マユミの実が色づいてきました。
八島湿原の周りにはこのマユミの木がたくさんあります。6月ごろ八島に来られたことのある方ならわかるかもしれませんが、春、マユミの木にはたくさんのちっちゃな毛虫がつきます。
(写真:みつい)
出会ったことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。糸にぶらさがって降りてくる毛虫たち…。ミノウスバの幼虫たちです。
うねうねうねうね…。
幼虫は結構目立つので知っていましたが、大人のミノウスバには会ったことはありませんでした。
でも、今日会うことができたのです。
大人ミノウスバ
マユミの枝にたくさん。ちょうど産卵シーズンだったようです。
交尾する成虫と卵(左下)。
細かい卵たち。黒く見えているのは成虫の毛です。
ミノウスバは卵で越冬、春に孵化、さなぎで夏をすごして秋に羽化してマユミに産卵するそうです。
さなぎで夏をすごすのですね。だから夏の間は姿をみることがないのか。幼虫は結構インパクトあるのに、夏の間は見ないからいつの間にか存在を忘れてしまう。今日偶然出会わなければきっと来春まで忘れていたことでしょう。卵の位置も確認できてよかったです。来年はその位置にチビたちが…笑
余談ですが、ついこの間、大量のミノウスバの幼虫がマユミの枝から落ちてくる夢を見ました。ミノウスバとの再会が近いことを示していたのでしょうか…。
ま
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