秋田市の鈴木いく子さんが詩集「光る砂」を刊行された。鈴木さんはこれまで製本技術を駆使して数多くの手作り詩集を刊行されてきた・・・と、聞き及ぶ。
自然の風景を自身の言葉で身近なものとして表出し、「生きている」という存在感を伝達しようとしている。平易な言葉がピュアな感性をあらわしていて、新鮮。
夕焼けがあかいのは/地球のみんなへの/あいずです/そろそろ家に帰ろうと/暖かい色で誘います/郷愁を呼ぶ色に染めるのです/ (「夕焼けの秘密」第一連)
秋田市の鈴木いく子さんが詩集「光る砂」を刊行された。鈴木さんはこれまで製本技術を駆使して数多くの手作り詩集を刊行されてきた・・・と、聞き及ぶ。
自然の風景を自身の言葉で身近なものとして表出し、「生きている」という存在感を伝達しようとしている。平易な言葉がピュアな感性をあらわしていて、新鮮。
夕焼けがあかいのは/地球のみんなへの/あいずです/そろそろ家に帰ろうと/暖かい色で誘います/郷愁を呼ぶ色に染めるのです/ (「夕焼けの秘密」第一連)
毎年恒例となった雄物川流域一斉清掃へ参加。国交省と流域市町村が主催する行事で、ここ数年は市民単位というよりは、CSR の一環として企業単位の参加が多くなってきた。
かくいう当方も企業としての参加だが、長年住み慣れた地区の河川敷でもあり、半分は個人としての・・・参加?
一通りゴミを拾ってから河川敷に咲く花を見て歩くと、結構な種類の花があった。シロツメクサ、ハマナス、マーガレットのような花、菜の花に似た花、垣根にしてあるコデマリ・・・私の花に対する知識はこんなものでしかないから「その他」。
いい運動でもあった。
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ここ数年来、詩集刊行や地元紙への作品投稿、関連行事への参加など積極的な活動が見られる秋田市の矢代レイさんが、個人誌『ピッタインダウン』を創刊された。誌名の『ピッタインダウン』とは、ミャンマーのダルマのことで、日本でいう「おきあがりこぼし」だという。
昨年、病気をしてから『自由に詩作を試みたい』と感じたようである。個人誌の創刊は、病気でままならない辛い経験があったからこそ詩を自由に書きたいとも取れる。また、主観と客観との乖離へのジレンマにとらわれず詩作を続けたい、とも取れる。<おきあがりこぼし>に込められた意味合いが大きい。ともあれ、自ら発表の場を創った矢代さんの意気込みに拍手。
<「本」など3編を収録。A5版4頁。発行4月30日>。