晩秋の八幡平秋田から岩手へ抜けると旧松尾鉱山の社員アパート・廃墟が現れる。ずっと前から気付いて気になっていたが、主幹道から脇へそれて近くまで行ったのは初めてであった。青空を背に物悲しい生活の跡朽ちた窓枠から見えたのは植物の枝。遠目にまるで建設中のマンション群のよう。
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