初めまして、ジュニア野菜ソムリエの八巻衣津美と申します。
朝目覚めて、いかに今日の晩酌を楽しむかをウキウキしながら考えて
一日のスタートを切る程の食いしん坊で、
子どもたちも私に似たのか、
ご飯を食べ終わった途端に次の食事の内容を聞いたりします(笑)
もう人生の折り返し地点ですが、
将来の夢はスイーツな居酒屋をこぢんまりと作ることなんです♪
食に関するいろいろな資格を取得するために日々勉強しています。
去年は調理師免許を取得しました。
現在は製菓学校に通い、来年製菓衛生師の受験を控えています。
さすがにこの年齢では脳内の劣化が激しく、記憶力の悪さに涙が出ますが…
少しでも夢に近づけるように頑張っているところです。
目下の悩みは、中学生の息子の「給食が苦痛」というひとこと。
自家給食だった小学校とはかけ離れているようで、
家ではあれほどおかわりをする息子が必ず残してしまいます。
それは決して好き嫌いではなく、他の子たちも同意見でしたが
油ぎっているとかパサパサしているとかの調理法の様です。
沿岸部の未だに満足な量の給食が出ない地域の方々からすれば
大変贅沢な悩みで申し訳ありませんが、言わせてください。
「食」は「喜び」です。単なる「エネルギー補給」ではありません。
食べ盛りの中学生たちがお残しをするという現実を、
もう少し真剣に考えても良いのではないでしょうか。
ご飯一粒、おかず一口、汁物一滴でも大事に残さずに食べる、
それが「(命を)いただきます」の基本だと思っています。
どうしたら改善してもらえるのか、もしご存知の方は是非ご教授ください。
さて私がジュニア野菜ソムリエになってから2年以上経ちますが、
この資格は家族に多大なる変化を与えました。
まずは主人。
肉食だった人が「身体が欲している」と、野菜を率先して食べるように
なりました。
次に息子。
生産者の顔写真付きの地産品が好きで、大事に育てられた野菜の効能などを
私の辞典で調べたりします。
最後に娘。
この子の妊娠中からトマトばかりを食べていた為か、無類のトマト好き。
ベランダで一生懸命栽培中で、赤く色づくのを待ち侘びているところです。
この様に、この素晴らしい資格は私たち家族の食卓と会話をとても豊かにして、
素敵な先輩方との出会いまで与えてくれました。
ますますこの輪が広がりますよう祈念します!
次のバトンは、料理教室の先生として活躍中の沼田公美さんにお渡しします。