久しぶりに御代が池に行って来ました。
ここに三日、お約束のように霧が立ちこめている都道を超え、
風が吹きすさぶ御代が池入り口から、
まるでフィールドアスレチックのような山道を通り抜け、
池に辿り着きます。
あんなに風が吹いていたのに、とても静かな小さな池。。。
この池のまわりには、その昔、ニオイエビネがたくさん繁茂していたそうです。
その、可憐でかぐわしい姿を愛でる心がため、
盗掘が繰り返され、激減してしまった・・・そうです。
実は最近も、一株、なくなってしまったそうで、
『これはニオイエビネです。盗らないで下さい』って立て看板するか?とか、
本物の代わりに絵でも置くか?とか、
かなり本気で話し合われている・・・みたい。
美しいから、めずらしいから、
手折って自分だけのものにしたくなる気持ちは、
わからないではありません。
でも、
美しいのはなぜなのか?
美しい姿は、いったい何が創り出しているのか?
もっと違う見方が出来れば、
自分だけのモノにしようなんてぇ気持ちは、
フッ飛んでしまうに違いありません!
本当に少なくなってしまった野生のニオイエビネラン。
ラッキーなことに、今日は本物に出会えました♪
今年も来年も再来年も、ずーーーっと此処に居られますように!