陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

冬景色・仙北平野の背骨<真昼岳>など

2019-01-14 | 

        

 大仙市大曲から旧千畑町へ向かう真っ直ぐな県道。その先は奥羽山脈・背骨にある真昼岳や薬師岳、白岩岳などなど。この時期、何年も前から相方と二人でこれら雄姿を眺めるために訪れていた。昨日と今日は珍しく晴天。この青空の誘惑には勝てず向かってみたらなんとも言い難い昔のままの山脈が待っていてくれた。

     
      「払田の柵」から望む<真昼岳>                 右から<真昼岳><薬師岳><白岩岳>

       
               <真昼岳>                        <薬師岳>

           
                                               <白岩岳>                                                  遠くに望む真っ白く化粧する<秋田駒ヶ岳>

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ようやく筑波山へ

2016-05-06 | 

       

 ようやく筑波山へ辿りついた。
 長年、上京する事や所用あって宇都宮周辺へ出向くことが多かったこともあり、この山へのあこがれがあった。いつかは・・・と思って何回か計画したが天候などで折り合わず、今回が初めての”山行”となった。が、目的は別にあったので、今回の”山行”はお手軽コースの観光にとどまった。
 「西の富士、東の筑波山」と関東で言われた名山。そういえば、「日本百名山」の一つだという。双耳峰の女体山が標高877m、男体山が871m。だだっ広い関東平野だけにこの標高でも目立つ山。もちろん山岳宗教の山としての歴史は古い。
 あいにくの曇天で見通しは良くなかったが、それなりに満足した時間であった。

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妻恋峠

2014-04-13 | 

男鹿市の”寒風山”(=かんぷうざん 標高355m)頂上部に至る前のコルにある駐車場辺りを「妻恋峠」という。何とも美しくそして切なくなる名で大好きだが、ここの駐車場の西際に、直登するしかない「姫ヶ岳」への登山口がある。

 昨日、好天に誘われて久々に寒風山へ行ってみた。療養中のはずの相方が姫ヶ岳へ登り始めたので慌ててあとを追う。頂上まで直登約10分。数年前に登ったことがあったが、その時とは事情が異なる・・・はずなのに、登ってみたいという気持ちが先行していたのか、心地よかったらしい。その頂上から噴火口の外輪山(と言っても15分程度)を巡って駐車場へ戻った。知っている人以外はトライしないコースなはずだから、尾根を歩く人影に気付いた人は驚いたに違いない。わずか30分くらいの軽軽登山であったが、十分!!相方も私も満足であった。

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日本一低い富士山と山

2013-09-01 | 

 

秋田に二つの富士山がある。もしかすればもっとあるかもしれない。

①ずっと昔からあると聞いていた秋田市楢山の「明田(みょうでん)富士山」。標高35メートル。こんもりとしたごく普通の丘?であった。小さい社があり、昔からの信仰の”山”と伺える。全国には富士山にちなんだ富士講が数多くあって、遠い富士山に行けない代わりに身近な丘陵を富士山にみたてて信仰したという。明田富士山は大木が茂っていて富士山のような山容を見ることは出来ないが、おそらく、近くにある神社とこの”丘”を絡ませて富士山に見立てたのであろうか。謂れを知らないからなんともいえないが、ともあれ、素朴で人間らしい生活があったに違いない。

②干拓地大潟村の東西を貫く幹線道路、東側の八郎潟町から行くと、約15㎞㌔先の「みゆき橋」左手前にある。わずか二十数歩で頂上だが、このしゃれた感覚がいい。海抜0メートルの干拓地に、その海抜0にあわせた盛土の”山”を造って「大潟富士」と名づけるなんて、”我がふるさと”を造ろうとした意気込みが見えて感じるものがある。

 今日は午後の数時間で二つの富士山へ登ってしまった・・・・。

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高尾山、あの山!

2013-07-06 | 

先般上京した折、 高尾山へ行ってみた。                                                                    秋田市雄和にも同名の山があるが、この時に訪れたのは東京都八王子市にある”あの”高名な「高尾山」!。
いつものとおり、ちょっとしたきっかけで”登るしかないでしょう!”と相成ったのだが、大きな寺院や神社が点在する聖地だとは知らなかった。都会人の登山のメッカであること、そしてケーブルカーがあること位は知っていたから、これは散歩がてら・・・・に、と思ったのも事実。確かに一般的なコースは普段着姿から幼子をおんぶした人、更に、中には浴衣に下駄の人もいたりして田舎者の私には理解できない光景にも出会ったが、総じて、若い人達も家族連れもお年よりも”登山”や山の雰囲気を感じたいから来ている、という人たちのようであった。一方、純粋に麓から登る人も多い。2千㍍級の山へでも登るような装備でトライしている人も多かった。だから、その混在振りが妙にちぐはぐでなんとも表現しがたい光景になっている。私的には、山に対峙するにはその装備のほうが正解であるとは思ったものの、果たしてそうだろうか・・・。                                                   いや、山は山だからそうあるべきだ・・・・な・・・・・。                       

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気仙沼つつじ山(徳仙丈山)

2013-05-26 | 

 

     

 あるTV番組の映像であったか、空撮のその映像は”生まれて初めて見た”ものであった。山全体がなんとつつじで彩られていた。その山が宮城は気仙沼の「徳仙丈山」ということを探りあてた相方は、勿論黙っているはずが無い・・・。そう、私も宮城北部とあれば車の運転猪口才な。
 つつじはまだ咲き始めかつぼみといったところでなんの華やかさもなかったが、一つの山と思えば、これはいつものとおり登ってみるしかない。

 東の眼下に、3・11大震災の爪跡未だに深く残る気仙沼市街地が見えた。北西には室根山が突出して平野に立っている。手前の山並も新緑の淡い黄緑に染まり柔らかく立っている。ヒトリシズカ、つつじ、スミレ、タンポポが咲き、そして鶯の声が聴こえる。なんとも心ゆったり、ありがたい時間であった。

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GWの上高地

2013-04-28 | 

GW二日目、前日山開きした上高地へと向かう。
地元紙は、雪の中の山開きと報じていた。
晴天は穂高連峰の高さを誇示し、明神岳主峰も美しく孤高で神々しかった。
そういう言葉はこういう情景なのかなと思ったほどだ。
観光客となってぶらぶらしただけだが、いい時間をすごすことができた。

 

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磐梯山は

2012-10-08 | 

連休を利用して福島の磐梯山へ登った。
観光地なだけに裏磐梯は車と単車の音が響き、ゴールドラインの森を自然らしからぬ森にしていた。

朝9時過ぎにして、すでに「八方台」登山口の駐車場はご覧のとおり満車で、専門の警備員!!に、
200m離れた第二駐車場への駐車を指示されたほど。
ガスのかかった天候なのに登山者の数は相当らしいと察知できた。

前夜の雨のせいで登山道は滑りやすく思った以上に苦戦したが、
まぁ、まぁ、それなりに?順調に?登頂できた・・・と自讃(・・・していいのかな)。
ゆっくりペースで2時間ちょっと。

頂上はこれまた数箇所の登山口からの人でいっぱいであった。
あいにくの天候で、下界視野なし。
沢からの強風が背中の汗を冷やして行くなか、
周りの人たちの東北なまりや関西弁などが混じって舞って行く。

1,819mの磐梯山は ・・・
途中にあった山小屋の”支店”的な小さな”売店”?があって
カップ麺やピンバッチなどを売っていた。

 

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やっと実現-「月山」登頂

2012-09-02 | 

10年位前になるだろうか、それとも10年よりちょっと以前だったか・・・。
山形県羽黒町(今は鶴岡市)の月山8合目駐車場まで行って、周回20分の湿原を散歩したことがあった。
月山神社中の宮の鳥居から望む月山の山容はなだらかに緑鮮やかで、いつか必ずこの山に登ろう!!と思っていたのだが、なぜか無為な年月が過ぎていた。

真夏日の続く週末、とはいえ9月初日、偶然?月山へ気持ちは向い、早朝自宅発。久々の早い時刻の朝は光の射す具合も街並みも懐かしいほどに新鮮!であった。
登山道は敷石と自然石の凹凸連続で、数ヶ月前から右脚膝に違和感を持っている身としては辛い。なんとも情けない!
海から稜線をなだらかに押し上げてそびえる鳥海山を振り返りながら、その容姿に励まされて進む。
なかなか見えてこない月山の頂上にちょっと苛立ちを感じたりしたが、一般的なタイムである2時間30で頂上に到達することが出来た。

頂上は神聖な神域。撮影禁止、頂上立ち入り(参詣)有料・・・。文句は言えまい。

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森吉山へ

2012-06-03 | 

 

                                            山道に咲いていたシラネアオイとオオバキスミレ

                 

好天に誘われて北秋田市の森吉山(1,454m)へ。
山開きはすでに終わっているのに、思いのほか人は少なかった。
シラネアオイ、オオバキスミレ、ショウジョウバカマ、ミネザクラ、チングルマなどに目をやりながら
ところどころ残雪のある山道を登るのは、新鮮であった。

ずっとずっと運動不足であった怠け身体がびっくりしたのは当然!
心地よい汗に感動したこと以上に・・・明日は身体の痛さに感動?するかもしれない。

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山行は計画・準備を十分に!

2011-08-29 | 

写真は家の塀際に咲く「やぶラン」

は、さておいて?

 

土曜日に「獅子ヶ鼻湿原」トレッキングをしたこともあって、

日曜日はどこぞの山へ登ろうか!

運動不足でユル筋肉とズル気持ちからすれば、少しは楽でもいいのではないか!

と、わが身中心に考えたのがまずかった。

 

山行目的地は北秋田市の森吉山。

阿仁スキー場からゴンドラに乗って、「一の越」へ、そこから約一時間で山頂。

あわよくば無線なんかも出来るかもしれない!

頼りにしたゴンドラ運行表は昨年のものだが、毎年同じだから

日曜日は営業している・・・・はずであったのに?!

駐車場はガラ~ンとしていて、シャッターが下りていた。

先週までは土日営業だったらしい。

ん~、う~ん。

気持ちに不備があった!!

な。

 

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鳥海・獅子ヶ鼻湿原

2011-08-28 | 

昨日、鳥海山の麓にある「獅子ヶ鼻湿原」へ行ってみた。
大分前に一度行ったことがあったが、あまり記憶に残っておらず、記憶にある画像・映像がパンフレットのものなのか本当の?記憶なのか曖昧。
駐車場には相当台数の車があって、県外ナンバーの車も多かった。みなさんトレッキングシューズとリュック姿で、ふらりと出掛けたこちらはごく普通の服装。ちょっと気まずかった。(あなどってはいけない、森、山であることを・・・)

木道が整備された森の中の径路は緑と川の音、せみの声で心地よかった。すれ違う人たちも心地よさそう。
「獅子ヶ鼻湿原」は酸性・低温の大量湧水により、「鳥海まりも」と呼ばれるコケ類が~と、案内板にあった。国指定天然記念物。

もう一つの目玉は「あがりこ大王」(写真)。全国の巨樹・巨木の中から「森の巨人たち百選」に選定された樹形で幹周りは7.62m、奇形ブナでは日本一の太さだそうだ。「あがりこ」とは幹が上がったところで子の分かれている形からきたといい、大王とは、この森の大王らしさがあるから・・・かな。
傍のベンチに仰向けになって梢が風に揺れるさまを目だけで追う。目をつむると、身体が左右に揺れた。贅沢な、いい時間だった。

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お花畑

2011-07-26 | 

先日、久々に秋田駒ケ岳へ登った。
昼前であったせいか珍しく人とも出会わずマイペースでのんびりと登れた。
ニッコウキスゲが咲き誇り、場所によってはまだチングルマやハクサンチドリが咲いていた。
石楠花は盛りを過ぎたあたりか。

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蔵王熊野岳

2010-07-19 | 
蔵王苅田岳レストハウスから約50分
お釜を見ながら馬の背を通り
熊野岳(1841m)へ。
最近はお手軽登山?で満足するようになったから
歳だな・・・。

とはいえ、多くの登山者が訪れている事からすれば
そうそうバカには出来ない。
トレッキングマップを見ると数多くのコースがあり、縦走路も多い。
いつか、時間をかけゆっくりと巡りたいものだ。

帰路、ガラ場に咲いていたコマクサを見つけた。





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コバイケイソウ

2009-06-22 | 
八幡平大沼へ立ち寄ってみた。
ツツジとコバイケイソウの紅白彩りが鮮やかで
ワタスゲも風に揺れていた。
鹿角へ勤務していた頃はよく訪れたものだが、
そのわりに沼の周りを散策する機会は無かった。

コバイケイソウの群生に誘われて木道を歩くと
忘れていた山行への気持ちが湧き上がったりして
何やら得した感じであった。


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