昨日、秋田県現代詩人協会の今年最後のイベント、秋田の詩祭「詩表現を楽しむつどい」
が秋田市で開催された。
今回は、長い間朗読という表現活動を行ってこられた安倍眞壽美氏(ひいらぎの会)と、
谷 京子氏(グループかぜ)の第一人者お二人を同時にお招きしての開催。
安倍氏は明るく臨場感のある表現で、作品の中にある情景に沿うように時折三味線の音
をまじえての朗読。
谷 京子氏は台本無しの全編暗誦での朗読。声の質感、表情を静かに加え、さらに音響
の福田氏が情景効果を増幅する。
朗読することについての考え方、意義、力点などなど、参加した市民の方を含め反応は
大きく、会員からは、あらためて朗読表現の良さと難しさを感じたとの意見もあった。