻度で飛んでいるのか?
この、インターネット全盛の情報社会でも、解らなかった
はて?

虫の知らせ

2006-08-18 08:01:58 | 徒然に

ミソハギ

暫くぶりに、以前作っていたリンクのページからアチコチ飛んでみた
なんでそんなことをしたのかは、判らない
普段は開けないリンクのページを開ける
なにか、開けなければいけないような気になってた

そして、懐かしい、というか、自分が心のゆとりが無くて
訪ねなくなったページをクリックしてみる
・・・・・☆☆ 閉鎖されている
次のリンクをクリック
・・・・・☆☆ 暫く閉鎖しますというメッセージが・・・
訪ねた前日の日付で、お休みすると言う

沢山の素敵な花を毎日更新して、楽しませてくれたサイトなのに
花の画像がないばかりに、訪ねにくくて、遠のいてしまったサイト

花の写真を撮り始めた頃に、花の名前を知らぬまま、貼り付けると
丁寧に花の名前を教えてくれた、ネットの友人達

時は移り、人の人生もそれぞれで、これまでも、幾多の人たちとの
別れがあった

私だって、その内、病を得て、サイトの更新がままならないかも知れない
そんな、チョット感傷的になっているのは、お盆の送り火の
チラッと光った青い炎を見たせいなのかな

京風車(日々草)

2006-08-17 23:55:32 | 


京風車(日々草)

京のカザグルマなどと優雅な名前を持った新種の日々草
風を受けたら、ゆるりゆるりと廻りそうなカザグルマの様な
淡いピンクの花びらが可愛い花だ

折り紙に切り込みを入れて竹串に刺して風に向かって
カザグルマを回して走ったのは、何時のことだったろう
記憶にないくらい以前のことだ

そういえば、中古自動車販売店で、ピカピカに磨き上げられた車の
ボンネット辺りにアーチ型の飾りのモールを渡して
そこに付けられたカザグルマが、風を受けてグルグル廻っていたのを見たな

そのカザグルマを見ていて、あれっ、これは鳥よけのぐるぐる回るヤツと同じだ・・・
なんて、思ってみたが、強ち(あながち)間違いでは無いのではないのかな?



ハナトラノオ

2006-08-16 09:04:30 | 


ハナトラノオ
シソ科独特のスラリと伸びた花穂にびっしりと付いたつぼみ
薄ピンクの小さなふくらみが可愛らしい

それにしても、自然というのは不思議だと思う
一粒の種から、沢山の使命を帯びた細胞が育ち、
それぞれの役割を知っているように、間違いなくその使命を果たして
その植物独特の形を作り上げる
細微にわたる、それぞれの細胞の役割を決めているのはDNA

そんなことを感じさせ、考えさせてくれるのも、
カメラを持って花を撮るようになってからだ

昨年、フラワーショップで見掛けて、持ち帰った鉢花が
今年も元気に育ってくれた
この後の開いた花は、続いた雨で撮れていない

終戦記念日に思う

2006-08-15 23:55:33 | 徒然に


「大和シジミ蝶」が、草原にのどかにひなたぼっこをしている

8月15日の今日は、日本が「アメリカを主体とした連合国」に対して
無条件降伏した、「終戦記念日」すなわち敗戦の日である

先進国の後塵を拝して植民地支配を広げるために東南アジアに展開した日本の国
経済的、政治的問題解決のための武力の行使が「戦争」だった

古くからの植民地支配の歴史は、最後の植民地支配の戦いに敗れた日本の国への
厳しい弾劾裁判として、日本民族の誇りとした天皇を頂きとした日本の国家体制までも
変えながら、日本という国家のあり方を戦勝国の理屈で変えさせられた

しかし、日本民族は、自らの手で、頭で、第二次世界大戦に至る国家経営の問題点を
総括して、戦争責任の明確な処置をしてこなかったのではないか?
よく、対比されるのは、同様に敗戦国となったドイツの戦後処理である
確かに、「ヒットラーとナチ」と「天皇と軍国主義」を単純に同一視は出来ない
物事には、色々なとらえ方があり、主義主張があるものだ

しかし、日本の戦後処理は、あまりにもおざなりだったのではないだろうか
若者の多くがアメリカと戦争したことを知らない
広島長崎へのアメリカによる原子爆弾の投下をしらない
国家として、知らしめなければいけない近代日本の歴史を、
若者に継承できない民族は滅びるしかないのではないのか?

いつまで経っても、アジアの主要国としてその経済、技術としては、リード出来ていても
肝心の政治的影響力を発揮できない、根本原因は、あの悲惨な戦争に対する
根本的な歴史認識の国民レベルでの正しい認識と、その反省にたっての
アジアの国々に対する対応の抜本的な改革なのではないのか?

日頃、政治的な考え方を書き込まないけれど、戦争末期に生まれ、実感としての戦争体験は記憶にないけれど
両親を初めとする戦争体験をへた人たちの話を聞いた世代として
これからの日本の将来を左右する、「先の大戦」の正しい総括と
これからの日本の進路について、多くの人に考えて貰いたいものだ

++++++++++++++++++++++++++++++
しかし、自分の主張を、特に政治的なものについて、明確に書くと言うことは
出来ないものだな
妙ちきりんな書き込みだ
なさけないことだ TT

枝豆の花

2006-08-14 23:55:32 | 


枝豆っていうのは大豆のまだ青いやわらかい時に喰ってしまおうという事だ
こうやって、葉の根本に咲く小さなうすピンクの花を見ると、可愛いね
この大豆は、「田のクロ豆」という種類で、普通には田圃のあぜ道に植えたものだ

兎に角美味しいのだ、ホクッ、ポクッとした食感が何とも言えない
それにしても、この毛はどんな役割を負っているのだろうか

私の考えとしては、朝露をこの毛の間に貯めて、暑くなる夏の日差しから
身を守るためではないのかな?

動物も、植物も、毛で身を守るって共通なのは、面白いな

ムギワラトンボ

2006-08-13 23:55:59 | 徒然に


ムギワラトンボと言い慣れているが、尻尾の白いシオカラトンボの雌

シオカラトンボより、ムギワラ色の雌の方が、何となく好きだ
あははっ、別に雌だから、好きって訳ではないよ

久しぶりに、カメラを持ちだして近くの畑のあぜ道を歩いてみた
足下から、キチキチキチーっと、ショウリョウバッタが飛び出し
チョウチョがヒラヒラ飛ぶ
暑いけれど、この道は、心を和ませてくれる路だ

まだまだ、自然は残っていてくれてるな