25日に開催された交流会
第29回国文祭現代詩フェスティバル・文芸祭現代詩大会は、25日、26日の二日間にわたり北秋田市で開催され、盛会裏に終わった。26日は北秋田市文化会館で全国から応募のあった現代詩作品の表彰式、地元伝統芸能、高校生による書道のパフォーマンス、詩の群読などが行われた。
全国から寄せられた詩は、小中高生、一般を含めて合計約4,600にも及ぶものであった。私は一般部門の第一次審査員の一人として委嘱され、7月下旬から数回に分けて大会事務局から送られてくる作品を読まさせていただいた。もちろん、氏名はわからない。わかるのは作品と性別と年齢だけ。大変貴重な経験をさせていただいた。読み手としての感性を試されたといってもいい。
小学生や中学生、多感な時期の高校生の詩も実にしっかりとした世界が書かれていた。こうした催しがローカルでも開催されるなら、自己を社会を地域を見つめる目が、より身近なところで育まれるに違いない。理想は理想だが・・・。
全国からの応募者、全国からの参加者(来県者)、国の機関、県の機関、北秋田市役所のみなさんをはじめあらゆる部署で携わっていただいた地元のみなさん、そして日本現代詩人会、一般社団法人日本詩人クラブ、秋田県現代詩人協会のみなさん、お疲れ様でした!!素晴らしい一日でした。
来年は鹿児島県南九州市で開催される。