切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

本日草月ホールで、立川志らくの落語を聴いてました!

2010-11-06 23:59:59 | 新釈落語噺
今日は当たりでした!談春もいいけど、志らくもいいな!おまけに、今日は十代目金原亭馬生について志らくが語るという回で、馬生の好きなわたしとしては得した気分!ほんと、行ってよかった!演目は「疝気の虫」と「柳田角之進」!

今日の公演はぴあ主催の「落語入門」という内容で、第一部が立川志らくで第2部が立川談笑!どこが「入門」なんだという問題はさておき、充実した内容でした!

「疝気の虫」は現代的なやり方(?)の爆笑落語で、「柳田角之進」は比較的クラシックな演出って感じですかね。

今まで志らくというと、良くも悪くもつんのめるようなスピード感という印象だったんだけど、今回はせかせか感より緩急自在な感じで、安心して聞けました。(まあ、わたしの志らくに対するイメージが古いのかもしれないけど・・・。)

本人も言っていたけど、この人のルーツって古今亭の芸だっていうのが、今日はなんとなくよくわかりましたね。(金原亭馬生の芸を談志流のスピード感でやると志ん朝になるって、ナルホドって思ったし!)

そして、「柳田角之進」は個人的には意外に感じた演目でしたが、古今亭の人情話が悲惨であってもどこか楽しいみたいなニュアンスというか・・・。いやあ~、こういうのもさすがに巧い!

帰りに本屋さんで志らくの新刊も買ってしまったし、しばらく通おうかな~なんて思いました!談春よりチケット取りやすいし!

立川流鎖国論
立川志らく
梧桐書院
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