陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

書肆えん 地元紙広告!!

2013-08-27 | 地域・社会

 

秋田の出版社「書肆えん」が、地元紙では№1の購買率を誇るS紙の第一面広告欄に、堂々の広告を載せた。私の知る限りでは2回目だったか?
結構な広告掲載料がかかったのでは?、と、友人の一人としてえらく心配しているのだが、当の本人からは掲載したよ!と、かる~い雰囲気のメールが届いた。
日本全国どこの県にも地元出版社というのがあって、その多くはオーナーが新聞であれ、文学であれ大志を抱いて創設したものが多い。秋田にもかつて秋田文化出版社という詩人オーナーが経営していた出版社があった。先輩詩人達はみんなここに集結し、秋田の文学の風を巻き起こしたものだと聞く。そのオーナーの元で編集者として、出版者として学び、そして時間の経過を経て「書肆えん」を立ち上げた横山仁氏。言葉少ない白髪の風貌は初対面の人には威圧感があるかもしれないが、このありようが彼らしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲリラ豪雨と・・・この花の名は?・・・あっそうか!

2013-08-25 | 季節

「ゲリラ豪雨」がどうも今年の特徴だろうか。あちらこちら全国で発生している。地球温暖化の兆候だとも人間の傲慢さの結果だとも◎×▼評論家たちが騒ぐ。実際、因果関係がどうかはわからないが、なるほど、と思う。最近の雨の降り方は尋常ではない。遠くにどす黒い雨雲!なんて思っているとザンザカザブザブ土砂降りになって、慌てて家中の窓を閉めているうちに、あっという間に終わってしまう。

さてさて、休日のそんな出来事の最中、庭先に咲く紫色の花が眼についた。ここ数日で色濃くなってきたが、花の名前を思い出せない!!。あぁ、こうして齢を重ねていくんだな?と思いたくもないが、ちょっとばかり深刻になって思い出すことに注力。んん~、何だったっけ。

数年前にブログで取り上げたことに気付いて探したら、「ヤブ蘭」だとサ。そんな気がしていたんだ・・・(あはっ!)そうだったよね、そうだ。ヤブ蘭だよ。(何年見ているのかね?!)

処暑が過ぎ、もう虫の音が聞こえている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成田豊人氏 第7詩集「消息」を出版

2013-08-21 | 詩関係・その他

北秋田市の成田豊人さんが詩集「消息」を出版された。第7詩集になる。26歳で処女詩集「北の旋律」を刊行してから「祖母論」(30歳)、「いつでも夢・・・を」(34歳)、「め!」(40歳)、「花のゆくえ」(46歳)、「箍」(56歳)と、うらやましいほど立て続けに外に向かって問うてきた。

彼と知己を得たのは何歳頃であっただろうか。名前を知ったのは20代前半だったと思うが、えらく自由で妙に色っぽいフレーズを平気で使う人だと感じていた。私には描けない自由な表現設定がなされていたことに羨望の念強かったが、それよりも?、私と同年だということに驚き感動もし、衝撃を受けたものだ。

今年の第14回秋田県現代詩人賞の奨励賞に成田さんの作品「いきがい」が受賞した。会報に記載された「受賞者の言葉」の中で、次のように語っている。 「自分はどんな詩を書きたいのか、と改めて考えてみた。①そこそこに叙情的で②社会性を有し③ちょっぴり艶っぽいというかエロスも感じられる、詩」と、述べている。なるほど、なるほど・・・。

詩集の内容についての感想は、追って機会あれば触れてみたい。

 

・著者:成田豊人(なりた とよんど)

・出版:書肆えん  

・〒010-1604 秋田市新屋松美町5-6  

・℡ 018-863-2681(Fax 同番号)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畠山義郎さんお別れの会日程

2013-08-20 | 詩関係・その他

去る8月7日、長年に亘って秋田の詩界を牽引してこられた畠山義郎さんが他界された。88歳。旧合川町長を10期務めた詩人町長さんでもある。

若くして詩作を始め、戦中、全国の若手詩人に呼びかけ詩詩「詩叢(しそう)」を創刊。秋田県芸術選奨受賞、秋田県文化功労者表彰、その他多くの功績が評価されている。秋田県現代詩人協会初代会長、日本現代詩人会会員。詩詩「密造者」発行人。 

秋田魁新報社の「さきがけ詩壇」選者としてわれわれ若手の指導にも尽力された。あまり投稿しなかった私は畠山さんからの評を得たことはなかったように記憶するが、会合など、機会あるごとにいろいろアドバイスを戴いた。ハガキを何回か戴いたこともある(転居を重ねたせいか、それらがどこに行ってしまったか不明・・・) 。褒められると随分と気持ちに自信が付いて、今に至った気もする。お世話になりました。                    合掌。

「お別れの会」は下記。(葬儀は故人の遺志により近親者で8月11日に相済み)

<お別れの会> 会費3千円

・日時  9月8日(日)午前11時

・場所  北秋田市 李岱  「合川農村環境改善センター」(℡ 0186-78-2114)

<お別れの会懇談会>会費2千円

・日時  9月8日(日)午後零時30分

・場所  北秋田市 川井  「サンシャインあいかわ」(℡ 0186-78-4757)

※連絡等は「北秋田市名誉市民畠山義郎殿お別れの会」事務局へ。(℡ 0186-78-3182)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(訂正)「詩表現を楽しむつどい」の開催日 

2013-08-08 | 詩関係・その他

先に秋田県現代詩人協会主催の行事をお知らせしましたが、

事務局からパンフの印刷ミスがあったとの連絡がありましたので、下記に訂正します。

お間違いのないように・・・。

 

●詩表現を楽しむつどい (合唱、詩の朗読、講演など)

 講演:田代卓氏      演題 「2年間暮らしたブータン」

     (秋田県現代詩人協会会員、日本詩人クラブ会員、農学博士)

(正)2013年10月20日(日)

   13:30~16:00 秋田県北秋田市鷹巣・北秋田交流センター

 

(誤)2013年10月26日(土)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋田県現代詩人協会の行事お知らせ

2013-08-03 | 詩関係・その他

秋田県現代詩人協会の今年のイベントをお知らせするパンフが届きました。

明年、秋田県で開催される「第29回国民文化祭あきた2014」のプレイベント

でもあります。どうぞお出かけ下さい。

●詩の講座 (詩の朗読、講演、感想などの交流) 

 講師:小松春美氏     演題 「自然を見つめて詩片をひろう」

     若木由紀夫氏   演題 「詩を書くことの意味」)

     (共に秋田県現代詩人協会会員)

 2013年9月22日(日)13:30~16:00 秋田市・あきた文学資料館

 

●詩表現を楽しむつどい (合唱、詩の朗読、講演など)

 講演:田代卓氏      演題 「2年間暮らしたブータン」

     (秋田県現代詩人協会会員、日本詩人クラブ会員、農学博士)

 2013年10月26日(土)13:30~16:00 秋田県北秋田市鷹巣・北秋田交流センター

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ココア共和国」Vol.13

2013-08-03 | 詩関係・その他

今年5月に「丸山豊記念現代詩賞」を受賞し乗りに乗っている仙台の秋亜綺羅氏が発行

する季刊詩誌。

谷内修三氏と知己ということで氏の名がよく出てくるが、今号も詩作品の寄稿?がある。

贅沢な季刊誌!

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩誌「北の詩手紙」第13号

2013-08-03 | 詩関係・その他

ますますページも書き手も増えて、ますます意気込み熱気もムンムンで、

ますますますます。

同人が同人の作品を同じ頁で述べ合う、文章として書き表わす、「クロス × レヴュー」

がいい。合評会で話したかもしれないが、いや、そのときは思っていなかったがあらため

てこう感じた、こう思う・・・ということをレヴューしている。思うことを一定の構成で書き現す

ということは、書き手にとって重要な作業でもある。

考えを構築してどうまとめるか、対峙した相手の作品をどう自身の中で受け止め、そして

自身のものとして昇華させることが出来るか。思考力も文章力もこうした”作業”で培われ

てゆくのではないだろうか。

いい試み、いや、いい企画だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩誌「海図」105号 芦野時子さん追悼

2013-08-03 | 詩関係・その他

女性だけの詩誌「海図」105号が届いた。

今号は、先に亡くなられた創刊同人でもある芦野時子さんの追悼と副題にある。

県現代詩人協会前会長の亀谷健樹さん、現会長の山形一至さん、同人各位の追悼文が

並ぶ。芦野さんはおだやかに話される方で、何度かお話をさせていただいた事がある。

優しい詩を書く方との印象がある。

 

第105号の同人各位の作品については、機会があれば触れてみたい。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畠山義郎全詩集

2013-08-03 | 詩関係・その他

北秋田市住の詩人、畠山義郎さんの全詩集がコーサック社から出版された。
5月5日発行日のこの全集が届いてから早や3ヶ月になろうとしているが、まだ読めずに
いる。327ページということに手間取っているのではなく、ちょっとした威圧感?さえ感じ
て、なんとなく足踏み・・・。
畠山さんは、ここ数年次々に著書を発行されている。その意気込みにただただ敬服。
そろそろ読み進まなければ・・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする