秋田公立美術大学の美術教育センター研究活動報「BEAK」第4号が届いた。
同大教授で詩人の大八木敦彦氏からの受贈で、同氏が編集されている。
初めて手にしたが、講演会を記録したものや第1回「秋美文芸大賞」受賞作品など興味深い内容となっている。その中で、「最後の文人 ・・・原子朗先生の思い出」と題する大八木氏の散文に目が行った。昨年他界した原子朗氏は詩人、元宮沢賢治イーハトーブ館館長、早稲田大学名誉教授。大八木氏が原氏に出会った経緯やその後の交流などが書かれている。私的には大八木氏を知る意味で格好の内容。
拙宅から雄物川を渡れば同美大があるが、中に入ったことはない。授業の内容を見たこともない。今回戴いた活動報で、なんとなく雰囲気が理解できた感じだ。