かなり昔のロッドとなるのでここ何年使用してませんが、思い出を手繰りながらちょっと書いておこうと思います。
自重 : 88g / キャストウェイト : 0.8~4.0g / ライン : 2~5lb
この頃のダイワロッドの袋はハイエンドモデルとはいえ、ペラペラの薄っぺらいものでした。
グリップはジグ単の釣りをメインで考えられているからかショート目で、リールシートのナットにクリック音が付いているのはかなり嬉しかったです。
エンドキャップは月下美人ロゴで
ガイドはチタンフレームSIC。ブランクカラーがゴールドというのも斬新でした。ブランクスSVFコンパイルX。ワタシがこの素材のブランクスを使用したのはこのロッドが最初だったと思います。
ティップはチューブラーで、掛け調子とはいえ極端な先調子ではなくノリも非常に良かったです。また最初使用したときの感度には驚かされました。ワタシはほぼほぼ1/16オンスのジグヘッドにフロロの3~4ポンド位で使用していましたが、非常に使いやすかったことを憶えています。またPEを使用したときはさらに感度が上がり楽しかったです。
負荷が掛かると綺麗にバットまで曲がっていきますが、そこからしっかり粘ってくれるところもこのロッドの楽しさの一つでした。
現在のダイワロッドとの比較で言えば、ブランクスは年月が経った今でも素晴らしい物です。ガイドがAGS主流となっていますが、チタンフレームの重みによるたわみがあるのがまたいい味を出しているので、機会を作って使用したいなと思って手放さずにここまで来てしまいました