長野県小谷村にある栂池自然園に行ってきました。あいにくの曇り空でしたが、垂れ込めた雲の下から見える色付いた山々や高山特有の木々の姿、流れる靄の中での紅葉など、趣のある景色を堪能できました。散策道は整備されていますが、勾配がきつい所や石や岩がむき出しになっている所もあるので、特に靴は相応の物が必要となります。
前に訪れた時はそんなにでもありませんでしたが、木道の散策道は所々傷みが目立つ箇所があり、補修工事が行われていて、通行止めになっている所がありました。栂池自然園の記事は、今回と次回で2回に分けて投稿したいと思っています。
(※掲載枚数と文章量がいつもより多くなっています。写真は32枚あります)
👇栂池自然園のマップです。
(※少し見にくいですが、画像をクリックすると別タブで開き、大きな画像で見る事が出来ます)
まずは【栂池ゴンドラリフト「イヴ」】に乗り、自然園入口へと向かいます。《栂池高原駅-白樺駅-栂の森駅》の3駅がありますが、自然園に行くには白樺駅を通過して、栂の森駅へと進んで行きます。
ゴンドラの中で見た白馬鑓ヶ岳(左)と杓子岳(右)です。
途中駅の白樺駅(1枚目)と駅近くのアクティビティ施設(2枚目)です。
上へと登って行きます。
終着駅の栂の森駅が近づいてきました。
ゴンドラの栂の森駅を降り、歩きで【栂池ロープウェイ】乗り場へと向かいます。
大人数で乗るロープウェイ内では、窓の近くでないと外の写真は撮れないため、ロープウェイ内での写真は撮っていません。1枚目はロープウェイ乗り場へ行く途中、2枚目はロープウェイを降りた後の景色です。
ロープウェイを降りて少し歩けば、受付がある「ビジタセンター」を含む建物群が見えてきます。ビジターセンターの中を通り、栂池自然園の入口に着きました。山々の木々は色付き、入り口からでも目を楽しませてくれています。散策開始です。
風穴です。風穴内では7月でも残雪が見られます。
散策道を進んで行きます。
山肌に名も無き滝の流れが見えます。
2枚目は滝のある風景を遠景で撮ってみました。右上に滝が見えます。
標高1870mのワタスゲ湿原周辺の景色です。
奥に見える赤い屋根の建物は「栂池ヒュッテ記念館」、黒っぽい屋根の建物は「ビジターセンター」になります。
途中で見た植物たちです。
👇ハクサンシャクナゲでしょうか、放射状に広がった長楕円の葉が特徴的です。
👇葉の鋸歯の感じから、ウラジロナナカマドのようです。
👇しわしわになっていますが、ヒロハツリバナの実だと思います。
👇ゴゼンタチバナの実です。
(撮影日 2022/10/15)
次回に続きます。
ここから見える白馬三山の眺望は特に好きです。
今は怪我で出かけられないので、晩秋の様子を観られて良かったです。(*^^)v
栂池自然園は結構広く湿原もあるので、夏も色々な高山植物が目を楽しませてくれますね。景色も素晴らしく散策していて飽きない場所です。湿原では青空が一瞬見える事もありましたが、間近にある白馬三山は見えないままでした。木々の葉や草花の葉が赤く染まる中、常緑針葉樹のオオシラビソの青い松ぼっくりがまだ残っていたので、また次回に載せますね^^
ケガで行動が制限される事もあるかと思いますが、あまり無理をせずにゆっくり養生なさってください。