昨日、第10回「彩雅会展」に行ってきた。
この会展に初めて行ったのは3年前だったか。
私の所属する詩とエッセイ誌「海市」の同人である細部氏が、この会に所属しているというのがきっかけであった。
水彩画というのは、実はその時まで直接鑑賞する機会がなかったのだが、以降、繊細でやさしい画調に魅かれた。
今年の出展数は、主宰者の作品3作を含め15名全63作品。
贔屓目と思われようが?ここは細部氏のことのみにて・・。
(残念ながら本人がいなかったので、作品撮影は遠慮した。ここに貼り付けたかったのだが・・・)
彼の出展数は7作。その中で「西日通り」に魅かれた。
静物画「秋の拾いもの」に描かれた、洋酒の瓶と枯草のシャープな表現に惑わされながらも・・・・。
「西日通り」は、街角のある情景を切り取ったクールな感性を表現したように思えた。
硬質で「つんっ」としていていい。
素人の私には上手く言い表せないが、信号で止まっている?車の影と街路樹の影が、
その方向性、角度からして柔らかくやや不一致の揺れを見せているのがまたいい。
「晩秋」は稲刈り後の田圃を手前にした構図。縦の画角で遠近を強調していた。
「秋のシルエット」は公立美大と思われる倉庫とイチョウの大木。
これまで観てきた彼の樹木、葉の表現が如実に出ていた絵だと思った。
今回は、「海へ行く道」「朝」「晩秋」など縦の画角に挑んだテーマだったのかな?と感じたが、
さてさてさて・・・どうなんだろう。そのうち聞き出そう。
コロナウイルス感染症拡大が進む中、開催に難儀したこととは思うが、
入り口でのマスク着用掲示、氏名と電話番号記入の記帳、記帳筆記具の都度消毒など、
受付対応はしっかりとしていてなんら不安はなく、関係者の熱意を感じたひと時であった。感謝。
会期は残念ながら明日まで。
当ブログの影響力は全くないが、今のコロナに関する状況を鑑みこの時間でのUPとした<(_ _)>。
会期日時:5月14日(金)から16日(日) 10:00~16:00
開催場所:アトリオン(秋田市中通2丁目3−8)3階展示室A,B
入場料 :無料
その他 :駐車場はなし。会場付近の有料駐車場ご利用を。
久々に自転車に乗って秋田市中心部をぶらぶら。
車の運転とは違い気ままに小路へ入ったり止まったりと、思うように動けるから気持ちがいい。
交差点やT字路など車との接触リスクはあるが、気を張って行動する分、少しは”脳の活性化”に繋がっているかも・・・?
市立中央図書館明徳館へ。駐車場が狭いこともあって、この図書館を利用することは少ない。
どちらかと言えば近場の市立新屋図書館か県立図書館へ行くことの方が多い。
今日は調べたいことがあった訳ではなく、某氏の著書があれば見てみようか、という程度。館内、予想以上に人がいた。
長居せず早々と退館。
千秋公園へ。園内はツツジが咲きはじめていた。胡月池から見る斜面のツツジはまだまだで、
見事な色合いがそろうのはもう少し先のようだ。
本丸への階段の脇に「秋田犬ふれあい処」があり、秋田犬2匹が観光客のシャッターを浴びていた。
係の人が3人いて、エリア内に入る人の検温と手指消毒などのコロナ対策。
当方は遠巻きに見ながら通過!
佐竹小路を中央警察署裏の古川堀端通りへ曲がり、秋田広小路教会の向かいにあるポケットパークから
建設中の『あきた芸術劇場「ミルハス」』を眺める。
2022年6月オープン予定。あと1年足らず。コロナが終息していればいいのだが。
旭川を渡って大町1丁目。かつて横町通りにあった旧大島商会のレンガ建屋(国登録有形文化財)が、
「あきたまちなか観光案内所」として移築完成していた。千秋公園同様、観光客?が多くいた。
それとも物珍しさの市民?ここも近寄らず遠めに撮影!。
その隣りにあるジャズ喫茶「ロンド」。懐かしい。若い頃それなりに通っていた。
そしてその隣り、今は「デザインショップ贔屓」とかのようだが、昔は確か「石井パン屋?(菓子舗?)」で、
詩誌「匪」初期の頃、数回利用した会合場所だった。お菓子を注文することで
2階の部屋を数時間借り切ることが出来るシステムだったと記憶する
(思い返したら・・えっ?半世紀も前のことだ!)。
大正か昭和初期頃から秋田の文人たちが利用した場所だと聞いたことがある。
(石井パン屋は、もしかして「あきたまちなか観光案内所」があるところだったか??)
茶町通りへ入ると画材とギャラリーの「彩画堂」。知人画家の個展などでよく来ていた。
秋田の画家にとってはお馴染みの、あって当たり前の店と知人は言っていた。
そこから南へ進み、すずらん通りの西端、この長屋のような建物の一角に「〇〇古書店」があったが、
今は飲食店のようだ。秋田では老舗古書店のひとつで、「秋田豆本この会」だったかの豆本出版もしていたと記憶する。
かくして、行き当たりばったりの自転車市内巡りは、
自分の歳を改めて感じる懐古的な時間であった・・・。
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