陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

秋田県現代詩年鑑2015 刊行

2015-01-26 | 詩関係・その他

「秋田県現代詩年鑑2015」が刊行された。第24集になる。今年は56名の詩作品と「2014年詩界の動き」が収められている。昨年の72名からするとその減少に残念な気もするが・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

復刻版 今川洋詩集「無心に」刊行

2015-01-14 | 詩関係・その他

昨年4月に他界された今川洋さん(秋田県にかほ市)の詩集「無心に」の復刻版が、昨年末に刊行されたとの記事が地元紙に載っていた。女性だけの詩誌である「海図」を長年にわたり編集発行されている木内むめさんが主体となり、同人のみなさんに一部援助を受けて100部を印刷したという。

それによると、この詩集は、にかほ市出身の版画家である池田修三さんの作品に詩をつけたもので、旧「象潟町」広報の表紙を飾っていたらしい。

昨年12月中旬、私のところへも届いたが、復刻版との文字も復刻版発行日も発行者もないもので、まさに原本を忠実に復元した彩鮮やかな復刻詩画集そのもの。届いた封筒の発送者は「海図」同人のお一人。今まで質問もお礼も確認もできないまま時間がたっていたところで、今日の新聞記事で納得。

         

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉沢悦郎 『積みのこしから  遺文集・続(補)』

2015-01-06 | 詩関係・その他

大仙市の先輩詩人、吉沢悦郎さんが自らの足跡を記録、刻印してゆく”遺文集”の続編が刊行された。なぜこんなにも自身の根源を確認しようとするのか、中にはそんな風に思う読者もいるかもしれない。が、吉沢さんは今だからこそあえて過去の立ち位置へわざわざ戻り、時間を超えた現在からそれらを視野に入れようとしている。呻吟している姿も垣間見られる。何よりもうれしいのは、それが現在進行形ということだ。辿っているのは過去の出来事の確認ではあるが、自らの生き方を見つめ直している。

この『遺文集』の概略を伝えることもなく抽象的に感想を記したが、私感はどうでもいい。要は、書き方や論評や文章に学ぶ所多い刊行物であるということ。2005年に”正・補”を、2013年に”続”を刊行しての続編。まだまだ隠し玉が出てくるに違いない。確かな文章と思考と展開に・・・憧憬。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015 謹賀新年

2015-01-03 | 季節

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお付き合いください。

さてさて、秋田市内は積雪こそ天気予報の割りではなかったが、元旦から寒波で風強く寒い日が続いた。ここ数年はずっとこの調子で寒い正月が続いている。

元旦昼前後、例年通り近くの「三皇熊野神社」へ初もうで。世界の平和と家族の健康を祈願。交通安全の干支お守りを求めて帰宅。

2日、この日はアマチュア無線家にとって新年のご挨拶の日ともいえる「ニューイアーパーティー」。電波を通じて挨拶し合うのだが、私は昨年同様ワッチ(ヒアリング)するだけであった。設備の点検をしていなかったこともあるが、何か不完全な気持ちがあって、交信はしなかった。年々声を出している人の数が少なくなっている。            

連休はあっという間に過ぎてゆく。あと一日を残した今日、物置同然となっている空き部屋の片付けに取り組んでみた。なんとも情けないことだが、要不要の判断以前に「なんでこんな物を保管していたのか?」と思うものが結構ある。数年ごとに処分してきたはずだが(時には保管必要なものまで処分してしまったこと多々・・・)、その時々の判断と言おうか価値観と言おうか、自らの曖昧さに一人笑ってしまった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする