もともとはバスフイッシングからきた言葉ですが、ここ数年はソルトでもちょこちょこ聞かれるようになりました。ただはっきりとした定義がないので、いったい何グラムを扱えたら? いったいどんなリグを扱えたらベイトフィネスと言えるのか? ということは人によって、はたまたメーカーによって言うことが違うなんてことがありますよね。
そもそもフィネスと言うのはウェイトうんぬんリグうんぬんとかではなく、クワセという考えを持つ人もいます。しかし一般的にはライトリグをベイトタックルで扱う=ベイトフィネスという考えを持つ方が多いと思うのです。
では、いったいライトリグというのはどの位のウェイトのどんなリグなのか? ということに話しは戻るわけですが、これはバスとソルトの世界ではまた話しが違うのでは? というふうに思います。
例えばロッドのルアー重量表記。 同じ1/16oz~という表記でも、バスロッドとライトSWロッドでは扱うリグが根本的に違う為、そのカタログスペックだけを見ていた場合、手にした時にイメージとまったく違うなんてことがあるわけです。
バスロッドの場合、1/16~となっていても扱うワームが4インチだったり5インチだったりとあるわけで、リグの総重量はもちろん水中での抵抗もそれなりにあるので、それを動かす為の張りだったりパワーだったりがあるわけです。
対してSWライトゲームロッドは、対象魚かメバル&アジに考えられている物が多く、この場合の1/16~はジグ単のチビッコワームの使用前提に作られているので、バスロッドと比べれば当然柔らかく、小パワーなわけです。
現在ボクが持っているロッドでベイトフィネス的な目的で作られたものとしては、SWライトゲームロッドとして『KR-X ベイトフィネスカスタム782』バスロッドとして『ハートランド SPR610』『ハートランド SPR72』『ハートランド ドットスリー』『スティーズ バリヤーFスペック』『デジーノ スティングレイ66』『ヘラクレス スパークショット』の計7本。
この7本を各パートごとに比較してみると。。。 バット部分は上の写真で見ると、『ハリヤーFスペック』と『スパークショット』が若干太く見えます。
次にベリー部分。
写真の並びは上の写真と一緒ですが、1番下の『スパークショット』とその上の『ステゥングレイ66』だけ、ティップ側が極端に細くなっているのが分かるでしょうか?
これはこの2本のみソリッドティップですので、そのつなぎ目による太さの変化となります。また『スパークショット』のみスパイラルガイドが採用されているので、ガイドの向きが下向きとなっています。
そしてティップ部分。
ここは、ブランクのカラーがシルバーなので見ずらいですが『ドットスリー』と、『ハリヤーFスペック』が若干太めかと。テーパーは『バリヤーFスペック』がティップから入るファーストテーパーなのに対し、『ドットスリー』はベリーが入るレギュラーテーパー。どちらがよりフィネス的に使えるか?というと、『バリヤーFスペック』かなと。
グリップ部。
トリガー部分に合わせて置いてみました。
最後にロッドの固さというかパワーというか、ボクなりの使い分けで区分けしてみると。。。
上3本がワームよりもプラグ向け。『KR-X ベイトフィネスカスタム』はスローテーパーでダルい感じ。『スティングレイ 66』はティップがソリッドなのでノリはいいのにある程度の張りもあるので、タダ巻きからロッドアクションを入れる釣りまでこなせます。『SPR 72』は高弾性らしい張りのある竿ですが、ティップからバットにかけて引く力に合わせて曲がっていく可変テーパーなので、バーサタイルな使い方が出来るのですが、『SPR 610』と比べるとワームよりもプラグ向けということで、こちらの区分けとしました。
真中の2本はこの中では1番繊細なことができる竿となります。『スパークショット』は『スティングレイ 66』と同じソリッドティップですが、『スパークショット』の方が高弾性な感じで張りがあり、ファーストテーパーな感があり繊細なことが出来る感じがあります。しかしバットは太めに作られているだけあって、根に入るような魚を引きずり出すようなパワーを感じます。『SPR 610』は基本『72』と同じ高弾性らしい張りのある竿ですが、テーパーがファースト寄りでワームの釣りがやりやすいかと思います。この2本が手持ちのロッドの中では《ベイトフィネス》と呼ぶ釣りのイメージに1番あっていると感じています。
下の2本はこの中では1番パワーがあり、《ベイトフィネス》の釣りのイメージとしてはちょっと違うかなと。『ハリヤーFスペック』はファーストテーパーで、モアザンブランジーノやエメラルダスEXのような張りと粘りを両立させたブランクスで、『ドットスリー』はティップは入らずベリーから曲がっていく感じで、この中では1番硬く感じるロッドです。ティップが入らない分、根掛かりが減らしてはくれますが、小さい魚は弾いてしまってるかな⁉︎ とも感じます。
海のオカッパリでベイトを使う利点は正直あまり感じませんが、使っていて楽しいし、やっぱりカッコいいかなっていうのは思うところなので、もっともっとタックルが進化して、海でのベイトフィネスタックルで良い物がたくさん出てきてくれると嬉しいなって思ってます。
ちなみに今年はダイワから『アルファスAIR』が発売されますね。海での使用もOKなベイトフィネスリールなので期待しちゃってます❗️
そもそもフィネスと言うのはウェイトうんぬんリグうんぬんとかではなく、クワセという考えを持つ人もいます。しかし一般的にはライトリグをベイトタックルで扱う=ベイトフィネスという考えを持つ方が多いと思うのです。
では、いったいライトリグというのはどの位のウェイトのどんなリグなのか? ということに話しは戻るわけですが、これはバスとソルトの世界ではまた話しが違うのでは? というふうに思います。
例えばロッドのルアー重量表記。 同じ1/16oz~という表記でも、バスロッドとライトSWロッドでは扱うリグが根本的に違う為、そのカタログスペックだけを見ていた場合、手にした時にイメージとまったく違うなんてことがあるわけです。
バスロッドの場合、1/16~となっていても扱うワームが4インチだったり5インチだったりとあるわけで、リグの総重量はもちろん水中での抵抗もそれなりにあるので、それを動かす為の張りだったりパワーだったりがあるわけです。
対してSWライトゲームロッドは、対象魚かメバル&アジに考えられている物が多く、この場合の1/16~はジグ単のチビッコワームの使用前提に作られているので、バスロッドと比べれば当然柔らかく、小パワーなわけです。
現在ボクが持っているロッドでベイトフィネス的な目的で作られたものとしては、SWライトゲームロッドとして『KR-X ベイトフィネスカスタム782』バスロッドとして『ハートランド SPR610』『ハートランド SPR72』『ハートランド ドットスリー』『スティーズ バリヤーFスペック』『デジーノ スティングレイ66』『ヘラクレス スパークショット』の計7本。
この7本を各パートごとに比較してみると。。。 バット部分は上の写真で見ると、『ハリヤーFスペック』と『スパークショット』が若干太く見えます。
次にベリー部分。
写真の並びは上の写真と一緒ですが、1番下の『スパークショット』とその上の『ステゥングレイ66』だけ、ティップ側が極端に細くなっているのが分かるでしょうか?
これはこの2本のみソリッドティップですので、そのつなぎ目による太さの変化となります。また『スパークショット』のみスパイラルガイドが採用されているので、ガイドの向きが下向きとなっています。
そしてティップ部分。
ここは、ブランクのカラーがシルバーなので見ずらいですが『ドットスリー』と、『ハリヤーFスペック』が若干太めかと。テーパーは『バリヤーFスペック』がティップから入るファーストテーパーなのに対し、『ドットスリー』はベリーが入るレギュラーテーパー。どちらがよりフィネス的に使えるか?というと、『バリヤーFスペック』かなと。
グリップ部。
トリガー部分に合わせて置いてみました。
最後にロッドの固さというかパワーというか、ボクなりの使い分けで区分けしてみると。。。
上3本がワームよりもプラグ向け。『KR-X ベイトフィネスカスタム』はスローテーパーでダルい感じ。『スティングレイ 66』はティップがソリッドなのでノリはいいのにある程度の張りもあるので、タダ巻きからロッドアクションを入れる釣りまでこなせます。『SPR 72』は高弾性らしい張りのある竿ですが、ティップからバットにかけて引く力に合わせて曲がっていく可変テーパーなので、バーサタイルな使い方が出来るのですが、『SPR 610』と比べるとワームよりもプラグ向けということで、こちらの区分けとしました。
真中の2本はこの中では1番繊細なことができる竿となります。『スパークショット』は『スティングレイ 66』と同じソリッドティップですが、『スパークショット』の方が高弾性な感じで張りがあり、ファーストテーパーな感があり繊細なことが出来る感じがあります。しかしバットは太めに作られているだけあって、根に入るような魚を引きずり出すようなパワーを感じます。『SPR 610』は基本『72』と同じ高弾性らしい張りのある竿ですが、テーパーがファースト寄りでワームの釣りがやりやすいかと思います。この2本が手持ちのロッドの中では《ベイトフィネス》と呼ぶ釣りのイメージに1番あっていると感じています。
下の2本はこの中では1番パワーがあり、《ベイトフィネス》の釣りのイメージとしてはちょっと違うかなと。『ハリヤーFスペック』はファーストテーパーで、モアザンブランジーノやエメラルダスEXのような張りと粘りを両立させたブランクスで、『ドットスリー』はティップは入らずベリーから曲がっていく感じで、この中では1番硬く感じるロッドです。ティップが入らない分、根掛かりが減らしてはくれますが、小さい魚は弾いてしまってるかな⁉︎ とも感じます。
海のオカッパリでベイトを使う利点は正直あまり感じませんが、使っていて楽しいし、やっぱりカッコいいかなっていうのは思うところなので、もっともっとタックルが進化して、海でのベイトフィネスタックルで良い物がたくさん出てきてくれると嬉しいなって思ってます。
ちなみに今年はダイワから『アルファスAIR』が発売されますね。海での使用もOKなベイトフィネスリールなので期待しちゃってます❗️