VFCみやぎ野菜ソムリエの輪：松村 果さん

ＶＦＣみやぎの皆様へ・・・
松村　果（まつむら　このみ）と申します

何故ソムリエになったの・・・
野菜ソムリエには以前から興味があったのですが、
前回ご登場された大野順子さんに楽しげなお話を伺ったことが始まりです。

私は食空間コーディネーター（テーブルコーディネーター）をして
おり、昨年展示会で
「野菜のパワーで元気いっぱいの食卓風景」を
コーディネートしました。
その際、野菜について色々と調べるうちに興味が深まり

その流れでＪＲマイスターを受講していました。
学んでみると、更に知りたいことが増えてしまいました。

 

今の関心事は・・・
「人は食べ物からできている」と言われるように、

口から入ったものがその人の体を作ります。
でも栄養があるものを、ただ口に入れるだけで

健やかに暮らせるのでしょうか？

昨今、食卓の乱れが指摘されていますね。
核家族化、共働き化、子どもの塾や習い事の増加で忙しい中

子どもたちにも「孤食」が広まり、年配者の独り暮らしも増加し

家族で食卓を囲むことが少なくなってしまいました。

昔から食卓は家族の中心であり
団欒の場であることはもちろん
躾（しつけ）、教育の場でもありました。
食卓を囲んで様々なことが親から子へ子から孫へと伝えられてきました。

残念なことに、現在は食卓も、食事そのものも
ないがしろにされつつあります。
それでは本当の豊かさが手に入るとは思えませんよね。
とは言っても、私自身も子育て中の母として

反省すべき点がたくさんなのですが・・・

食事は人の肉体ばかりでなく、精神をも育んでいます。
つまり、人は「食物」で出来ていて
人は「食卓」で育てられるのだと思うのです。

食空間コーディネート協会では、

食育の一環としての「卓育」活動を広げています。
日本の食卓・食空間・生活文化を
楽しく・美しく・快適に変えて、

心豊かな食空間と暮らしを目指しています。

テーブルコーディネートと聞くと、食卓を飾り立てたり

面倒なマナーを守ることと捉えられがちなのですが、
本来は、そこに集う人々が楽しく快適に食事する為のものです。

まずは週に1度でも家族全員で食卓を囲む時間を
大切にしたいと思います。

 

偉そうに力説してしまいましたが・・・
私などまだまだ力不足で、学ぶべきこともたくさんあります。

先日はベジ＆フルビューティーの講座を受講し

濃い～内容に大変満足しました。
今は試験に向けて頑張って勉強しているところです！

これからは・・・
ベジ＆フルで得たものと卓育活動とを融合させて
日々を大切にし、心豊かな食空間・暮らしを
すすめていけたら・・・と心より願っております。

 

 

 

次は斎藤　夕紀さんに野菜ソムリエの輪のバトンをお渡しいたします。

 

 

ジュニアマイスター
食空間コーディネーター
ジャパンテーブルアーチスト協会認定講師
フードコーディネーター
ラッピングコーディネーター　　　　　　　　　　　　　　松村　果