根尾昴 真夏の大冒険

2022年07月03日 | ナゴド観戦
7/2(土)タイガース13回戦



先発 ドラゴンズ=松葉
   タイガース=伊藤将司




試合前の始球式に清原和博さん。ドームがどよめきと拍手に包まれた。「先発ピッチャーのマウンドを汚したくない」との配慮から、マウンド手前から投じた59km/h。





「こんな日が来るとは。グラウンドに下りる日は一生ないと思っていた。何千試合と出ましたけど、雲の上を歩いているようなフワフワした気持ち。周りの選手を見て感動しました。今日という日を忘れず、感謝したい。」

神|004 000 010|5
中|000 000 200|2

敗=松葉 勝=伊藤将司

試合結果は●につき何も言いますまい…。

【球界の常識を覆す配置転換が耳目を集める中、根尾昴が真夏の大冒険奮闘中】

この日は8回表、先発松葉から昨日に続き連投した。
内容は1安打1四球1失点。
1死一・三塁、スクイズを決められ1失点。

試合後のここまでの全試合の投球成績。
7試合5.2イニング
0勝0敗1ホールド0S
防御率3.18 WHIP1.235
最高球速152km/h

4年目の根尾昴は6/21登録を外野手から投手に変更したと発表した。

☆5/21 ビジター・対カープ
8回裏、野手登録のまま登坂。
いきなり150km/hを投げ込むなど1イニング1安打無失点。

☆5/29 ビジター・対バファローズ
大量ビハインドの8回裏、2度目の登坂、クイックで投げて150km/h、1イニング1安打無失点。

☆6/19 ホーム・対讀賣
バンテリンドーム初見参。
9回表、2死後岡本と対峙し空三振に切って取った。

☆6/22 ホーム・対スワローズ
投手登録初登坂。4点ビハインドの場面。8回表、1イニングを完璧に抑え、自己最速の152km/hをマーク。三者凡退無失点。

★6/22 ビジター・対タイガース
甲子園初見参。
9点ビハインドの6回裏、1イニング、佐藤輝を一ゴロに仕留めるなど、2安打1四球1失点。

☆7/1 ホーム・対タイガース
1-0とリードした場面での登坂。
5回表、2死一・二塁、近本を三ゴロに抑え、初ホールドを挙げた。

この数年で一番の大歓声だった。6月19日の讀賣戦。9回2死から立浪監督がベンチを出て選手の交代を告げる。場内アナウンスが「ピッチャー谷元に変わりまして…」の後、たっぷりと間を取って「根尾」とコールすると歓声と拍手でバンテリンドームが揺れた。
投手転向に賛否両論が飛び交う中で、これほど多くのファンが「投手・根尾」を見たかったのだと思い知らされた。