御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

コウボウの筆?

2012-05-24 05:39:29 | at 鎌倉

コウボウムギは、砂浜の、割と前の方に陣取る植物です。

地下茎を延ばし、その節々から新しい芽を出すそうで、

この子らは砂浜に根を張って砂を押さえる効果も生みます。

生育する砂浜を選ぶ?らしく、自然海浜が少なくなって来ている昨今、

減少している海浜植物だそうです。

 

実は食べられます。

プチプチとしていて結構楽しい食感です。

ただ、ごわごわした殻が口にあたる;;;

ちゃんと脱穀して食べたいですな。。。

 

古い茎が、その昔、筆に使われたこともあるとかで、「筆草」とも。

 

筆なら弘法大師?ってな感じで、コウボウの名をつけられたらしいですが、

「筆草」の、ほうが情感がある ♪・・・ような気がします。

 

雌雄で穂の色が違い、これは雌株。

今、見頃です ♪

コメント