「komayumi」第21号が届いた。
かつて我々の年代を代表する同人誌の一つとして活動した「汎視群」を前身として、「komayumi」は2005年2月に創刊された。数えてみたら8年経過。
編集発行人である成田豊人氏の力量と牽引、若木由紀夫氏の硬くもある見事な詩風、佐藤公一氏の緩急ある評論群、須合隆夫氏の自身を描き続ける紀行・叙景詩、照内きよみ氏のあふれんばかりの論評、そして、残念なのは、天性の詩の書き手である越後谷信義氏が、先号をもって同人を辞したということ。越後谷氏の詩作継続と発表を切に望むところである。
若木由紀夫氏の「ペルソナ」が、すっぱい”レスカ”(今は死語か?!)ソーダのようで今号もいい。
この「ペルソナ」がどう寄り道してゆくのかはドキドキもんだが、見つけた表現形態として継続これもよし、かな。
ともあれ、現役で同人詩誌運営の諸氏に乾杯!!
2週連続菜の花というのは自分でもちょっと変かな、とは思ったが、鳥海高原でも菜の花
祭り・・・とあっては、やはり見てみたい。
こちらも現地へは迷い道?気味で、道順を問われたとしてもなかなか口では説明できな
い。案内表示も近くに行ってから小ぶりに地味に貼り付けてあるので、近辺へ行ったこと
がない人は辛いところがある。
とはいえ、実行委員と秋田県立大学生のボランティアの方々が駐車場の案内からイベ
ント紹介など、明るい対応に心和む。思わずご苦労さん!と声をかけたほど。
菜の花の植生面積は先週行った大仙市協和よりは広い。最終的な利用も双方異なって
いて、協和は食用油、こちらはトラクターなどエンジンの燃料(まぁ、双方とも”内燃機関”
で使用するには違いないか)。
残雪模様が美しい鳥海山をバックに咲き誇る菜の花の構図は、案外難しい。バカチョン
カメラでそれなりに我流で何枚か撮ったが、結局何も考えないでパシャッ!!と撮った方
が無難で?よい結果であった。
天候に恵まれて、のんびりと鳥海高原をあちらこちら移動しながら春を満喫。