近年 スピニングリールも進化によってスタンダードがハイギアになってきましたね。
一昔前のハイギアスピニングと言えは、オフショアのシイラなどのキャスティングゲームだったり、一部のジギンガーの人たちが主でしたが…。
確かにハイギアのメリットは重宝していますが、どうせならスピニングもベイトのようにギア比を3種類くらいに分けてくれると面白いと思うんだけど。
まぁそんな理想は置いといて、ローギアのスピニングと言えば月下美人がありましたが、現行で販売されている物は08年式。もう6年が経過しています。
このリールをボクが使う場面は、メバルをスローリトリーブで狙うときと、意外かと思われるでしょうがメッキ釣りに多用します。メッキの釣り方と言えば小型プラグを使ってのトゥイッチィングがオーソドックスですが、このときにハイギアだと引っ張りすぎちゃっている感があります。対してローギアではラインスラッグだけをとっていくイメージで、ルアーをあまり引っ張らずにダートさせることができます。これはエギングにも同じことが言えると思うのですが。いくら目が良く早い動きに反応するメッキとはいえ魚自体は小さいので、追い切れるスピードでシャープでトリッキーなアクションを与えやすい、または自分のリズムで釣りがやりやすい、というのがローギアというわけです。
ハイギアでもボクがイメージしているようなアクションで動かせる人も当然ながらいると思いますが、趣味として釣りを楽しむ際になるべくストレスを感じず、気持ち良く釣りをするための道具選びとしてのボク個人の主観ですので、そのへんはあしからず。
ということでローギアのスピニングは、ボクが釣りを楽しむためにはあってほしい物なので、そろそろマグシールド搭載の新しい月下美人が誕生しないかと待ちわびています。