千秋公園のハスの花。高貴な感じ。
300年余の歴史を重ねてきた秋田市土崎の伝統行事「土崎港曳山まつり」が、今(22:30)「戻り山車」(もどりやま)で最高潮に達している。都合があって実況できないが、今日の日中の画像をUP。
昨年12月、全国33の「山鉾・屋台行事」行事の一つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録された祭典である。だから?・・・そう言っては事が進まない。ここ土崎は、まず、人。いい意味で、土崎の”崎”を誇らしげに、皆さんも他地区の人も通称で”ザキ”という。だから土崎の人を”ザキ衆”なんていう。当人にとっては誇りなんだね。
”ザキ”から離れて住んでも、この日が近づくと元に戻ってしまう。帰巣本能かな・・?連綿と続くことの”美しさ”に感謝したい。
近くまで行ったので、昨日オープンした「秋田市新屋ガラス工房」へ立ち寄ってみた。
広い敷地に街並みにあわせたデザインの建物。中はギャラリーと工房で、これまた素晴らしい空間。ガラス作家の作品展が同時開催されていた。
同地区にある公立美術大学とジャンルも世代もつながりが強くなった感じがする。
(一時の箱もので終わらないよう、切に願う)
「海市」第8号の合評会を初めて野外で行った。真夏日が続いていたので野外はきついかと思っていたが、大きなケヤキの下は涼しい風が抜けて心地よく、2時間半、いい時間を過ごした。
吉田文憲さんの詩集『花輪線へ』(1981年6月20日初版 砂子屋書房)と再会?した。
36年前に出版されたこの詩集は、吉田さんの記念碑的な詩集。当時、鮮烈な印象をもったという記憶はあるが、残念ながらフレーズまでは覚えていなかった。
平日、自由に歩ける年齢になったことをよしとして久々に図書館に行った。検索PCに思いつくタイトルや詩人の名前を打っていたら、『花輪線へ』がヒット。書庫に3冊あり、1冊のみ貸出可というので借りて来た。
学生時代を含め帰郷時に何回かお会しているが、『花輪線へ』についての話をした記憶がない。ということは手にしたことがなかったのだろうか。読んだと勝手に思っていたのかも知れない。36年前に戻って?味読しなければ・・・。